SBC湘南美容クリニック 医師
渡邉大洋(わたなべ ひろうみ)

「髪の毛が薄くなってきたけれど、もしかしてFAGAかもしれない」
「FAGAにはどのような治療法があるの?改善は期待できる?」
最近、分け目が広がったり髪のボリュームが減ったりして、「もしかしてFAGAかも」と不安に感じる方もいるでしょう。セルフケアでは限界を感じ、専門的な医療の力で髪の健康を取り戻したいと考えたとき、どのような選択肢があるのかを知ることは、前向きな一歩を踏み出すきっかけになります。
FAGAの治療には、外用薬や内服薬、さらには光治療など、複数のアプローチが存在します。自分に合った方法を見つけるためには、それぞれの特徴や注意点を正しく把握しておくことが大切です。
本記事では、FAGAの具体的な3つの治療方法や、治療を検討する際のポイントを詳しく解説します。髪の悩みを抱えている方は、ぜひ参考にしてください。

女性の薄毛は、男性の薄毛(AGA)とは異なる特徴を持っています。適切な治療を選択するために、まずはFAGAについて知っておきましょう。
AGA(男性型脱毛症)は、生え際や頭頂部が局所的に薄くなるケースが多く見られます。対してFAGA(女性型脱毛症)は、頭頂部を中心に広い範囲で髪が細くなり、全体的にボリュームがダウンするのが特徴です。これを「びまん性脱毛」と呼びます。
更年期以降の女性ホルモンの変化などが関与していると考えられていますが、その原因は完全には解明されていない部分もあります。加齢に伴うホルモンバランスの変化だけでなく、ストレスや生活習慣の乱れなどが複合的に影響している場合もあります。
参考:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/sccj/45/1/45_35/_pdf
https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=202002216145707002

FAGA治療において、直接頭皮にアプローチするミノキシジル外用薬は、まず検討されることが多い治療方法の一つです。
ミノキシジルは、血管拡張作用によって血行を改善する働きがあります。血流が良くなることで酸素や栄養が頭皮に届きやすくなり、毛髪の成長をサポートします。また、毛母細胞に作用して細胞分裂を促すことで、発毛を促進する効果が期待できる成分です。
副作用として、使用部位のかゆみやかぶれ、人によっては頭痛やめまいなどが現れることがあります。
なお、男性用のミノキシジル製剤は配合量などが異なるため、女性は使用せず、必ず女性向けとして販売・処方される製剤を医師や薬剤師の指示にしたがって使用しましょう。
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参考:
https://www.dermatol.or.jp/dermatol/wp-content/uploads/xoops/files/AGA_GL2017.pdf
https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_otc?japic_code=K2104000028

外用薬によるケアを土台としつつ、内側から髪の成長を助けるために内服薬を組み合わせる治療法もあります。
外用薬と同様に血管を拡張させ、血行を良くすることで育毛や発毛を助ける薬です。内側から作用することで、頭皮環境をサポートするアプローチとなります。
副作用としては、頭痛、動悸、手足のしびれ、むくみ、肝機能障害、体毛の増加などが報告されています。また、服用開始後に「初期脱毛(※)」と呼ばれる一時的な抜け毛が数ヶ月程度続くことがありますが、これはヘアサイクルが整い始めている反応の一つと考えられています。
なお、血圧降下剤を服用している場合は併用に注意が必要です。こちらも、必ず自身に処方されたものを医師の指示に従い使用することが大切です。
※初期脱毛:薬の作用によって乱れていたヘアサイクルがリセットされ、新しく健康な髪が成長を始める際、その勢いで古くて弱い髪が押し出されるために起こる現象です。通常は数カ月程度で治まることがほとんどで、薬が適切に作用しているサインとされています。
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もともとは利尿剤として使われていた薬ですが、FAGA治療にも用いられます。男性ホルモンの影響を抑えることで、抜け毛の進行を抑制し、薄毛の改善をサポートします。
副作用として、頻尿、喉の渇き、乳房の張り、月経不順、低血圧、めまいなどが現れることがあります。また、ミノキシジルと同様に、服用開始後に一時的な初期脱毛が起こる場合もあります。
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参考:
https://www.dermatol.or.jp/dermatol/wp-content/uploads/xoops/files/AGA_GL2017.pdf
https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=201802269561941599

薬物療法以外で、AGA・FAGAのガイドラインにおいて補助的治療として一定の評価がされている方法です。特定の波長の光(LEDやレーザー)を頭皮に照射することで、毛根の細胞を活性化させ、育毛をサポートします。
薬による副作用が心配な方や、薬物療法と併用して効果を高めたい場合に検討されます。
参考:https://www.dermatol.or.jp/dermatol/wp-content/uploads/xoops/files/AGA_GL2017.pdf

男性のAGA治療に用いられる「フィナステリド」や「デュタステリド」などの治療薬は、女性は使用できません。これらは男性ホルモンに作用する薬ですが、女性の薄毛に対する有効性は認められていないからです。
特に妊娠中の女性が使用すると胎児の発育に影響を与える可能性があるため、禁忌とされています。
参考:
https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00066205
https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00061229
https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_otc?japic_code=J1901000133

治療を始める前に、効果の現れ方や受診の重要性など、いくつかのポイントを押さえておきましょう。
毛髪には成長期・退行期・休止期という「ヘアサイクル(毛周期)」があるため、治療を始めてすぐに髪が増えるわけではありません。
一般的に、発毛やボリュームの変化を実感するまでには数カ月程度の期間が必要とされています。 効果の有無を判断するためには、数ヶ月継続して様子を見ることが大切です。
女性の薄毛の原因は、FAGA以外にも甲状腺疾患や貧血、急激なダイエットによる栄養不足、ストレスによる円形脱毛症など多岐にわたります。
そのため、自己判断でケアを行うのではなく、医療機関を受診して、薄毛の本当の原因が何であるかを正確に診断してもらうことが大切です。
原因を把握することで、間違ったケア用品を購入したり、症状を悪化させてしまったりするリスクを防げます。まずは診断を受けて、適切な治療を受けましょう。
参考:https://www.kao.com/jp/haircare/hair/1-2/

「薄毛の相談をしたいけれど、クリニックに通う時間がない」「対面での相談は少し抵抗がある」という方もいらっしゃるでしょう。そのような方には、オンライン診療サービスがおすすめです。
オンライン診療サービス「med.」なら、オンラインで診察から処方まで完了するので、手間がかからず忙しい方でも気軽に診察を受けられます。
med.の特徴について詳しく解説します。
med.の利用の流れは、以下の通りです。
このように自宅ですべて完結できるため、移動する必要がなく、待ち時間も最小限にできます。また、人に見られる可能性もないため、プライバシーに関する心配もありません。
なお、お薬は決済完了後すぐにヤマト運輸で発送手続きが行われます。当日15時までに決済が完了している場合は即日発送、15時以降に決済した場合は翌日発送です。(※ご注文受付状況、天候や年末年始などの配達状況により遅れが生じる場合もございます)
med.では、診察料や処方料がかからず、薬代のみで処方薬を購入できます。(※1万円以下の場合は送料がかかります)また、通院する必要がないため、交通費も必要ありません。

med.は「SBC湘南美容クリニック」と提携しており、医師が診察し、最適な処方を提案してくれます。また、オンラインでは不安な場合や、医師が必要だと判断した場合は、対面診察も受けられます。
また、土日祝日も診察を受けられ、9時~23時まで受診できるため、忙しい方も無理なく診察を受けられます。

なお、med.ではFAGAの改善に効果が期待できる処方薬を取り揃えております。
薄毛の原因がわからない場合も、医師にご相談ください。
FAGA(女性型脱毛症)では、ミノキシジルなどの外用薬や内服薬、あるいはLED照射など、医学的な根拠に基づいた治療が選択肢となります。男性用の薬が使えないといった注意点もあるため、正しい知識を持ってケアを始めましょう。
女性の薄毛の原因は、FAGAだけではありません。そのため、医師の診察を受け、原因に合わせた適切な治療を受けましょう。
SBC湘南美容クリニック 医師
渡邉大洋(わたなべ ひろうみ)
治療等の内容/治療等の期間及び費用
・ミノキシジルを使用するFAGA治療です。まずは6か月以上の服用をお試しください。 定期3か月¥43,510〜(税込)
・スピロノラクトンを服用するFAGA治療です。 まずは6か月以上の服用をお試しください。 定期6か月¥32,130〜(税込) ※効果が実感できるまでには継続的な服用が必要であり、その期間にも個人差がございます。
副作用
・塗るミノキEXの主な副作用として、かゆみ、かぶれ、頭痛、めまいなどが報告されています。
・タブレットSの主な副作用として、電解質異常(高カリウム血症、低ナトリウム血症、代謝性アシドーシス等)、急性腎不全、発疹、頻尿、口渇、乳房の女性化、月経不順、声の低温化、低血圧、めまいなどが報告されています。
成分の承認について
・塗るミノキEX、タブレットML、タブレットSは未承認薬です。
入手経路
・塗るミノキEX、タブレットML、タブレットSは、未承認医薬品です。 SBCオリジナル薬は、海外製薬メーカーで当院管理のもと、定期的な品質チェック・厳密な管理を行い、製造している輸入製品です。
個人輸入された医薬品等のリスクはこちらをご確認ください。https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/
国内の承認医薬品等の有無
・ミノキシジルと同成分の製品が、FAGA治療薬として承認されている内服薬はありません。
ヒト由来幹細胞培養上清液と同成分の製品が、FAGA治療の再生医療等製品として承認されている外用薬はありません。
・スピロノラクトンが、医療用医薬品の内服薬として高血圧症、心性浮腫、原発性アルドステロン症の診断及び症状の改善目的で厚生労働省に承認されています。
諸外国における安全性等に係る情報
・同成分である内服薬のミノキシジルが処方箋医薬品としてアメリカ食品医薬品局(FDA)で重症高血症治療目的として承認されています。 承認年月日:1979/08/24
安全性等に関わる情報としては、副作用として頭皮の発疹、かゆみ、頭痛といった副作用症状が記載されています。
ヒト由来幹細胞培養上清液は、諸外国でも再生医療等製品としてAGA治療を目的とした使用は承認されていません。そのため、重大なリスクが明らかになってない可能性があります。
・同成分であるスピロノラクトンが処方箋医薬品としてアメリカ食品医薬品局(FDA)で高血圧・うっ血性心不全・原発性アルドステロン症治療目的として承認されています。 承認年月日:1960/09/21 安全性等に関わる情報としては、副作用として電解質異常(高カリウム血症、低ナトリウム血症、代謝性アシドーシス等)、発疹、食欲不振、口渇、倦怠感といった副作用症状が記載されています。そのため、重大なリスクが明らかになってない可能性があります。
救済制度について
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
お問い合わせ先
お問い合わせはmed.カスタマーサポートまで。