SBC湘南美容クリニック 医師
脇山 清香(わきやま さやか)

「食事制限や運動を頑張っても結果が出ない」
「部分的に引き締めたい」
近年、このようなお悩みを持つ人に選ばれているのが、医療ダイエットです。
医師の管理のもとで、薬・注射・医療機器など医学的根拠に基づく方法を用い、短期間のダイエットを成功させたり、部分痩せも狙えたりします。一方で副作用や費用、ダウンタイムなどの注意点も把握しておくことが大切です。
この記事では、主要な手法を表で整理しながら、メリット・デメリット、費用感、安全性、いま注目のGLP-1製剤まで、初めての方にもわかりやすく解説します。
医師の管理のもとで、注射や飲み薬、医療機器などの医学的手段を用いて、体脂肪の減少や満腹感や食欲抑制による体重減少を行うダイエット方法です。その効果として、短期間での体形変化が見込めたり、通常のダイエットでは難しい部位(二の腕など)の引き締めも狙えます。
痩身エステは施術者に医師免許がなくても施術が行えますが、医療ダイエットは医療行為として実施されるため、医師免許が必須であるという違いがあります。
手法も、医療ダイエットは処方薬、注射、医療機器、必要に応じて外科手術が行われるのに対し、痩身エステはマッサージ、温熱、美容機器などが中心です。
そのため、同じ「ダイエット(痩身)」でも、痩身エステは理想のボディづくりのサポートという立ち位置といえます。部位・根拠・安全管理の考え方が大きく異なるため、違いを整理してから選ぶとミスマッチを避けやすくなります。
参考:https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC4119845

医療ダイエットは、大きく分類すると以下の3つに分けられます。
▼医療ダイエットの種類
| 種類 | 特徴 | 施術・処方例 |
| 内服薬・漢方 | 食欲抑制、脂肪吸収抑制、血糖コントロール、体質改善など全身的に作用 | 食欲抑制剤(サノレックス等)、脂肪吸収抑制剤(ゼニカル)、GLP-1内服薬(リベルサス) |
| 注射・点滴 | 食欲・血糖をコントロール、または局所の脂肪細胞にアプローチ | GLP-1注射(マンジャロ等)、脂肪溶解注射、ダイエット点滴など |
| マシン施術 | 超音波・電気刺激・冷却で脂肪や筋肉にアプローチ | EMS、HIFU、脂肪冷却など |
では、それぞれの特徴や施術・処方薬などについて詳しく見てみましょう。
まず、試しやすい内服薬や漢方薬です。それぞれ効果が異なるため、自身の体の状態や特徴に合うものを処方してもらえます。
▼内服薬・漢方薬の種類
| 種類 | 痩せる仕組み | 費用相場 | おすすめの人 |
| GLP-1内服薬「リベルサス」 | 血糖値の上がりすぎを抑え、食欲を抑えて食べる量を自然に減らす | 1万〜数万円台/月 | 注射に抵抗があり、まずは飲み薬で始めたい人 |
| 漢方「防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)」 | 体に溜まった老廃物や余分な水分を排出し、巡りを良くする | 数千円/月 | ・お腹周りが気になる人 ・便秘に悩んでいる人 ・痩せやすい体の巡りを目指す人 |
| 漢方「防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)」 | 水分代謝を高めることで体内の水分バランスを整え、余分な水分をスムーズに排出する | 数千円/月 | ・体がむくみやすい ・体力がなく、疲れやすい |
| 漢方「大柴胡湯(だいさいことう)」 | 肝臓での脂質の代謝を整え内側からサポート | 数千円/月 | ・便秘がちで上半身の張りが気になる人 ・リバウンドを繰り返している |
※これらの内服薬・漢方薬はmed.で処方可能です。リンクから各処方薬ページに移動できます。
「食欲」や「血糖」、「脂肪の吸収」に働きかけて、食べる量やため込み方をコントロールするアプローチです。基本は毎日の内服で、数週間〜数か月のスパンで体重やサイズに反映されやすくなります。
自己注射に抵抗がある人でも始めやすく、生活リズムに組み込みやすい点が利点です。
GLP-1注射を中心に、部分痩せの脂肪溶解注射、代謝上昇サポートの点滴などがあります。
▼注射・点滴の種類
| 種類 | 痩せる仕組み | 費用相場 | おすすめの人 |
| GLP-1注射 例「マンジャロ」「オゼンピック」 | 血糖値の上がりすぎを抑え、食欲を抑えて食べる量を自然に減らす | 7千~3万円/月 | ・薬だと飲み忘れてしまう人 ・食欲を抑えたい人 |
| 脂肪溶解注射 | 特定の部位の脂肪を溶かし、体外に排出する | 5千円~5万円/回 | 部分痩せをしたい人 |
| ダイエット点滴 | ビタミンやミネラルなどの脂肪燃焼を促進する成分を直接体内に投与する | 6千~1万円/回 | 全身の代謝を向上したい人 |
※リンクがある処方薬に関してはmed.で処方可能です。リンクから各処方薬ページに移動できます。
自己注射(週1など)や院内での注射・点滴によって、食欲のコントロールや部分痩せ、代謝サポートをねらえます。体重コントロールを短いスパンで実感したい方や、狙った部位のボリュームダウンを求める人に向いているでしょう。
マシン施術では、切らない痩身の人気が高く、部位を狙ってラインを整えやすいという特徴があります。
▼マシン施術の種類
| 種類 | 痩せる仕組み | 費用相場 | おすすめの人 |
| 脂肪冷却 | 皮下の脂肪だけを冷やし、数週間かけて体外に片付ける | 3〜10万円/回 | 二の腕、腹部、腰など「つまめる脂肪」を狙い撃ちしたい人 |
| HIFU | 高密度超音波の熱を脂肪層に集め、ボリュームダウンと引き締め | 5万~15万円/回 | たるみ感も同時に引き締めたい人 |
| EMS | 電気刺激で強い筋収縮を起こし、筋量アップと代謝向上を支援 | 1万〜3万円/回 | 運動が苦手で、施術で筋トレ効果を得たい人 |
医療ダイエットの施術には、一部に針穿刺や小切開を伴う機器治療も存在しますが、ここで挙げた3つは基本的に切りません。
また、体重よりも、周囲径やラインの変化が出やすい傾向があります。HIFUは直後から軽い引き締まりを感じる方もいますが、脂肪冷却やEMSは数週間かけて形が整っていくのが一般的です。
部位を指定して整えたい人や、ダウンタイムを最小限にしたい人に向いています。
ここまで、医療ダイエットの種類ごとの特徴を紹介しましたが、医療ダイエットを行うメリットについても見てみましょう。
▼メディカルダイエットのメリット
では、詳しく解説します。
医療ダイエットは、医師による問診・診察、さらに既往歴・服薬状況などを加味して処方や施術が行われます。たとえば、内服薬で吐き気や便秘などの副作用が出た際も、用量や服用タイミングの調整、処方の変更までワンストップで対応してもらうことが可能です。
専門家が並走してくれる安心感は、ダイエットの継続のしやすさにも直結するでしょう。
「食事制限しても全然変わらない…」という悩みを持つ人も、医療ダイエットなら短期間で変化を感じられる可能性があります。
自己流の食事制限や運動は、効果が出るまで時間がかかるケースがほとんどです。対して、医療ダイエットは血糖・脂肪・筋肉などに直接働きかけるものが多いため、変化を感じるまでの時間が短い傾向があります。
体重計の数字よりも先に、ウエストやフェイスラインといった見た目の変化が現れやすく、早く手ごたえを感じられることからモチベーションを維持しやすいでしょう。
運動や食事制限などの「強い我慢」を前提にしない点も、医療ダイエットの大きな特徴です。たとえばGLP-1系では満腹感の持続や血糖の安定化が起こり、自然と食べる量が落ちやすくなります。
そのため、ダイエットによるストレスを溜めにくく、「反動でドカ食いしてしまい、リバウンドした…」ということが起こるリスクも大幅に減らせます。
医療ダイエットは、目的や体質に合わせて、薬・注射・マシン施術を選べるという自由度の高さもメリットです。全身の体重を落としたい人はリベルサスやGLP-1注射を軸に、特定部位を引き締めたい人は脂肪冷却やHIFUを追加する、といった組み合わせも可能です。
目標とする痩せ方には、どのような処方や施術が効果的かも医師に相談できます。
また、通院時間を取りにくい人は自己注射や内服薬を選ぶなど、生活を加味した選択も可能です。
参考:
https://diabetesjournals.org/care/article/48/5/790/158020/Early-Fasting-Serum-Glucose-or-Weight-Reduction
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC4119845/

医療ダイエットは多くのメリットがある反面、下記のような注意点もあります。
医療ダイエットを取り入れるべきかを判断するためにも、注意点を把握しておきましょう。では、詳しく解説します。
医療ダイエットは「医療行為」であるため、薬剤・注射・マシン施術それぞれに副作用リスクがあります。
たとえば、GLP-1製剤(リベルサスなど)では、吐き気や下痢などの消化器症状などの副作用が報告されており、マシン施術でも脂肪冷却は一時的な赤み・腫れ・しびれや内出血などがあらわれる可能性はあります。
万が一、服薬中や施術後に体調の変化を感じたら、速やかに医師へ相談しましょう。
医療ダイエットの多くは、保険適用外の自由診療です。
薬物療法は月単位での継続が前提になりやすく、マシン施術も複数回で理想に近づける設計が一般的です。月いくらまでなら続けられるか、どのくらいの期間で継続するかなどを先に決め、総額を見積もったうえでスタートすると無理なく継続しやすくなります。
また、クリニックのサイトに表示されている価格とは別に、以下のような費用が別途かかることもあります。
想定外の出費とならないように、あらかじめ確認しておきましょう。
なお、オンライン診療サービス「med.」では、薬を処方する際の診察料や初診料・再診料などは頂いておりません。お薬代(1万円以下は別途送料)のみで診察から薬の受け取りまで完了できます。
マシン施術は「切らない施術」が人気と紹介しましたが、それでも完全にノーダウンタイムとは限りません。脂肪冷却では吸引跡や赤み、しびれ感が数日残ることがあり、HIFUは部位によってチクチクする刺激や軽いむくみが出ます。
脂肪溶解注射は腫れ・内出血が数日続くことがあるため、イベント、運動の予定があったり、撮影をする予定がある場合は余裕をもったスケジュールを組みましょう。施術当日の入浴・飲酒・運動、強いマッサージや家庭用機器の併用など、各クリニックごとのアフターケア指示にも従うことで予期せぬトラブルを減らせるでしょう。
参考:https://www.info.pmda.go.jp/downfiles/guide/ph/530471_2499422G1024_1_00G.pdf
近年とくに注目を集めているのが、医師が処方する「GLP-1系」を中心とした薬による医療ダイエットです。代表的な薬として、「マンジャロ」「オゼンピック」「リベルサス」などがあります。
特に、自己注射の「マンジャロ」や「オゼンピック」はSNSなどでもよく目にするという人も多いのではないでしょうか。GLP-1系の処方薬は、食欲を穏やかにして食後の血糖値の上がり過ぎを抑えることで、無理せず食べる量を自然に減らします。
また、「自分で注射は怖い」「針は避けたい」という人もいるでしょう。そのような場合でも、経口の処方薬である「リベルサス」が選べます。
満腹感の維持や食後高血糖の抑制という、GLP1と同じ効果を「飲み薬」で得られます。自己注射の必要がないため、心理的ハードルを下げやすいのが利点です。
医師の診療とフォローのもとで適切に使えば、数週間〜数か月のスパンで変化を実感しやすい選択肢になります。オンライン診療での処方を選べば、より継続しやすいでしょう。

医療ダイエットの薬物療法は月単位での継続が前提だと前述しましたが、薬を処方してもらうためには医師に診察してもらう必要があります。しかし、「なかなか忙しくて、病院に通うのが難しい」「薬代のほかに診察代までかかるの?」と躊躇してしまう人もいるでしょう。
そのような人におすすめなのが、湘南美容クリニックの医師が診察するオンライン診療サービス「med.」です。
では、med.の特徴について詳しく解説します。
med.の利用の流れは、以下の通りです。
このように自宅ですべて完結できるため、移動する必要がなく、待ち時間も最小限にできます。また、人に見られる可能性もないため、プライバシーに関する心配もありません。
なお、お薬は決済完了後すぐにヤマト運輸で発送手続きが行われます。当日15時までに決済が完了している場合は即日発送、15時以降に決済した場合は翌日発送です。(※ご注文受付状況、天候や年末年始などの配達状況により遅れが生じる場合もございます)
med.では、診察料や処方料がかからず、薬代のみで処方薬を購入できます。また、通院する必要がないため、交通費も必要ありません。

med.は「SBC湘南美容クリニック」と提携しており、豊富な診療実績がある医師が診察し、最適な処方を提案してくれます。
また、オンラインでは不安な場合や、医師が必要だと判断した場合は、対面診察も受けられます。

また、土日祝日も診察が受けられ、10時~23時まで受診できるため、忙しい方も無理なく診察を受けられます。
なお、med.では以下のように複数の医療ダイエット処方薬を取り揃えております。
どれが自分に合っているかわからない場合も、ぜひ医師にご相談ください。
医療ダイエットは、医師の管理のもとで薬・注射・マシン施術などの医療行為を用いて、体重や見た目を計画的に整えていく方法です。
大きく、以下の3つに分類できます。
| 施術の種類 | 特徴 |
| 内服薬・漢方薬 | ・食欲や血糖、脂肪の吸収に働きかけて、食べる量やため込み方をコントロール ・毎日の内服が基本で、数週間〜数か月で体重やサイズが変化する |
| 注射・点滴 | ・食欲のコントロールや部分痩せ、代謝サポートを目的として行う自己注射や院内注射 ・点滴・自己注射はオンライン診療でも処方可能 |
| マシン施術 | ・超音波・電気刺激・冷却で脂肪や筋肉にアプローチする切らない痩身が人気 ・体重より周囲径やラインの変化が先に出ることが多い |
医師のサポートのもとで進められる安心感があり、我慢を強いられないため続けやすいという特徴があります。一方で、副作用が起こり得ること、自由診療が中心で費用は自己負担となること、施術によってはダウンタイムが生じることは理解しておきましょう。
通院の手間を減らしたい場合は、オンライン診療を使って自宅で診察から受け取りまで完結させることも可能です。
はじめる前に、月々に無理なく捻出できる予算を決めておくと、無理なく続けやすくなります。医師と相談しながら、自分に合った計画でダイエットを進めましょう。
SBC湘南美容クリニック 医師
脇山 清香(わきやま さやか)
参考:
https://k-k-c.com/products/oralmedicine_xenical.php
https://tenjin.clinic/internal_medicine/drip/diet/
https://bsclinic-diet.com/medical_equipment
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC4119845/
https://www.clinicfor.life/telemedicine/diet/
https://elife.clinic/product/rybelsus
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC4119845/
https://www.s-b-c.net/slimming/injection/
https://news.yahoo.co.jp/articles/b822098567721e610f99bc3df23938fd5bba6920
https://jp.lilly.com/diabetes_consumer/usage-mounjaro
<strong>治療等の内容</strong>
・チルゼパチドを使用するダイエット治療です。
・セマグルチドを使用するダイエット治療です。
<strong>治療等の期間及び費用</strong>
・マンジャロはまずは3か月以上の使用をお試し下さい。(2.5mg 4本 21,720円〜)
・オゼンピックはまず6か月以上の使用をお試し下さい。(3本 71,250円)
・リベルサスはまず6か月以上の服用をお試し下さい。(3か月 28,050円〜)
※効果が実感できるまでには継続的な服用が必要であり、その期間にも個人差がございます。
<strong>副作用</strong>
・マンジャロの副作用として、吐き気、嘔吐、下痢、便秘、腹痛、消化不良、食欲減退、急性膵炎、血管浮腫などが報告されています。
・オゼンピックの副作用として、頭痛、便秘・下痢、吐き気・嘔吐、胃のむかつき・腹痛、低血糖、急性膵炎などが報告されています。
・リベルサスの副作用として、吐き気、嘔吐、下痢、胸やけなどの胃腸障害、めまい、味覚異常、消化不良、急性膵炎などが報告されています。
<strong>成分の承認について</strong>
・チルゼパチド、セマグルチドのダイエット治療は添付文書に記載のない適応外使用を指します。
<strong>入手経路</strong>
・マンジャロ、オゼンピック、リベルサスは当該医薬品は、国内正規販売代理店(医薬品卸業)から仕入れています。
<strong>国内の承認医薬品等の有無</strong>
・チルゼパチドが、医療用医薬品の注射薬として糖尿病治療目的で厚生労働省に承認されています。ダイエット治療を目的として承認されている同成分の注射薬はありません。
・セマグルチドが、医療用医薬品として肥満治療目的で厚生労働省に承認されています。ダイエット治療を目的として承認されている同成分の注射薬はありません。
・セマグルチドが、医療用医薬品として2 型糖尿病治療目的で厚生労働省に承認されています。 ダイエット治療を目的として承認されている同成分の内服薬はありません。
<strong>諸外国における安全性等に係る情報</strong>
・同成分であるチルゼパチドが、処方箋医薬品の注射薬としてアメリカ食品医薬品局(FDA)で糖尿病治療目的として承認されています。 承認年月日:2022/5/13
安全性等に関わる情報としては、副作用として低血糖、吐き気、下痢といった症状が報告されています。
・セマグルチド皮下注射が処方箋医薬品としてアメリカ食品医薬品局(FDA)で糖尿病治療目的として承認されています。 承認年月日:2017/12/05
安全性等に関わる情報としては、副作用として消化器症状・低血糖といった症状が報告されています。
・セマグルチドの内服薬が処方箋医薬品としてアメリカ食品医薬品局(FDA)で糖尿病治療目的として承認されています。承認年月日:2019/09/20
安全性等に関わる情報としては、副作用として消化器症状・低血糖といった症状が報告されています。
<strong>救済制度について</strong>
・マンジャロ、オゼンピック、リベルサスは、万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
<strong>お問い合わせ先</strong>
お問い合わせはmed.カスタマーサポートまで。