酒さ治療に使われる薬の種類と効果!市販薬との違いも解説

美容・スキンケア
投稿:2025.12.25更新:2026.01.05
酒さ治療に使われる薬の種類と効果!市販薬との違いも解説

「頬の赤みがずっと消えない。敏感肌じゃなくて病気なのかな?」
「ニキビみたいなブツブツが治らず、メイクでも隠しきれない…市販薬で良くならないのはなぜ?」

顔の持続的な赤みや、ニキビのようなブツブツ・ほてりに悩む人は少なくありません。これらは「酒さ(しゅさ)」という皮膚疾患の可能性があります。

酒さは、市販薬だけでのコントロールは難しいことが多く、症状や重症度に応じて外用薬や漢方薬、必要に応じてレーザーなどを適切に使い分けることが重要です。

本記事では、酒さの基礎知識から、治療で使われる外用薬・内服薬・漢方薬の種類と特徴、市販薬との違いなどを詳しく解説します。また、効果が出るまでの目安なども紹介していますので、ぜひ最後までお読みください。

参考:https://www.jstage.jst.go.jp/article/koshohin/47/4/47_470412/_pdf/-char/ja

酒さ(しゅさ)とは?

酒さとは、鼻や頬など顔面の中心に、持続する赤みやほてり、小さな丘疹・膿疱(ニキビのようなブツブツ)が生じる慢性の皮膚疾患です。毛細血管の拡張が一因となって生じ、敏感肌様のヒリヒリ感やほてりを伴うこともあります。

特に、30代以降の女性に多く見られる傾向がある皮膚疾患です。

酒さの種類と主な症状

酒さは大きく4タイプに分類され、症状も治療も異なります。まずは自分の症状が酒さなのかを判断するためにも、種類ごとの症状を見てみましょう。

▼酒さの種類と症状

種類(目安)主な症状
第1度酒さ:紅斑毛細血管拡張型・鼻、頬、眉間、顎などが赤くなる
・持続する顔の赤み、毛細血管が透見、ほてり・ヒリヒリ感・温度差・飲酒などで悪化しやすい
第2度酒さ:丘疹膿疱型・第1度酒さが進行した状態
・赤い丘疹や膿んだぶつぶつが出る
・毛穴詰まりはない
第3度酒さ:瘤腫型・鼻瘤・第2度酒さが進行した状態
・鼻の皮膚に小さなブツブツが増えてひとまとまりの硬いふくらみになり、表面が凸凹する(酒さ鼻)
・ふくらみの周囲の皮膚は赤紫色に変色しやすく、毛穴が開いて目立ちやすくなる
眼型・眼周囲に腫れや充血が発生
・合併症として結膜炎、角膜炎になることも
・上記の皮膚症状より先行して発症することもある

なお、「赤ら顔」という言葉がありますが、これは酒さを含む「顔が赤くなる症状」の総称です。酒さは、赤ら顔の症状に加えて、ヒリヒリ感・ほてり・ニキビのようなブツブツといった症状が伴います。

酒さの原因

実は、酒さがなぜ発症するのか、そのメカニズムはまだ明確になっていません。

しかし、以下のようなものが発症に関与しているのではないかと考えられています。

  • 遺伝
  • 免疫の乱れ
  • 血管・神経の過敏
  • 皮膚の防御たんぱくの問題
  • ニキビダニの関与

また、以下のようなものは、酒さを悪化させる要因になると考えられています。

  • 日光(紫外線)
  • 高温・急な温度差
  • アルコール・辛い/刺激物
  • 精神的ストレス

つまり、酒さを改善したいのであれば、治療とあわせて上記の要因を取り除くことも重要になる可能性があるということです。

参考:https://meguro-chin-hifuka.com/rosacea.html

酒さの治療に使われる薬の種類と特徴

では実際に、酒さの治療に使われる薬を、外用薬・漢方薬に分けてご紹介します。

酒さの治療に使われる外用薬

まず、酒さの治療に用いられる主な外用薬の種類と、その効果を見てみましょう。

▼酒さ治療に使われる外用薬

種類効果副作用・注意点
ロゼックスゲル(メトロニダゾール外用)・丘疹・膿疱・紅斑などの症状緩和
・通常2~12週間で効果を感じることが多い(個人差あり)
・副作用:潰瘍部位からの出血、皮膚のつっぱり感、かぶれ、乾燥、皮剥け・妊娠中、授乳中は使用不可
アゼライン酸・軽度から中等度の酒さの治療薬として用いられる
・抗酸化作用があり、紅斑や炎症性病変を軽減
・皮脂の分泌抑制、抗菌作用、抗炎症作用がある
・副作用:かゆみ、赤み、ピリピリ感
・皮膚が乾燥していると刺激を感じやすいため保湿が重要
イベルメクチンニキビダニを抑制し、赤いブツブツや腫れ、肌の炎症、ひりつき、肌荒れ、痒みなどを改善・副作用:かゆみ、湿疹、腫れ、灼熱感
・妊娠中、授乳中の場合は医師に相談

※リンクがある処方薬に関してはmed.で処方可能です。リンクから処方薬ページに移動できます。

外用薬は酒さ治療の第一選択となることが多く、ブツブツ主体ならロゼックスゲルやイベルメクチン、赤み主体の場合はアゼライン酸などの抗炎症・角化正常化作用が有効です。

参考:
https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00065137
https://www.rad-ar.or.jp/siori/search/result?n=12997
https://www.rad-ar.or.jp/siori/search/result?n=110
https://www.tsumura.co.jp/brand/products/kampo/015-a.html
https://medical.tsumura.co.jp/products/006/pdf/006-tenbun.pdf
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35003291

酒さの改善には市販薬よりも処方薬がおすすめ

酒さの症状を改善したいのであれば、市販薬でどうにかしようとせず、早めに受診して処方薬を使い始めるのがおすすめです。

この章では、そもそも市販薬があるのか、また、受診が遅れるとどうなるのかについて解説します。

酒さの市販薬はある?

結論として、酒さそのものを治療できる市販薬はほぼありません。

酒さの治療薬であるメトロニダゾール外用などは医師による処方が必要です。ドラッグストアなどで入手できるのは低刺激の保湿剤・洗浄料・日焼け止めといった補助ケア用品のみで、薬は購入できません。

したがって自己判断で市販のニキビ薬などに頼ると、病状に合った処方治療の開始が遅れて赤みや丘疹が長期化しやすくなります。さらに顔面への外用ステロイドを漫然と使えば「酒さ様皮膚炎」を招いて赤み・ほてり・毛細血管拡張がむしろ強まるおそれがあります。

また、ニキビ治療のように、ピーリング剤や強いレチノイドを自己流で用いるとヒリつきや灼熱感が悪化することもあり、眼酒さや鼻瘤といった専門的対応が必要な合併症の発見が遅れるリスクもあります。

そのため、市販薬のみで直そうとせず、医師の診察を受けて適切な処方薬を出してもらうことが大切です。スキンケアは低刺激の洗浄とUV対策を基本に、医師の指示に従って必要な人は保湿を行い、低刺激品を最小限で取り入れます。

酒さ様皮膚炎では保湿(とくに化粧水)を中止するだけで改善する例もあるため、自己判断で保湿を増やすのではなく、医師と方針を確認してください。

酒さの受診が遅れるとどうなる?

酒さは慢性炎症性疾患であり、再発しやすい疾患です。適切な治療開始が遅れると、酒さの重症度が進み、第2度、第3度と症状が悪化してしまいます。

また、眼酒さ(眼の充血・乾燥・刺激感など)を合併することがありますが、自己判断は難しいため、早期に発見することが大切です。

なるべく早く診察を受け、病型に合った外用・内服を継続することで、重症化を避けて改善していきましょう。

薬の効果が出るまでの目安と継続の重要性

酒さの治療は、数週間から数か月のスパンで症状を落ち着かせていく流れになります。外用薬・内服薬・漢方には「効き始めの目安」と「見直しの節目」がありますので、表にまとめました。

▼薬の効き目の比較

薬の種類効き始めの目安効果の確認
外用薬2〜4週間で丘疹・膿疱やヒリつきの軽減を実感しやすくなるおよそ12週間を一区切りとし、赤みの変化も含めて効果を確認する
漢方数週間〜数か月かけて少しずつ効き目が出てくる数か月を目安に、体感の変化や副作用の有無を定期的に確認

最初の2〜4週間は「肌を慣らす期間」として小さな変化を見逃さず、3か月ごろを節目に効果と方針を見直すのが目安です。変化が乏しいと感じるときは、塗り方や頻度、保湿・日焼け止めの選び方、温度差やアルコール・辛味などの増悪因子の回避を見直すと改善しやすくなります。

短期の違和感で中断するより、医師に相談しながら続ける方が、症状の安定への近道になります。

治療を途中でやめるとどうなるか?

治療を自己判断で中断すると、いったん減った丘疹や赤みがぶり返しやすくなるので、注意が必要です。

外用薬を治療途中でやめてしまうと効果が定着せず、刺激に反応しやすい状態が続きます。内服薬の場合は炎症が再燃し、服用を再開しても落ち着くまでにより長い時間がかかることがあります。

薬を使ったりやめたりを繰り返す使い方は、副作用リスクを下げるどころか、かえって効き目が不安定になり、不快感が増える原因にもなります。継続を迷ったときは中断ではなく、塗る量や回数の調整、薬の切り替えなどを医師に相談してください。

通院が難しい場合はオンライン診療サービスという選択肢も

酒さはその症状によって、改善するまでの日数は大きく異なります。数週間で改善するケースもあれば、数か月、1年と長期的に根気よく治療していく必要があるケースもあり、再発しやすいのが特徴です。

そのため、根気よく治療を継続していくことが大切です。

しかし、処方薬でしっかりと治療をしたいものの、病院に通う時間や費用がネックになる人もいるでしょう。そのように、通院が難しい場合には、オンラインで診察・処方が受けられるサービスがおすすめです。

オンライン診療サービス「med.」では、酒さの治療に用いられる処方薬や漢方を取り扱っています。酒さと診断され、処方歴がある方はオンラインでご購入いただけます。

では、med.の特徴について詳しく解説します。

自宅で診察から処方薬の受け取りまで完結

med.の利用の流れは、以下の通りです。

  1. 希望の薬をカートに追加
  2. オンライン診療を受ける(5分程度)
  3. 診察後に処方薬を購入すると、自宅に届く

このように自宅ですべて完結できるため、移動する必要がなく、待ち時間も最小限にできます。また、人に見られる可能性もないため、プライバシーに関する心配もありません。

なお、お薬は決済完了後すぐにヤマト運輸で発送手続きが行われます。当日15時までに決済が完了している場合は即日発送、15時以降に決済した場合は翌日発送です。(※ご注文受付状況、天候や年末年始などの配達状況により遅れが生じる場合もございます)

通院するよりもコストを抑えられる

med.では、診察料や処方料がかからず、薬代のみで処方薬を購入できます。また、通院する必要がないため、交通費も必要ありません。

オンライン診療実績が豊富な医師が土日祝日も23時まで診療

med.は「SBC湘南美容クリニック」と提携しており、豊富な診療実績がある医師が診察し、最適な処方を提案してくれます。また、オンラインでは不安な場合や、医師が必要だと判断した場合は、対面診察も受けられます。

また、土日祝日も診察が受けられ、10時~23時まで受診できるため、忙しい方も無理なく診察を受けられます。

なお、med.では以下のような酒さの治療に用いられる処方薬や漢方薬を取り揃えております。

自分の症状にどの薬が合っているかわからない場合も、ぜひ医師にご相談ください。

まとめ

酒さは「赤み」「ほてり」「ブツブツ」が続く病気で、しっかりと診察を受けて、病型に合わせた処方薬による治療を継続的に行うことで安定しやすくなります。途中でやめたり自己流で増減すると戻りやすいので、一定期間きちんと続けることが症状改善の近道です。

市販のニキビ薬や保湿剤などを使用すると、症状が悪化する可能性もあるため、自分で判断せずに診察を受けて根気よく治療を行いましょう。

長期的な通院が難しかったり、医療費がかさむことがネックだったりする場合は、自宅で診察からお薬の受け取りまでを完結でき、診察料がかからないオンライン診療サービス「med.」のご利用をご検討ください。

この記事の監修医師

SBC湘南美容クリニック 医師

脇山 清香(わきやま さやか)

医薬品について

メトロニダゾールを使用する肌治療です。
¥2,980(税込)/1本

※効果が実感できるまでには継続的な服用が必要であり、その期間にも個人差がございます。主な副作用として、潰瘍部位からの出血、皮膚のつっぱり感、かぶれ、乾燥、皮剥けなどが報告されています。
お問い合わせはmed.カスタマーサポートまで。