SBC湘南美容クリニック 医師
渡邉 大洋(わたなべ ひろうみ)
患者さま一人ひとりの理想や悩みに寄り添い、医学的根拠に基づいた安全で効果的な美容医療を提供することを大切にしています。
対面診療では相談しづらいような悩みもオンラインクリニックの強みを生かして相談しやすい環境を提供していきます。
■略歴
佐賀大学医学部医学科 卒業
佐賀県医療センター好生館/佐賀大学医学部附属病院(たすき掛け) 臨床研修修了
SBCオンラインクリニック入職
SBCオンラインクリニック院院長就任

「グローミンは本当にEDに効果があるの?」「塗るだけで勃起力や性欲の改善が期待できる?」と気になっている方もいるのではないでしょうか。
グローミンは、男性ホルモンの一種であるテストステロンを配合した外用薬です。性欲の低下や勃起力の衰え、男性更年期症状などに対して用いられることがあります。
一方で、バイアグラやシアリスなどのED治療薬とは作用の仕組みが異なるため、「どのような症状に向いているのか」「どれくらいで効果が期待できるのか」を正しく理解しておくことが大切です。
本記事では、グローミンに期待できる効果や正しい使い方、副作用、ほかのED治療薬との違いについてわかりやすく解説します。グローミンの使用を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
SBC湘南美容クリニック 医師
渡邉 大洋(わたなべ ひろうみ)
患者さま一人ひとりの理想や悩みに寄り添い、医学的根拠に基づいた安全で効果的な美容医療を提供することを大切にしています。
対面診療では相談しづらいような悩みもオンラインクリニックの強みを生かして相談しやすい環境を提供していきます。
■略歴
佐賀大学医学部医学科 卒業
佐賀県医療センター好生館/佐賀大学医学部附属病院(たすき掛け) 臨床研修修了
SBCオンラインクリニック入職
SBCオンラインクリニック院院長就任
グローミンとは、男性ホルモンの一種である「テストステロン」を有効成分として配合した外用薬です。主に男性更年期症状や性欲の低下、勃起力の衰え、早漏など、男性ホルモンの減少が関係すると考えられる症状に対して使用されます。
一般的なED治療薬が飲み薬であるのに対し、グローミンは塗り薬である点が大きな特徴です。男性の場合は、陰のうやあご下、腹部などに塗布して使用します。特に陰のうはテストステロンの吸収率が高いとされており、効率よく有効成分を取り込める部位として知られています。
一方で、すべてのEDや早漏に効果が期待できるわけではなく、症状の原因によっては十分な効果が得られない場合もあります。まずは自分の症状の原因を把握したうえで、適切に使用することが大切です。
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男性ホルモン補充

グローミンには、男性ホルモンであるテストステロンが配合されています。そのため、単に勃起を促すのではなく、男性ホルモンの不足によって生じるさまざまな症状へアプローチできる可能性があります。
ここからは、グローミンに期待できる具体的な効果について詳しく解説します。
グローミンには、男性ホルモンであるテストステロンを補うことで、低下した性欲の改善をサポートする効果が期待されています。
テストステロンは、性欲を維持するうえで重要な役割を担うホルモンです。そのため、加齢やストレスなどによってテストステロンの分泌量が減少すると、「性的な興味がわかない」「以前より性欲が落ちた」といった症状が現れることがあります。
グローミンは、不足したテストステロンを皮膚から補うことで、男性ホルモン不足に伴う性欲低下へアプローチします。実際に、添付文書でも「性欲欠乏」や「性感減退」が効能・効果として認められています。
ただし、グローミンは使用後すぐに性欲を高めるような即効性のある薬ではありません。また、性欲低下の原因がストレスや精神的な要因、睡眠不足などにある場合は、十分な効果が得られないこともあります。
そのため、男性ホルモンの低下が関係しているケースで効果が期待できる薬と理解しておくことが大切です。
参考:
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24697970/
グローミンには、男性ホルモン不足によって生じるEDの改善をサポートする効果が期待されています。
勃起は、陰茎への血流だけでなく、性欲や性的興奮なども関係して起こる現象です。テストステロンは性欲を維持するだけでなく、正常な勃起機能にも関与しているため、分泌量が低下すると「勃起しにくい」「硬さが足りない」「途中で萎えてしまう」といった症状が現れることがあります。
グローミンは、不足したテストステロンを補うことで、男性ホルモン低下に伴う勃起機能の低下へアプローチします。添付文書でも「勃起力減退」や「陰萎(勃起機能の低下)」が効能・効果として認められています。
ただし、グローミンはバイアグラやシアリスなどのPDE5阻害薬のように陰茎の血流を直接増やす薬ではありません。そのため、血流障害が原因のEDでは、十分な効果が得られないことがあります。
特に40代以降のEDは血管の老化が関係しているケースも少なくないため、グローミンだけで改善しない場合は、医療機関で原因を調べたうえで適切な治療を受けることが大切です。
参考:
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17285782/
グローミンを使用することで、早漏の改善につながる可能性もあります。
近年では、テストステロンと射精機能の関連についても研究が進められており、男性ホルモンの低下によって性機能全体が衰え、射精をコントロールしにくくなるケースがあると考えられています。
また、性欲の低下や勃起力の低下によって性行為への自信を失い、それが早漏につながっている場合もあります。
グローミンは、不足したテストステロンを補うことで、こうした男性ホルモン不足に伴う性機能の低下へアプローチします。その結果として、早漏の改善が期待できるケースもあるのです。
ただし、グローミンには射精を直接遅らせる作用はありません。
また、早漏の原因は心理的な緊張や不安、過敏な神経反応などさまざまです。そのため、すべての早漏に効果が期待できるわけではなく、症状によっては早漏治療薬やカウンセリングなど、別の治療が適している場合もあります。
【関連記事】早漏治療の方法とは?原因・治療薬・費用までわかりやすく解説
参考:
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC8761237/
グローミンは、男性更年期障害(LOH症候群)の症状改善にも役立つ場合があります。
LOH症候群とは、加齢やストレスなどによってテストステロンの分泌量が低下し、心身にさまざまな不調が現れる状態です。女性の更年期障害と比べると認知度は高くありませんが、40代以降を中心に発症することがあるとされています。
主な症状としては、以下が代表的です。
| 症状の種類 | 主な症状 |
| 性機能症状 | 性欲低下、勃起力低下、朝立ちの減少 |
| 精神症状 | やる気の低下、イライラ、不安感、抑うつ気分 |
| 身体症状 | 疲労感、筋力低下、発汗、ほてり |
グローミンは、皮膚からテストステロンを補充することで、こうした男性ホルモン不足に伴う症状の改善をサポートします。
ただし、疲労感や気分の落ち込みは、ストレスや睡眠不足、ほかの疾患によっても起こります。そのため、症状が長期間続く場合は自己判断せず、医療機関で相談することが大切です。
参考:
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26886521/

グローミンの効果が現れるまでの期間には個人差がありますが、一般的には3日〜2週間程度を目安に性欲や活力、性機能の変化を実感するケースが多いとされています。
なお、添付文書では「1か月程度使用しても症状の改善がみられない場合は医師または薬剤師へ相談すること」とされています。
継続して使用しても変化がない場合は、自己判断で使用量を増やすのではなく、医療機関へ相談し、症状の原因を確認することが大切です。
グローミンを使用しても効果を実感できない場合は、男性ホルモン不足以外の原因が関係している可能性があります。
グローミンは、テストステロンの分泌低下に伴う性機能の衰えへアプローチする薬です。そのため、症状の原因が男性ホルモン不足ではない場合は、十分な効果が得られないことがあります。
たとえば、EDの原因は、以下のようにさまざまです。
特に40代以降では、男性ホルモンの低下だけでなく、血管の老化による血流障害が関係しているケースも少なくありません。このような場合は、グローミンよりもPDE5阻害薬による治療が適していることがあります。
また、使用方法が適切でないことも原因の一つです。使用回数や塗布量が不足していたり、十分な期間継続できていなかったりすると、本来の効果を実感しにくくなります。

グローミンの効果を十分に得るためには、用法・用量を守って正しく使用することが大切です。
グローミンの正しい使い方は、以下のとおりです。
症状が改善した後は、使用回数を1日1回へ減らしましょう。使用前後は手をよく洗い、薬剤がパートナーへ付着しないよう注意することも大切です。
また、初めて使用する場合は、事前にパッチテストを行うことが推奨されています。チューブから5mm程度取り出し、内股など皮膚の薄い部分へ塗布したうえで、翌日までに発赤やかゆみ、かぶれなどが出ないことを確認してから使用しましょう。
なお、グローミンは以下の部位には使用できません。
グローミンは男性向けの医薬品というイメージがありますが、女性が使用すること自体は禁止されていません。
実際に、グローミンの添付文書には女性向けの効能・効果として「女性恥部無毛症」や「乳汁の分泌抑制」が記載されています。そのため、適応となる症状がある場合には、女性が使用することも可能です。
女性の場合の推奨される使用方法は以下のとおりです。
ただし、グローミンには男性ホルモンであるテストステロンが含まれているため、自己判断で美容やアンチエイジング目的に使用することはおすすめできません。
また、妊娠中または妊娠している可能性がある方、授乳中の方は使用できません。女性が使用する場合は、必ず効能・効果や用法・用量を確認したうえで、必要に応じて医師や薬剤師へ相談することが大切です。

グローミンは、使用後に副作用が現れる可能性があります。添付文書で報告されている主な副作用は、以下のとおりです。
また、女性が使用した場合は月経異常や変声などの男性化症状が現れることがあります。添付文書でも、これらの症状がみられた場合は直ちに使用を中止し、医師または薬剤師へ相談するよう案内されています。
なお、発疹やかぶれが強い場合や、血圧上昇など普段と異なる症状が現れた場合は、無理に使用を続けないことが大切です。副作用が疑われる際は使用を中止し、添付文書を持参したうえで医療機関や薬剤師へ相談しましょう。

ここからは、グローミンを使用する前に知っておきたい注意点について詳しく解説します。
グローミンは、特定の疾患や症状がある方は使用できません。場合によっては病気の進行や症状の悪化につながるおそれがあるため、使用前に必ず確認しておきましょう。
添付文書では、以下のような方は使用しないこととされています。
特に注意したいのが前立腺疾患です。テストステロンには前立腺へ影響を与える可能性があるため、前立腺腫瘍のある方や、その疑いがある方は使用できません。
また、添付文書では50歳以上の男性に対して、使用前に前立腺検査を受けることが推奨されています。加齢とともに前立腺疾患のリスクが高まるためです。
さらに、継続して使用する場合も定期的な前立腺検査が必要とされています。EDや性欲低下の原因が必ずしも男性ホルモン不足とは限らないため、持病がある方や健康面に不安がある方は、使用前に医師へ相談することをおすすめします。
グローミンを使用している間は、ほかの男性ホルモンを含む医薬品との併用は避ける必要があります。
ほかの男性ホルモン製剤と併用すると、体内に取り込まれる男性ホルモン量が過剰となり、副作用のリスクが高まる可能性があるからです。
たとえば、以下のような医薬品には注意が必要です。
特にトノスは、グローミンと同じくテストステロンを配合した外用薬です。局所麻酔成分なども含まれているため、自己判断で併用すると副作用のリスクが高まるおそれがあります。
また、医療機関でED治療や男性更年期治療を受けている方は、処方薬との重複にも注意が必要です。グローミンは一般用医薬品ですが、現在使用している薬との相性によっては使用が適さない場合もあります。
そのため、医師や薬剤師へ相談する際は、処方薬だけでなく市販薬やサプリメントも含めて、現在使用しているものを伝えるようにしましょう。安全に使用するためにも、自己判断での併用は避けることが大切です。

グローミンの使用を検討している方のなかには、「バイアグラやシアリスと何が違うの?」「トノスとどちらを選べばよいの?」と疑問に感じている方もいるのではないでしょうか。
ここからは、グローミンとほかのED治療薬・男性ホルモン薬との違いについて詳しく解説します。
グローミンとバイアグラ、シアリス、レビトラなどのPDE5阻害薬は、どちらもEDに使用されることがありますが、作用の仕組みは大きく異なります。
最も大きな違いは、「男性ホルモンを補う薬」なのか、「陰茎の血流を改善する薬」なのかという点です。
| 項目 | グローミン | PDE5阻害薬 |
| 主な成分 | テストステロン | シルデナフィル、タダラフィル、バルデナフィルなど |
| 作用 | 男性ホルモンを補充する | 陰茎の血流を改善する |
| 主な対象 | 男性ホルモン不足によるED | 幅広いED |
| 即効性 | 比較的低い | 比較的高い |
| 性欲低下への作用 | 期待できる | 基本的に期待できない |
たとえば、「性欲そのものが低下している」「男性更年期の症状もある」といった場合は、テストステロン不足が関係している可能性があり、グローミンが適していることがあります。
一方で、「性欲はあるのに勃起しない」「途中で萎えてしまう」といった場合は、陰茎への血流不足が原因となっているケースも多く、PDE5阻害薬の方が効果を期待しやすいでしょう。
なお、両者は作用機序が異なるため、症状によっては医師の判断のもとで併用されることもあります。
ただし、自己判断での併用は避け、必ず医師や薬剤師へ相談したうえで使用することが大切です。
ED治療薬については、以下の記事でも詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。
【関連記事】ED治療薬を徹底比較|効果が出るまでの時間・硬さ・持続力・コスパ
グローミンとトノスは、テストステロンを含む外用薬ですが、期待できる効果や適した症状には違いがあります。
グローミンは、テストステロンを補うことで、性欲減退や勃起力の低下、男性更年期症状などへアプローチする薬です。そのため、「最近性欲がわかない」「以前より活力が落ちた」といった男性ホルモン不足が疑われる方に向いています。
一方のトノスは、テストステロンに加えて局所麻酔成分などが配合されており、亀頭の過敏性を抑えることで早漏の改善をサポートします。そのため、「挿入後すぐに射精してしまう」「射精をコントロールできない」といった悩みが中心の場合は、トノスの方が適しているケースもあります。
ただし、どちらの薬も症状の原因によって効果の感じ方は異なります。「性欲低下が中心ならグローミン」「早漏の改善を重視するならトノス」というのが一つの目安ですが、自分の症状に合った治療法を選ぶことが大切です。
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加齢による早漏防止
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med.は「SBC湘南美容クリニック」と提携しており、医師が診察し、あなたにあった処方を提案してくれます。また、オンラインでは不安な場合や、医師が必要だと判断した場合は、対面診察も受けられます。
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どの種類が自分に合いそうかわからない場合も、まずは医師にご相談ください。
本記事では、グローミンの効果や使い方、副作用、ほかのED治療薬との違いについて解説しました。
グローミンは、男性ホルモンであるテストステロンを配合した外用薬です。男性ホルモン不足に伴う性欲低下や勃起力の衰え、早漏、男性更年期症状などに対して効果が期待されています。
一方で、バイアグラやシアリスのように陰茎の血流を直接改善する薬ではありません。そのため、血流障害が原因のEDでは十分な効果が得られない場合もあります。
また、グローミンには副作用や使用上の注意点もあります。自己判断で使用を続けるのではなく、症状が改善しない場合や持病がある場合は、医師や薬剤師へ相談することが大切です。
EDや早漏の原因は一人ひとり異なります。自分に合った治療法を選ぶためにも、必要に応じて医療機関やオンライン診療を活用し、適切なアドバイスを受けるようにしましょう。
参考:
https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_otc?japic_code=J0601003773
治療等の費用
・トノスを使用する早漏治療薬です。1本4,980円(税込)
・グローミンを使用する男性ホルモン補充治療薬です。1錠4,158円(税込)
副作用
・トノスの主な副作用として、発疹・発赤・痒み・かぶれ・はれ・水疱・ニキビなどの皮膚アレルギー症状などが報告されています。
・グローミンの主な副作用として、発疹・発赤・痒み・かぶれ・はれ・水疱・ニキビなどの皮膚アレルギー症状などが報告されています。
お問い合わせ
med.カスタマーサポートまで。