肝斑治療におけるハイドロキノンの効果|トレチノインとの併用療法や正しい使い方を解説

美容・スキンケア
投稿:2026.09.14更新:2026.09.14
肝斑治療におけるハイドロキノンの効果|トレチノインとの併用療法や正しい使い方を解説

「肝斑にハイドロキノンは効果があるの?」「トレチノインと併用した方がいいの?」「使うとかえって悪化しない?」と気になっていませんか。

ハイドロキノンは、メラニンの生成を抑える働きが期待されている外用薬です。美容皮膚科では、肝斑治療の一環として処方されることがあります。

一方で、肝斑は一般的なシミとは原因や治療方法が異なる色素沈着です。そのため、ハイドロキノンだけでなく、トレチノインや内服薬を組み合わせたり、紫外線対策や摩擦を避けたりしながら治療を進めることが大切です。

本記事では、肝斑治療におけるハイドロキノンの効果や作用の仕組み、トレチノインとの併用療法、正しい使い方、副作用や注意点についてわかりやすく解説します。ハイドロキノンによる肝斑治療を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

この記事の監修医師

SBC湘南美容クリニック 医師

渡邉 大洋(わたなべ ひろうみ)

患者さま一人ひとりの理想や悩みに寄り添い、医学的根拠に基づいた安全で効果的な美容医療を提供することを大切にしています。
対面診療では相談しづらいような悩みもオンラインクリニックの強みを生かして相談しやすい環境を提供していきます。

■略歴
佐賀大学医学部医学科 卒業
佐賀県医療センター好生館/佐賀大学医学部附属病院(たすき掛け) 臨床研修修了
SBCオンラインクリニック入職
SBCオンラインクリニック院院長就任

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この記事の執筆・薬学監修者

SBC湘南美容クリニック 薬剤師

下山田 佳乃子(しもやまだ かのこ)

調剤薬局での実務経験を活かし、美容・ヘルスケア領域を中心に医療・薬学コンテンツの執筆・監修を行っています。
厚生労働省等の公的資料や医薬品添付文書など、信頼性の高い一次情報に基づき、記事の内容が正確であるかを薬剤師の視点から確認しています。

■略歴
東京薬科大学 薬学部 卒業
2021年 薬剤師免許取得
調剤薬局にて2年6か月勤務(調剤・服薬指導・健康相談業務)
現在は美容・ヘルスケア領域を中心に、Webコンテンツの薬剤師監修・事実確認業務に従事

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ハイドロキノンが肝斑治療に使われる理由とは?

ハイドロキノンが肝斑治療に用いられる理由は、肝斑の原因となるメラニンの生成を抑える働きが期待されているためです。

肝斑は、頬や額、口周りなどに左右対称に現れやすいシミの一種です。紫外線だけでなく、ホルモンバランスの変化や摩擦、炎症など、複数の要因が重なって発症すると考えられており、一般的な老人性色素斑とは原因や治療方法が異なります。

日本皮膚科学会の美容医療診療指針でも、ハイドロキノン外用療法は肝斑に対する治療の選択肢の一つとして位置付けられています。

ただし、肝斑は再発しやすい特徴があるため、ハイドロキノンのみで改善を目指すのではなく、トレチノインや内服薬、紫外線対策などを組み合わせて治療を進めることが一般的です。

ここからは、ハイドロキノンが肝斑へどのように作用するのか、その仕組みについて詳しく見ていきましょう。

参考:
https://www.dermatol.or.jp/dermatol/wp-content/uploads/xoops/files/guideline/biyo2v.pdf

ハイドロキノンが肝斑へ作用する仕組み

ハイドロキノンは、メラニンの生成に関わる「チロシナーゼ」という酵素の働きを抑えることで、肝斑へ作用すると考えられています。

メラニンは、肌にある「メラノサイト」で作られる色素です。紫外線や摩擦などの刺激を受けると、チロシナーゼが活性化し、メラニンの生成が促進されます。

肝斑では、このメラニンが過剰に作られ、肌へ蓄積することで色素沈着が目立つようになります。

そこで、ハイドロキノンはチロシナーゼの働きを阻害することで、メラニンが作られる過程へアプローチします。その結果、新たなメラニンの生成が抑えられ、肝斑が濃くなるのを防ぐ効果が期待されているのです。

なお、ハイドロキノンは、すでに蓄積したメラニンを直接分解したり、短期間で肝斑を消したりする薬ではありません。

メラニンが作られにくい状態を維持しながら、少しずつ色素が排出されることで、徐々に肝斑の改善をサポートすると考えられています。

参考:
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/12622786/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38106810/
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK539693/

ハイドロキノンの効果はいつから?肝斑改善までの期間

ハイドロキノンは、使い始めてすぐに効果が現れる外用薬ではありません。

一般的には、数週間から数か月ほど継続して使用することで、徐々に変化を実感するケースが多いとされています。med.でも、まずは3か月を目安に使用することを推奨しています。

そもそも肝斑は、長い時間をかけてメラニンが蓄積することで目立つようになる色素沈着です。そのため、ハイドロキノンで新たなメラニンの生成を抑えても、短期間で大きな変化が現れることは多くありません。

なお、効果が現れるまでの期間には個人差があります。肝斑の程度や肌質、使用する製剤の濃度、紫外線対策やスキンケアの状況なども影響する点に注意しましょう。

肝斑治療でハイドロキノンを使うメリット

ここからは、肝斑治療でハイドロキノンを使用する主なメリットについて詳しく見ていきましょう。

自宅で治療を続けやすい

ハイドロキノンは、自宅で治療を続けやすいことがメリットです。毎日のスキンケアに取り入れられるため、仕事や家事で忙しい方でも無理なく継続しやすいでしょう。

肝斑治療は、数か月単位で続けることが一般的です。そのため、継続しやすい治療法を選ぶことは、肝斑の改善を目指すうえで重要なポイントになります。

なお、ハイドロキノンは、洗顔や保湿を済ませたあとに、気になる部分へ薄く塗布して使用します。レーザー治療のように施術を受ける必要がないため、自分のペースで治療を続けやすいことも特徴です。

トレチノインや内服薬と併用しやすい

ハイドロキノンは、トレチノインなどのほかの治療と組み合わせやすいこともメリットです。

たとえば、トレチノインは肌のターンオーバーを促し、メラニンの排出をサポートすると考えられています。一方、ハイドロキノンはメラニンの生成を抑える働きが期待されており、それぞれ異なる方向から肝斑へアプローチが可能です。

このように、ハイドロキノンは単独で使用するだけでなく、さまざまな治療と組み合わせることでより効率的に肝斑の改善を目指すことができます。

なお、ハイドロキノンとトレチノインを併用する理由については、「ハイドロキノンとトレチノインを併用する理由とは?」で詳しく解説します。

肝斑治療でハイドロキノンを使うデメリット・注意点

ハイドロキノンは肝斑治療に用いられる外用薬ですが、使い方によっては肌トラブルにつながることもあるため、いくつかの注意点を理解したうえで使用することが大切です。

ここからは、ハイドロキノンを使用する前に知っておきたいデメリットや注意点について詳しく解説します。

刺激によって肝斑が悪化することもある

ハイドロキノンを使用する際、肌へ強い刺激が加わると、肝斑が悪化するおそれがあります。

そもそも肝斑は、紫外線や摩擦、炎症などの影響を受けやすい色素沈着です。そのため、ハイドロキノンを使用する場合も、肌の状態を見ながら適切に使用することが大切です。

たとえば、一度に多く塗ったり、高濃度の製剤を自己判断で使用したりすると、赤みやヒリヒリ感が生じることがあります。炎症が続くと、炎症後色素沈着を引き起こし、かえって色素沈着が目立つ可能性も否定できません。

肝斑の改善を目指すためには、使用量や使用方法を守ることに加え、摩擦を避けたスキンケアや紫外線対策を継続することも重要です。

参考:
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34486734/

即効性は期待しにくい

ハイドロキノンは、自宅で治療を続けやすい一方で、即効性は期待しにくい外用薬です。効果を実感するまでには一定の期間がかかる点には注意しましょう。

実際に、ハイドロキノンを用いた研究では、8〜12週間程度の継続使用によって肝斑の改善が認められた例が報告されています。

そのため、「できるだけ早く肝斑を改善したい」という方にとっては、物足りなく感じる場合もあるでしょう。

参考:
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17348994/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18246882/

使用を中止すると再発することもある

ハイドロキノンで肝斑が改善しても、使用を中止すると再発するおそれがある点にも注意が必要です。

肝斑は、紫外線や摩擦、ホルモンバランスの変化など、さまざまな要因によって悪化するとされています。

そのため、ハイドロキノンでメラニンの生成を抑えていても、原因となる刺激が続けば、新たなメラニンが作られ、再び色素沈着が目立つ可能性があるのです。

参考:
https://link.springer.com/article/10.1007/s13555-017-0194-1

副作用がある

ハイドロキノンは、肝斑治療に使用される外用薬ですが、副作用が現れることもあります。特に、使い始めは肌が成分に慣れていないため、赤みや刺激感などの症状が出る場合があります。

主な副作用は、以下のとおりです。

  • 赤み
  • かゆみ
  • 刺激感
  • 乾燥
  • かぶれ
  • 皮むけ
  • 白斑
  • 外因性オクロノーシス(青黒~灰青色の色素沈着。非常に稀だが治療困難)

これらの症状はすべての方に起こるわけではありませんが、高濃度の製剤を使用する場合や、長期間連続して使用した場合は、副作用のリスクが高まる可能性があります。

また、まれではあるものの、長期間の使用によって白斑や外因性組織黒変症などの色素異常が報告されています。そのため、自己判断で長期間使用を続けるのではなく、肌の状態を確認しながら適切に使用することが大切です。

ハイドロキノンとトレチノインを併用する理由とは?

ハイドロキノンとトレチノインは、作用する仕組みが異なるため、肝斑治療で併用されることがあります。

ハイドロキノンはメラニンの生成を抑え、トレチノインは肌のターンオーバーを促すことで、それぞれ異なる方向から肝斑へアプローチします。

それぞれの違いをまとめると、以下のとおりです。

比較項目 ハイドロキノン トレチノイン
主な作用 メラニンの生成を抑える ターンオーバーを促す
役割 新たなシミ・色素沈着を防ぐ メラニンの排出をサポートする
刺激感 比較的少ない 出やすい

このように、2つの外用薬は役割が異なるため、美容皮膚科では併用療法が選択されるケースも少なくありません。メラニンを「作らせにくくする」と「排出を促す」を組み合わせることで、より効率的な治療が期待されています。

一方で、トレチノインは赤みや皮むけなどの刺激が現れやすい外用薬です。ハイドロキノンと併用すると肌への負担が大きくなる場合もあるため、使用方法や使用量は自己判断せず、医師の指示に従うことが大切です。

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参考:
https://jcadonline.com/open-label-treatment-of-moderate-or-marked-melasma-with-a-4-hydroquinone-skin-care-system-plus-0-05-tretinoin-cream/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18046911/

肝斑治療におけるハイドロキノンの正しい使い方

肝斑治療でハイドロキノンを用いる際の基本的な使用手順は、以下のとおりです。

  1. 洗顔
  2. 化粧水
  3. ハイドロキノンを気になる部分へ薄く塗布する
  4. 乳液などで保湿する

また、トレチノインを併用する場合は、ハイドロキノンを先に塗布したあとにトレチノインを使用します(med.ではトレチノインクリームのあとに「SBC ナノメソッドHQ」の使用も推奨しています)。

ハイドロキノンは、紫外線の影響を受けやすい成分とされているため、夜のスキンケアで使用するケースが一般的です。

朝に使用する場合は、日焼け止めなどで紫外線対策を十分に行いましょう。

また、患部へは薄く塗り広げるように使用し、強く擦り込む必要はありません。肝斑は摩擦によって悪化しやすいため、塗布するときも肌へ刺激を与えないよう意識することが大切です。

なお、トレチノインを併用する場合は、ハイドロキノンを塗布したあとにトレチノインを使用する方法が一般的です。ただし、使用する製剤やクリニックによって塗布する順番が異なる場合もあるため、医師の指示に従って使用しましょう。

ハイドロキノンの濃度による違い|肝斑には何%が使われる?

ハイドロキノンは、製品によって配合濃度が異なります。濃度ごとの主な違いは、以下のとおりです。

濃度の目安 主な用途・特徴
1〜2%程度 市販のスキンケア製品に配合されることが多い
4%前後 病院や美容クリニックで処方・使用されることが多い
5%以上 医療機関で使用されることが多く、刺激や副作用に注意が必要

なお、肝斑治療では4%前後のハイドロキノンが使用されるケースが多く見られます。

ただし、高濃度だからといって必ずしも高い効果が期待できるわけではありません。濃度が高くなるほど、赤みや刺激感、かぶれなどの副作用が現れやすくなるためです。

そのため、初めてハイドロキノンを使用する方や敏感肌の方は、医師の診察を受けながら濃度を選択するようにしましょう。

参考:
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC5724303/

肝斑治療におけるハイドロキノンの費用相場

ハイドロキノンによる肝斑治療にかかる費用は、使用する製剤や購入方法によって異なります。

以下では、参考までにmed.で取り扱っている主な製品と費用の目安を紹介します。

製品名 種別 費用
ハイドロキノン4% 医薬品 2,980円円
SBC ナノメソッドHQ ドクターズコスメ 6,584円~13,860円
プラスリストア ナノHQクリームEX ドクターズコスメ 2,310円~4,620円
プラスリストア ナノHQクリーム 10g ドクターズコスメ 3,520円~7,040円
プラスリストア ナノHQクリーム 30g ドクターズコスメ 9,350円~18,700円

なお、製品によって、ハイドロキノンの濃度や配合成分、内容量は異なります。そのため、価格だけで選ぶのではなく、自分の肌質や肝斑の状態に合った製品を選ぶことが大切です。

また、ハイドロキノンはトレチノインや内服薬と併用されることも多いため、治療内容によっては外用薬以外の費用がかかる場合もあります。

総額を確認したうえで、自分に合った治療方法を検討するとよいでしょう。

ハイドロキノンによる肝斑治療は保険適用される?

ハイドロキノンを用いた肝斑治療は、原則として保険適用の対象外です。肝斑の改善は美容目的の治療と判断されることが多く、美容皮膚科やクリニックでは自由診療として提供されています。

具体的な費用は医療機関によって異なるため、治療を始める前に料金体系を確認しておくと安心でしょう。

肝斑治療でハイドロキノンと併用されることが多い治療薬

ハイドロキノンは単独で使用されることもありますが、肝斑治療ではほかの治療と組み合わせるケースも少なくありません。

これは、肝斑が一つの原因だけで生じるのではなく、メラニンの生成や炎症、ターンオーバーの乱れなど、複数の要因が関係しているためです。

症状や肌の状態に合わせて治療を組み合わせることで、それぞれ異なる方向から肝斑へアプローチできます。

ハイドロキノンと併用されることが多い治療薬は、以下のとおりです。

  • トレチノイン
    肌のターンオーバーを促す作用が期待されている外用薬です。肝斑の原因の一つであるメラニンの排出をサポートする役割を担います。
  • トラネキサム酸
    肝斑治療で広く使用されている内服薬です。炎症に関わる経路へアプローチすることで、メラノサイトの活性化を抑える効果が期待されています。
  • ビタミンC(シナール)
    抗酸化作用やメラニンの生成を抑える働きが期待されている内服薬です。肝斑だけでなく、シミや色素沈着の改善を目的として使用されるケースもあります。

ただし、どの治療薬を併用すべきかは肝斑の状態や既往歴など、個別に判断が必要です。そのため、併用を希望する際は必ず医師へ相談するようにしましょう。

ハイドロキノンを用いた肝斑治療に興味があるならmed.へご相談を

ハイドロキノンを用いた肝斑治療に興味があっても「忙しくて病院に行けない」「薬をもらうためだけにわざわざ病院に行くなんて」という方もいらっしゃるでしょう。

そんなときは、オンライン診療サービス「med.」がおすすめです。

med.なら、オンラインで診察から処方まで完了するので、手間がかからず忙しい方でも気軽にご利用いただけます。

ここからは、med.の特徴について詳しく見ていきましょう。

自宅で診察から処方薬の受け取りまで完結

med.の利用の流れは、以下のとおりです。

  1. 希望の薬をカートに追加
  2. オンライン診療を受ける(5分程度)
  3. 診察後に処方薬を購入すると、自宅に届く

このように診察から薬の購入までを自宅ですべて完結できるため、移動する必要がなく、待ち時間も最小限にできます。また、人に見られる可能性もないため、プライバシーに関する心配もありません。

なお、お薬は決済完了後すぐにヤマト運輸で発送手続きが行われます。当日15時までに決済が完了している場合は即日発送、15時以降に決済した場合は翌日発送です(※ご注文受付状況、天候や年末年始などの配達状況により遅れが生じる場合もございます)。

※医師の判断によりお薬が処方できない場合があります。

通院するよりもコストを抑えられる

med.では、診察料や処方料がかからず、薬代のみで処方薬を購入できます(※1万円以下の場合は送料がかかります)。また、通院する必要がないため、交通費も必要ありません。

オンライン診療実績が豊富な医師が土日祝日も23時まで診療

med.は「SBC湘南美容クリニック」と提携しており、医師が診察を行ったうえで、あなたにあった処方を提案してくれます。また、オンラインでは不安な場合や、医師が必要だと判断した場合は、対面診察も受けられます。

さらに、土日祝日はもちろん、9時~23時まで受診できるため、忙しい方も無理なく診察を受けられます。

なお、med.では以下のようなハイドロキノン配合の医薬品・スキンケアアイテムを取り揃えています。


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そのほか、以下のようなハイドロキノンと併用できる治療薬も取り揃えています。

どのアイテムが自分の症状に適しているかわからない方も、まずはお気軽にご相談ください。

肝斑治療でハイドロキノンを使う際によくある質問

ハイドロキノンによる肝斑治療を検討している方のなかには、「ハイドロキノンだけでも改善できる?」「市販品でも使える?」など、さまざまな疑問を持つ方も多いでしょう。

ここからは、ハイドロキノンを使う際によくある質問について、わかりやすく解説します。

ハイドロキノンだけで肝斑は改善する?

軽度の肝斑であれば、ハイドロキノン単独で改善が期待できるケースもあります。

ただし、肝斑は一つの原因だけで生じるものではないため、ハイドロキノンだけで十分な改善が得られないことも少なくありません。

そのため、実際の肝斑治療では、ハイドロキノンに加えて、トレチノインやトラネキサム酸、ビタミンC製剤などを組み合わせることがあります。

市販のハイドロキノンでも肝斑へ使える?

市販のハイドロキノン製品でも、肝斑のケアに使用されることがあります。

ただし、美容皮膚科で処方・販売される製品とは濃度や種類が異なるため、同じような治療効果が期待できるとは限りません。

「市販品を使っても改善しない」という場合は、自己判断で使い続けるのではなく、一度医療機関で診断を受けることをおすすめします。

肝斑と普通のシミはどう見分ける?

肝斑は、頬や額、口周りなどに左右対称で現れやすいことが特徴です。一方、一般的なシミ(老人性色素斑)は、紫外線の影響を受けやすい部分にできることが多く、左右対称とは限りません。

ただし、見た目だけで肝斑と一般的なシミを見分けることは難しく、複数のシミが混在しているケースもあります。

そのため、自分では肝斑だと思っていても、実際には別の種類のシミだったということも少なくありません。

適切な治療を受けるためにも、「そもそも肝斑かどうかわからない」という場合は医療機関で診断を受けることをおすすめします。

ハイドロキノンで肝斑が悪化することはある?

ハイドロキノンそのものが肝斑を悪化させるわけではありません。

しかし、使用方法を誤って肌へ強い刺激を与えると、肝斑が濃く見えたり、炎症後色素沈着を引き起こしたりする可能性があります。

ハイドロキノンを使用する際は、決められた使用量や使用方法を守ることが大切です。

また、日中は日焼け止めを使用するなど、紫外線対策もあわせて行いましょう。適切に使用すれば、メラニンの生成を抑える外用薬として、肝斑治療の一つの選択肢になります。

ハイドロキノンはどれくらいの期間使える?

ハイドロキノンは、一般的に3か月程度を目安に使用されることが多い外用薬です。

ただし、使用期間は肌の状態や症状によって異なるため、医師の指示に従って使用することが大切です。

長期間連続して使用すると、肌への刺激が蓄積しやすくなるほか、まれに白斑や外因性組織黒変症などの色素異常が生じる可能性も報告されています。

まとめ

ハイドロキノンは、メラニンの生成を抑える働きが期待されており、肝斑治療で広く使用されている外用薬の一つです。

特に、トレチノインやトラネキサム酸などの治療と組み合わせることで、さまざまな方向から肝斑へアプローチできるため、美容皮膚科でも併用療法が行われています。

一方で、ハイドロキノンは即効性が期待できる薬ではなく、効果を実感するまでには一定の期間が必要です。また、使用方法を誤ると肌へ刺激を与え、かえって肝斑が悪化する可能性もあるため、適切な使用方法を守ることが重要です。

肝斑は、原因や症状によって適した治療方法が異なります。「自分にハイドロキノンが合っているかわからない」「市販品で改善しない」とお悩みの方は、一人で判断せず、医師へ相談しながら治療を進めることをおすすめします。

医薬品について

治療等の内容
・グルタチオン・アスコルビン酸、パントテン酸カルシウム・トラネキサム酸・Lシステインを服用する肌治療です。
・アスコルビン酸・パントテン酸カルシウムを服用する肌治療です。
・トラネキサム酸を服用する肌治療です。
・ハイドロキノンを使用する肌治療です。
・トレチノインを使用する肌治療です。

治療等の期間及び費用
・四合剤はまず3か月の服用をお試しください。定期3か月¥16,440(税込)
・シナールはまずは3か月の服用をお試しください。 定期3か月7,860円(税込)
・トラネキサム酸はまずは3か月の服用をお試しください。定期3か月7,860円(税込)
・ハイドロキノン 1本¥2,980(税込)
・トレチノインクリーム 1本¥3,000円(税込)
※効果が実感できるまでには継続的な服用が必要であり、その期間にも個人差がございます。

副作用
・四合剤の副作用として、食欲不振、悪心、嘔吐、胸やけ、胃不快感、胃痛、下痢、過敏症、搔痒感、発疹、口喝、腹痛などの報告があります。
・シナールの副作用として、胃腸の不快感や悪心、嘔吐、下痢などの報告があります。
・トラネキサム酸の副作用として、血栓症、食欲不振、吐き気、掻痒感(かゆみ)、発疹、眠気 などの報告があります。
・ハイドロキノンの副作用として、赤み、かゆみ、刺激感、乾燥、かぶれ、皮むけ、白斑などが報告されています。
・トレチノインクリームの副作用として、接触性皮膚炎、赤みや乾燥、皮むけ、かゆみなどが報告されています。

成分の承認について
・湘南美容内服薬 四合剤は、未承認医薬品です。
・アスコルビン酸・パントテン酸カルシウムの肌治療は添付文書に記載のない適応外使用を指します。
・トコフェロール酢酸エステルの肌治療は添付文書に記載のない適応外使用を指します。
・ トラネキサム酸の肌治療は添付文書に記載のない適応外使用を指します。
・ハイドロキノンは、未承認医薬品です。
・トレチノインクリームは、未承認医薬品です。

入手経路
・SBCオリジナル薬は、海外製薬メーカーで当院管理のもと、定期的な品質チェック・厳密な管理を行い、製造している輸入製品です。個人輸入された医薬品等のリスクはこちらをご確認ください。https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/
・シナール、トラネキサム酸は当該医薬品は、国内正規販売代理店(医薬品卸業)から仕入れています。
・ハイドロキノン、トレチノインクリームは、日本国内未承認医薬品・医療機器等は厚生局の正式なプロセスを経て、提携クリニックの医師の判断の下、輸入をしたものになります。当院で輸入している医薬品は、BeRich (Thailand) Co., Ltd. 社等で製造されたものであり、代理店である MONZEN社等を通じて輸入を行っております。個人輸入された医薬品等のリスクはこちらをご確認ください。https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/

国内の承認医薬品等の有無
・湘南美容内服薬 四合剤(アスコルビン酸・パントテン酸カルシウム・Lシステイン・トラネキサム酸・グルタチオン)を含む内服薬は肌治療として国内承認されていません。
・アスコルビン酸・パントテン酸カルシウムが、一般用医薬品の内服薬としてしみ、そばかす、日やけ・かぶれによる色素沈着治療目的で国内承認されています。
・トラネキサム酸の内服薬は一般用医薬品として、しみ(肝斑に限る)治療目的で承認されています。
・ハイドロキノンと同等成分の製品が、肌治療薬として承認されている外用薬はありません。
・トレチノインと同等成分の製品が、肌治療薬として承認されている外用薬はありません。

諸外国における安全性等に係る情報
・湘南美容内服薬 四合剤(アスコルビン酸・パントテン酸カルシウム・Lシステイン・トラネキサム酸・グルタチオン) は、諸外国でも処方箋医薬品、一般用医薬品として肌治療を目的とした使用は承認されていません。
・アスコルビン酸・パントテン酸カルシウムは、諸外国でも処方箋医薬品、一般用医薬品として肌治療を目的とした使用は承認されていません。
・トラネキサム酸の内服薬が処方箋医薬品としてアメリカ食品医薬品局(FDA)で月経過多症の治療目的として承認されています。 承認年月日:2009/11/13 安全性等に関わる情報としては、月経過多治療で承認されています。
・同成分であるハイドロキノンは、諸外国でも処方箋医薬品、一般用医薬品として肌治療を目的とした使用は承認されていません。
・同成分であるトレチノインクリーム(外用)のトレチノインが処方箋医薬品としてアメリカ食品医薬品局(FDA)で尋常性ざ瘡症治療目的として承認されています。承認年月日:1971/10/02

救済制度について
・四合剤、シナール、トラネキサム酸、ハイドロキノン、トレチノインクリームは万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

お問い合わせ先
お問い合わせはmed.カスタマーサポートまで。