SBC湘南美容クリニック 医師
渡邉大洋(わたなべ ひろうみ)

「最近、髪のボリュームが減って分け目が目立つようになってきた」
「急に抜け毛が増えたけれど、原因がわからない」
鏡を見たときや洗髪中に髪の変化に気づき、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。女性の薄毛は、ホルモンバランスの変動や生活習慣、さらには日常の何気ないヘアケア習慣など、さまざまな原因が考えられます。
そのため、薄毛を改善したいのであれば、その原因が何かを把握し、原因に合わせて適切に対処することが大切です。
本記事では、女性が薄毛になる主な4つの原因を解説し、注意すべき習慣や効果が期待できる治療薬についてご紹介します。薄毛でお悩みの方は、ぜひ最後までお読みください。

女性の薄毛には、大きく分けて4つの主要な原因が考えられます。それぞれの特徴などについて詳しく解説します。
女性の髪の健康に深く関わっているのが、女性ホルモン(エストロゲン)です。このバランスが崩れることで、髪に大きな影響が及びます。
【更年期】
閉経前後になると、髪の成長を助け、ハリ・コシを保つ役割を担うエストロゲンの分泌が急激に減少します。エストロゲンが減ると、髪が抜けた後に次の髪が生えてくるまでの「休止期」が長くなり、結果として頭皮上の髪の本数が減少するとされています。
【FAGA(女性型脱毛症)】
ホルモンバランスの変化や加齢により、髪が育つ「成長期」が短縮されます。髪が太く長く育ちきる前に成長が止まってしまうため、細く短い毛が増えます。
さらに発毛の休止期が長引くことで頭髪全体の密度が低下し、地肌が透けやすくなります(びまん性脱毛)。
FAGAに関しては、下記記事で治療方法などを詳しく解説していますので、併せてご覧ください。
FAGAの治療方法3つ|治療を考えたときのポイントや注意点も解説
【産後脱毛】
出産後に一時的に抜け毛が増える現象です。これは妊娠中に高まっていたエストロゲンが産後に急減し、毛周期が変化することで起こる生理現象です。
基本的には自然に回復することが多いため、積極的な薬物治療よりも経過を観察するのが一般的です。
髪の毛を作るための栄養や酸素は、血液によって運ばれます。そのため、頭皮の血流が滞ることは育毛の妨げになります。
冷え性や運動不足、デスクワークによる肩こりなどで血流が悪くなると、毛根にある「毛母細胞」へ十分な栄養が行き渡りにくくなります。このような状態が続くと毛が細くなり、次第に抜け毛の原因となる可能性があります。
髪の主成分は「ケラチン」というタンパク質です。さらに、その生成を助ける亜鉛やビタミンといったミネラルも欠かせません。
「クラッシュダイエット」と呼ばれるような無理な食事制限や、偏った食生活を続けると、栄養は生命維持に重要な臓器へ優先的に回されます。その結果、髪への供給は後回しにされてしまい、髪質の悪化や脱毛につながります。
過度なストレスは自律神経の乱れを招き、毛が伸びる速度の低下や毛の細さを引き起こすことがあります。
また、髪の修復や成長に欠かせない「成長ホルモン」は主に睡眠中に分泌されます。慢性的な睡眠不足は、育毛を阻害する大きな要因の一つとなります。
参考:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jspog/30/2/30_246/_article/-char/ja

日常生活の中でのヘアケアや髪型が、知らず知らずのうちに頭皮へダメージを与えているケースもあります。どのようなことが頭皮へのダメージとなるのかについて解説します。
ポニーテールやシニヨン、きつめの編み込みなど、髪を強く引っ張る髪型を長時間続けることで起こります。持続的な引っ張り力が毛根にかかり続けると、毛包の周囲で血流が悪くなったり炎症が起きたりして、毛根がダメージを受けます。
初期段階では髪型を変えれば回復しますが、長期間繰り返すと毛根組織が萎縮し、永久的な脱毛になることもあります。そのため、毎日同じ結び方をしない、分け目を定期的に変える、きつく縛りすぎないといったことを意識することが大切です。
洗浄力が強すぎるシャンプーを使用したり、1日に何度も洗髪したりすると、頭皮に必要な皮脂まで取りすぎてしまいます。これにより頭皮のバリア機能が低下し、乾燥による炎症やフケ、かゆみを引き起こし、それが抜け毛の原因となることがあります。
参考:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/yca/1/1/1_KJ00000042345/_pdf/-char/ja
https://www.lasana.co.jp/mag/hair/scalp/0159

「急に大量の髪が抜けた」「抜け毛があり、体調も優れない」という場合は、内科的な疾患が原因である可能性も考えられます。
例えば以下のような疾患です。
抜け毛以外の症状がある場合は、医療機関の受診を検討しましょう。
参考:
https://osaka.jcho.go.jp/wp-content/uploads/2025/06/column_20250617.pdf
https://www.jstage.jst.go.jp/article/dermatol/134/10/134_2491/_pdf

加齢やホルモンバランスの変化による薄毛(更年期やFAGA)に対しては、医療機関で処方される治療薬によるアプローチが有効です。
どのような治療薬があるのかについて解説します。
ミノキシジルは、発毛を促す成分として広く知られる存在です。血管を拡張させ、血行を改善することで、毛根へ酸素や栄養を届けやすくする働きを持っています。
血流がスムーズになることで毛髪の成長がサポートされるほか、毛細血管を広げて毛母細胞に直接作用し、細胞分裂を活発にする効果が期待されます。これにより、細くなった髪を太く成長させ、新しい髪を生やす力を高めていくのが特徴です。
ミノキシジルには、頭皮に直接塗布する外用薬(塗り薬)と、体内からアプローチする内服薬(飲み薬)の2つのタイプがあります。
外用薬は、気になる部位の頭皮に塗布することで、局所的に血行を改善し、育毛や発毛をサポートします。
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一方、内服薬(飲み薬)は、成分が血液に乗って全身の細胞へ運ばれるため、体内からよりダイレクトに毛母細胞へ働きかけ、より広い範囲から毛母細胞へ作用することで、発毛をサポートします。
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なお、男性用のミノキシジル製品は女性用と配合量や濃度が異なるため、女性には適さないとされています。安全に使用するためにも、女性向けとして販売・処方される製品を選択することが大切です。
もともとは利尿剤として使われていた薬ですが、男性ホルモンの影響を抑えることで、乱れたヘアサイクルを正常化し、抜け毛の改善を助ける効果が期待できます。
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薄毛の原因が女性ホルモンの減少によるものか判断できない場合は、医師に相談してみましょう。

「薄毛の相談をしたいけれど、クリニックに通う時間がない」「対面での相談は少し抵抗がある」という方もいらっしゃるでしょう。そのような方には、オンライン診療サービスがおすすめです。
オンライン診療サービス「med.」なら、オンラインで診察から処方まで完了するので、手間がかからず忙しい方でも気軽に診察を受けられます。
med.の特徴について詳しく解説します。
med.の利用の流れは、以下の通りです。
このように自宅ですべて完結できるため、移動する必要がなく、待ち時間も最小限にできます。また、人に見られる可能性もないため、プライバシーに関する心配もありません。
なお、お薬は決済完了後すぐにヤマト運輸で発送手続きが行われます。当日15時までに決済が完了している場合は即日発送、15時以降に決済した場合は翌日発送です。(※ご注文受付状況、天候や年末年始などの配達状況により遅れが生じる場合もございます)
med.では、診察料や処方料がかからず、薬代のみで処方薬を購入できます。(※1万円以下の場合は送料がかかります)また、通院する必要がないため、交通費も必要ありません。

med.は「SBC湘南美容クリニック」と提携しており、医師が診察し、最適な処方を提案してくれます。また、オンラインでは不安な場合や、医師が必要だと判断した場合は、対面診察も受けられます。
また、土日祝日も診察を受けられ、9時~23時まで受診できるため、忙しい方も無理なく診察を受けられます。

なお、med.では更年期やFAGAによる薄毛の改善に効果が期待できる処方薬を取り揃えております。
薄毛の原因がわからない場合も、医師にご相談ください。
女性の薄毛の原因は、加齢による女性ホルモンの減少だけでなく、血行不良や栄養不足、日々のストレスなど多岐にわたります。まずは生活習慣を見直し、自分に合ったケアを継続することが大切です。
もし、更年期やFAGAなどのホルモンバランスの影響が疑われる場合は、医師に相談してミノキシジルなどの医学的根拠に基づいた治療薬を検討することも有効な手段です。まずは診察を受けるところから始めてみましょう。
SBC湘南美容クリニック 医師
渡邉大洋(わたなべ ひろうみ)
治療等の内容/治療等の期間及び費用
・ミノキシジルを使用するFAGA治療です。まずは6か月以上の服用をお試しください。 定期3か月¥43,510〜(税込)
・ミノキシジルを服用する FAGA 治療です。
まずは 6 か月以上の服用をお試しください。 6 か月¥35,640〜(税込)
※効果が実感できるまでには継続的な服用が必要であり、その期間にも個人差がございます。
・スピロノラクトンを服用するFAGA治療です。 まずは6か月以上の服用をお試しください。 定期6か月¥32,130〜(税込) ※効果が実感できるまでには継続的な服用が必要であり、その期間にも個人差がございます。
副作用
・塗るミノキEXの主な副作用として、かゆみ、かぶれ、頭痛、めまいなどが報告されています。
・タブレットMLの主な副作用として、動悸、めまい、低血圧など ・体毛が濃くなるなどが報告されています。
・タブレットSの主な副作用として、電解質異常(高カリウム血症、低ナトリウム血症、代謝性アシドーシス等)、急性腎不全、発疹、頻尿、口渇、乳房の女性化、月経不順、声の低温化、低血圧、めまいなどが報告されています。
成分の承認について
・塗るミノキEX、タブレットML、タブレットSは未承認薬です。
入手経路
・SBCオリジナル薬は、海外製薬メーカーで当院管理のもと、定期的な品質チェック・厳密な管理を行い、製造している輸入製品です。
個人輸入された医薬品等のリスクはこちらをご確認ください。https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/
国内の承認医薬品等の有無
・ミノキシジルと同成分の製品が、FAGA治療薬として承認されている内服薬はありません。
ヒト由来幹細胞培養上清液と同成分の製品が、FAGA治療の再生医療等製品として承認されている外用薬はありません。
・スピロノラクトンが、医療用医薬品の内服薬として高血圧症、心性浮腫、原発性アルドステロン症の診断及び症状の改善目的で厚生労働省に承認されています。
諸外国における安全性等に係る情報
・同成分である内服薬のミノキシジルが処方箋医薬品としてアメリカ食品医薬品局(FDA)で重症高血症治療目的として承認されています。 承認年月日:1979/08/24
安全性等に関わる情報としては、副作用として頭皮の発疹、かゆみ、頭痛といった副作用症状が記載されています。
ヒト由来幹細胞培養上清液は、諸外国でも再生医療等製品としてAGA治療を目的とした使用は承認されていません。そのため、重大なリスクが明らかになってない可能性があります。
・同成分であるスピロノラクトンが処方箋医薬品としてアメリカ食品医薬品局(FDA)で高血圧・うっ血性心不全・原発性アルドステロン症治療目的として承認されています。 承認年月日:1960/09/21 安全性等に関わる情報としては、副作用として電解質異常(高カリウム血症、低ナトリウム血症、代謝性アシドーシス等)、発疹、食欲不振、口渇、倦怠感といった副作用症状が記載されています。そのため、重大なリスクが明らかになってない可能性があります。
救済制度について
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
お問い合わせ先
お問い合わせはmed.カスタマーサポートまで。