SBC湘南美容クリニック 医師
渡邉 大洋(わたなべ ひろうみ)
患者さま一人ひとりの理想や悩みに寄り添い、医学的根拠に基づいた安全で効果的な美容医療を提供することを大切にしています。
対面診療では相談しづらいような悩みもオンラインクリニックの強みを生かして相談しやすい環境を提供していきます。
■略歴
佐賀大学医学部医学科 卒業
佐賀県医療センター好生館/佐賀大学医学部附属病院(たすき掛け) 臨床研修修了
SBCオンラインクリニック入職
SBCオンラインクリニック院院長就任

「前立腺肥大症と診断されたけれど、タダラフィルって本当に効くのだろうか?」
「EDの薬と聞くと、排尿の悩みに効くイメージがなくて不安…」
このような不安や疑問を抱えていませんか?
ED治療薬として広く知られるタダラフィルは、実は前立腺肥大症に伴う排尿症状の改善にも用いられることがあります。
ただし、「なぜ排尿に効果があるのか」「どのような人に向いているのか」「副作用は大丈夫なのか」といった点で疑問を感じる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、タダラフィルが前立腺肥大症にどのように作用するのかをわかりやすく解説したうえで、ザルティアとの違いや服用方法、副作用についても丁寧に解説します。
ご自身に合った治療法を選ぶための参考にしてください。
SBC湘南美容クリニック 医師
渡邉 大洋(わたなべ ひろうみ)
患者さま一人ひとりの理想や悩みに寄り添い、医学的根拠に基づいた安全で効果的な美容医療を提供することを大切にしています。
対面診療では相談しづらいような悩みもオンラインクリニックの強みを生かして相談しやすい環境を提供していきます。
■略歴
佐賀大学医学部医学科 卒業
佐賀県医療センター好生館/佐賀大学医学部附属病院(たすき掛け) 臨床研修修了
SBCオンラインクリニック入職
SBCオンラインクリニック院院長就任

タダラフィルはED治療薬として知られる薬ですが、前立腺肥大症に伴う排尿障害の改善にも用いられます。
前立腺肥大症では、前立腺が大きくなることで尿道が圧迫され、尿の出にくさや頻尿、夜間頻尿、残尿感などの症状が現れることがあります。
こうした症状に対して、タダラフィルは前立腺や膀胱周辺の平滑筋に作用し、尿の通りをスムーズにする働きが期待されています。
実際に、複数の臨床試験では、排尿症状の重症度を示すIPSSや生活の質の改善が確認されており、EDの有無にかかわらず効果がみられたとされています。
ただし、タダラフィルは前立腺そのものを小さくする薬ではありません。
あくまで排尿に関わる症状の改善を目的とした薬であり、症状や体質によって向き・不向きがあります。
そのため、自己判断で使用せず、医師に相談したうえで治療を進めることが大切です。
参考:https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00068579

タダラフィルは、前立腺や尿道、膀胱周辺の筋肉の緊張をやわらげることで、排尿をスムーズにする作用が期待される薬です。
具体的には、「PDE5」という酵素の働きを抑えることで、血管や平滑筋をゆるめる仕組みです。これにより、前立腺や尿道周辺の筋肉が緩み、尿の通りが改善されやすくなると考えられています。
また、血流が改善されることで、膀胱や前立腺への酸素供給が増え、硬くなった膀胱の働きがサポートされる可能性もあります。その結果、「尿をためにくい」「何度もトイレに行きたくなる」といった症状の軽減につながることがあるのです。
さらに、膀胱の緊張をやわらげる作用もあるとされており、蓄尿機能の改善にも関与すると考えられています。
ただし、これらの作用には個人差があり、すべての方に同じ効果が現れるわけではありません。
あくまで医師の判断のもとで、症状や体質に合わせて使用される治療薬であることを理解しておきましょう。
タダラフィルはED治療薬としても前立腺肥大症の治療薬としても使用されますが、基本的な作用機序は同じです。
いずれもPDE5を阻害し、血流を改善しながら平滑筋をゆるめることで効果を発揮します。
違いとしては、「どの症状に対して使うか」という目的にあります。EDの場合は陰茎への血流を改善し、勃起をサポートすることが目的です。一方、前立腺肥大症では、前立腺や膀胱周辺の筋肉をゆるめることで、排尿をスムーズにすることが主な目的となります。
また、ED治療では性行為の前に服用する頓服が一般的ですが、前立腺肥大症の場合は低用量を毎日継続して服用する方法が基本です。
このように作用の仕組み自体は同じでありながら、使用目的や服用方法が異なることを覚えておきましょう。

ここからは、タダラフィルによって改善が期待される代表的な症状について、具体的に見ていきましょう。
タダラフィルには、前立腺肥大症に伴う頻尿や夜間頻尿などの症状に対する改善効果が期待されます。
前立腺肥大症では、膀胱が過敏になったり、尿を十分にためられなくなったりすることで、「トイレが近い」「夜中に何度も目が覚める」といった症状が現れることがあります。
こうした症状は生活の質(QOL)にも大きく影響するため、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
タダラフィルは、膀胱や前立腺周辺の血流を改善し、平滑筋の緊張をやわらげることで、膀胱の働きをサポートすると考えられています。その結果、尿をためやすくなり、頻尿や夜間頻尿の軽減につながる可能性があるのです。
タダラフィルは、前立腺肥大症に伴う排尿困難の改善にも効果が期待されます。
前立腺肥大症では、肥大した前立腺が尿道を圧迫するだけでなく、 前立腺や尿道周囲の平滑筋が緊張することで、尿の通りが悪くなることがあります。
その結果、「尿が出始めるまで時間がかかる」「途中で途切れる」といった症状が現れることも少なくありません。
その点、タダラフィルは前立腺や尿道周辺の平滑筋をゆるめる作用があるため、尿道の抵抗を下げ、尿の流れをスムーズにする働きがあると考えられています。
また、血流の改善によって組織の機能がサポートされる点も、排尿のしやすさに影響する可能性があります。
ただし、前立腺のサイズ自体を小さくするわけではないため、症状の程度によっては他の治療薬や併用療法を検討することも大切です。
タダラフィルで改善が見られない場合は、医師に相談しながら治療方針を見直しましょう。

前立腺肥大症の改善を目的としてタダラフィルを使用する場合は、低用量を毎日継続して服用する方法(デイリー服用)が基本です。
具体的には、2.5mg〜5mgを1日1回、毎日決まった時間に服用します。食事の影響は比較的受けにくいため、朝食後や就寝前など、自分の生活リズムに合わせて無理なく続けられるタイミングで服用するとよいでしょう。
血中濃度を安定させることが重要なため、できるだけ同じ時間帯に飲むことがポイントです。
また、飲み忘れた場合でも、2回分をまとめて服用するのは避けましょう。過剰な服用は副作用のリスクを高めるおそれがあるため、気づいた時点で1回分のみ服用し、その後は通常のスケジュールに戻してください。
なお、用量や服用方法は症状や体質によって調整されるため、必ず医師の指示に従って使用することが大切です。
【関連記事】タダラフィルを毎日飲むとどうなる?効果やデイリー服用のメリット・注意点を解説

タダラフィルは適切に使用すれば前立腺肥大に伴う排尿症状の改善が期待される一方で、副作用や注意点についても事前に理解しておくことが大切です。
そこで以下では、具体的な副作用の内容や、服用できないケースについて詳しく解説します。
タダラフィルの副作用は、血管拡張作用に関連した症状が中心で、頭痛・ほてり・消化不良・鼻づまりなどが比較的よくみられます。
これらは一時的に現れることが多く、時間の経過とともに軽快するケースが一般的です。
主な副作用の頻度の目安は、以下のとおりです。
| 副作用 | タダラフィル |
| 頭痛 | 1%以上 |
| ほてり | 0.2〜1%未満 |
| 消化不良 | 1%以上 |
| 鼻づまり | 1%以上 |
| めまい | 0.2〜1%未満 |
| 眼症状 | 0.2〜1%未満 |
| 背部痛 | 1%以上 |
一方で頻度は低いものの、急激な視力低下や胸の痛み、手足のしびれなど、重い副作用が報告されている点にも注意が必要です。
重篤な症状が現れた場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。
副作用の感じ方には個人差があり、「軽いから問題ない」と決めつけるのは危険です。継続して服用する場合も、体調の変化に注意しながら、安全に使用してください。
タダラフィルはすべての方が使用できる薬ではなく、併用できない薬(併用禁忌)や注意が必要なケースがあります。
特に重要なのが、硝酸剤や一酸化窒素(NO)供与剤との併用です。
これらは心臓病の治療などで用いられる薬で、タダラフィルと一緒に使用すると血圧が急激に低下し、重篤な副作用を引き起こすおそれがあります。
また、sGC刺激剤(リオシグアトなど)も併用禁忌とされています。
このほかにも、重度の心疾患や低血圧の方、最近脳梗塞や心筋梗塞を起こした方などは、使用に注意が必要です。
そのため、現在服用している薬がある場合や、持病がある場合は、必ず事前に医師へ相談しましょう。
前立腺肥大症の治療では、タダラフィル以外にもいくつかの種類の薬が用いられます。それぞれ作用の仕組みや期待できる効果が異なるため、違いを理解しておくことが大切です。
代表的な薬の特徴は、以下のとおりです。
| 項目 | α1受容体遮断薬 | PDE5阻害薬 | 5α還元酵素阻害薬 |
| 主な作用 | 前立腺・尿道の筋肉を緩める | 血流改善、平滑筋を弛緩する | 前立腺を小さくする |
| 代表的な薬(有効成分) | タムスロシン塩酸塩、シロドシン、ナフトピジル | タダラフィル | デュタステリドなど |
| 効果の対象 | 排尿症状 | 排尿症状+ED改善 | 前立腺の肥大そのもの |
| EDへの効果 | なし | あり | なし |
| 前立腺サイズへの影響 | なし | なし | 縮小させる |
| 主な副作用 | 立ちくらみ、低血圧、射精障害 | 頭痛、ほてり、消化不良 | 性欲低下、ED、乳房痛など |
タダラフィルは排尿症状の改善とEDへの作用の両方が期待できる点が特徴です。
一方で、前立腺を小さくする効果はないため、症状の原因や重症度によっては他の薬が選択されることもあります。
実際の治療では、これらの薬を単独または組み合わせて使用するケースもあるため、医師と相談しながら最適な治療法を選ぶことが重要です。
ザルティアは、タダラフィルを有効成分とする薬です。
つまり、有効成分自体は同じであり、作用の仕組みや期待される効果に大きな違いはありません。
ただし、前立腺肥大症の治療として処方される場合は「ザルティア」という名称で説明されることが多く、ED治療の文脈では「シアリス(タダラフィル)」と呼ばれることが一般的です。
このように呼び方は異なりますが、中身は同じ成分であるため、「ザルティアだから特別に強い・弱い」といった違いは基本的にありません。
処方の目的や用量が異なる点を理解しておくことが大切です。
参考:https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00062691

最後に、タダラフィルを用いた前立腺肥大症治療に関してよくある疑問について、わかりやすく回答します。
タダラフィルは、前立腺肥大症と診断されて医師が必要と判断した場合には保険適用となるケースがあります。
一方で、ED治療を目的としてタダラフィルを使用する場合は、原則として保険適用外となり、自由診療での処方となる点に注意しましょう。
また、前立腺肥大症であっても、患者の希望でタダラフィルを選択する場合には、保険適用外となるケースもあります。
そのため、自分のケースで保険が適用されるかどうかは、事前に医療機関で確認しておくと安心です。
なお、med.のオンライン診療サービスで処方されるタダラフィルは、すべて自由診療となります。
タダラフィルには前立腺そのものを小さくする作用はありません。
タダラフィルは、前立腺や尿道、膀胱周辺の平滑筋をゆるめ、血流を改善することで排尿をスムーズにする薬です。そのため、肥大した前立腺のサイズ自体に直接作用するわけではありません。

タダラフィルを用いた前立腺肥大症治療に興味があるけど、「病院に行くのは恥ずかしい」「忙しくてなかなか病院に行けない」という方もいらっしゃるでしょう。
そんなときに利用したいのが、オンライン診療サービス「med.」です。
「med.」なら、オンラインで診察から処方まで完了するので、手間がかからず忙しい方にもおすすめです。
med.の特徴について詳しく解説します。
med.の利用の流れは、以下のとおりです。
このように自宅ですべて完結できるため、移動する必要がなく、待ち時間も最小限にできます。また、人に見られる可能性もないため、プライバシーに関する心配もありません。
なお、お薬は決済完了後すぐにヤマト運輸で発送手続きが行われます。当日15時までに決済が完了している場合は即日発送、15時以降に決済した場合は翌日発送です(※ご注文受付状況、天候や年末年始などの配達状況により遅れが生じる場合もございます)。
med.では、診察料や処方料がかからず、薬代のみで処方薬を購入できます(※1万円以下の場合は送料がかかります)。また、通院する必要がないため、交通費も必要ありません。
med.は「SBC湘南美容クリニック」と提携しており、医師が診察し、最適な処方を提案してくれます。また、オンラインでは不安な場合や、医師が必要だと判断した場合は、対面診察も受けられます。
また、土日祝日も診察が受けられ、9時~23時まで受診できるため、忙しい方も無理なく診察を受けられます。
なお、med.ではタダラフィル以外にも以下のようなPDE5阻害薬を複数取り揃えております。
どの種類が自分に合いそうかわからない場合も、まずは医師にご相談ください。
タダラフィルはED治療薬として知られていますが、前立腺肥大症に伴う排尿障害の改善にも用いられる薬です。
前立腺や膀胱周辺の平滑筋をゆるめ、血流を改善することで、頻尿や尿の出にくさといった症状の軽減が期待されます。
一方で、前立腺そのものを小さくする作用はなく、あくまで症状を和らげる治療薬である点は理解しておきましょう。また、前立腺肥大症の治療では、低用量を毎日服用するデイリー服用が基本となります。
副作用としては頭痛やほてりなどがみられることがあり、併用できない薬も存在するため、安全に使用するためには事前の確認が欠かせません。
タダラフィルは、EDと排尿症状の両方に悩んでいる方にとって有効な選択肢となる場合もありますが、効果や適応には個人差があります。
自己判断で使用するのではなく、医師と相談しながら自分に合った治療方法を選ぶことが大切です。
参考:
https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00062309
https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00071092
https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00065272
https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00066205
https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00068536
・シルデナフィル25mgを服用するED治療薬です。1錠400円〜30錠10,800円(税込)
・タダラフィル10mgを服用するED治療薬です。1錠1,200円〜30錠32,400円(税込)
・タダラフィル2.5mgを服用する前立腺肥大症に伴う排尿障害治療薬です。1か月3,550円〜3か月10,650円(税込)
・バルデナフィル10mgを服用するED治療薬です。1錠1,500円〜30錠35,100円(税込)
※効果が実感できるまでには継続的な服用が必要であり、その期間にも個人差がございます。
副作用
・シルデナフィルの主な副作用として、頭痛、ほてり・潮紅、消化不良、動悸、鼻づまりなどが多く報告されています。
・タダラフィルの主な副作用として、頭痛、消化不良、顔が赤くなる、目の充血などが報告されています。
・バルデナフィルの主な副作用として、顔のほてり、軽い頭痛、めまい、軽い色覚変化、消化不良、鼻づまりなどが報告されています。
タダラフィル2.5mgの『ED治療、デイリータダラフィル』は添付文書に記載のない適応外使用を指します。
当該医薬品は、国内正規販売代理店(医薬品卸業)から仕入れています。
タダラフィルが、医療用医薬品の内服薬として勃起不全治療目的で厚生労働省に承認されています。
同成分である内服薬のタダラフィルが処方箋医薬品としてアメリカ食品医薬品局(FDA)でED治療目的として承認されています。
承認年月日:2003/11/21
安全性等に関わる情報としては、副作用として頭痛、消化不良、顔が赤くなるといった症状が報告されています。
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
お問い合わせ先
お問い合わせはmed.カスタマーサポートまで。