SBC湘南美容クリニック 医師
渡邉 大洋(わたなべ ひろうみ)
患者さま一人ひとりの理想や悩みに寄り添い、医学的根拠に基づいた安全で効果的な美容医療を提供することを大切にしています。
対面診療では相談しづらいような悩みもオンラインクリニックの強みを生かして相談しやすい環境を提供していきます。
■略歴
佐賀大学医学部医学科 卒業
佐賀県医療センター好生館/佐賀大学医学部附属病院(たすき掛け) 臨床研修修了
SBCオンラインクリニック入職
SBCオンラインクリニック院院長就任

「トレチノインは、シミやシワが気になる部分だけでなく顔全体に塗ってもいいの?」と気になっていませんか。
トレチノインは、気になる部分へ部分的に塗布する使い方が一般的な医薬品です。ただし、医師の指示に従ったうえであれば、顔全体に塗布すること自体は問題ないとされています。
一方で、正しい使い方を知らずに自己判断で広範囲に使用すると、肌トラブルにつながるおそれもあります。
本記事では、トレチノインを顔全体に塗っても大丈夫なのかをはじめ、期待できる効果や副作用、正しい使い方、注意点までわかりやすく解説します。トレチノインでの美容ケアを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
SBC湘南美容クリニック 医師
渡邉 大洋(わたなべ ひろうみ)
患者さま一人ひとりの理想や悩みに寄り添い、医学的根拠に基づいた安全で効果的な美容医療を提供することを大切にしています。
対面診療では相談しづらいような悩みもオンラインクリニックの強みを生かして相談しやすい環境を提供していきます。
■略歴
佐賀大学医学部医学科 卒業
佐賀県医療センター好生館/佐賀大学医学部附属病院(たすき掛け) 臨床研修修了
SBCオンラインクリニック入職
SBCオンラインクリニック院院長就任
SBC湘南美容クリニック 薬剤師
下山田 佳乃子(しもやまだ かのこ)
調剤薬局での実務経験を活かし、美容・ヘルスケア領域を中心に医療・薬学コンテンツの執筆・監修を行っています。
厚生労働省等の公的資料や医薬品添付文書など、信頼性の高い一次情報に基づき、記事の内容が正確であるかを薬剤師の視点から確認しています。
■略歴
東京薬科大学 薬学部 卒業
2021年 薬剤師免許取得
調剤薬局にて3年間勤務(調剤・服薬指導・健康相談業務)
現在は美容・ヘルスケア領域を中心に、Webコンテンツの薬剤師監修・事実確認業務に従事

結論からいうと、トレチノインは医師の指示に従ったうえで顔全体への使用が検討されることがあります。
トレチノインは、ビタミンA誘導体の一種で、シミや肝斑、シワなど、気になる部分に絞って塗布する使い方が一般的です。これは、作用が強く出やすい医薬品であるため、まずは気になる部分から少量ずつ試すことが推奨されているためです。
一方で、肌全体のハリやキメを整えたい、顔全体のシワやくすみが気になるといった場合には、医師と相談したうえで顔全体に塗布する使い方が選択されることもあります。ただし、その場合も濃度や使用量、頻度は自己判断で決めるのではなく、必ず医師の指示に従うことが大切です。
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シミ ・シワ・くすみに

顔全体に塗る・塗らないにかかわらず、トレチノインには主に以下のような作用があるとされています。
これらの作用により、トレチノインはシミや肝斑、シワ、ニキビ跡など、さまざまな肌悩みへのアプローチとして用いられています。ターンオーバーが促進されることで、古い角質やメラニンを含んだ細胞が排出されやすくなり、色素沈着の改善やキメの変化が期待できるとされています。
気になる部分だけでなく顔全体に塗布した場合、こうした作用が顔全体に及ぶため、部分的なシミやシワだけでなく、顔全体のくすみやハリ不足など、広い範囲の肌悩みに対してアプローチしやすくなる点がメリットといえるでしょう。
ただし、効果の現れ方には個人差があり、すべての方に同じ変化が起こるわけではありません。
参考:
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18046911/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/20633013/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/41302994/

トレチノインは効果が期待できる一方で、使用開始後に「A反応(レチノイド反応)」と呼ばれる肌反応が起こることがあります。
A反応とは、皮膚の生まれ変わりが急激に進むことによって一時的に生じる、赤み、皮むけ、乾燥、ヒリヒリとした刺激感などの症状のことです。多くの場合、使用開始から数日〜数週間程度で落ち着くとされていますが、症状の強さや現れ方には個人差があります。
顔の一部にのみ塗布する場合は、A反応もその部分に限定されますが、顔全体に塗布する場合は、これらの症状が顔全体に現れる可能性がある点に注意が必要です。
特に使用を始めたばかりの時期は、想定以上に赤みや皮むけが目立つケースもあるため、いきなり広範囲・高濃度で使用するのではなく、段階を踏んで慣らしていくことが重要です。
【関連記事】トレチノインで皮剥けするのはなぜ?いつまで続く?対処法や塗り続けるべきかを解説

トレチノインを顔全体に使用する場合も、いきなり広範囲・高濃度で塗布するのではなく、少量から段階的に慣らしていくことが基本です。
一般的には、まず週2〜3回程度、少量を気になる部分に使用し、肌の様子を見ながら徐々に使用範囲や頻度を調整していきます。肌が慣れてきたら、医師の指示のもとで使用範囲を広げていく流れが一般的です。
なお、med.では、顔全体に使用する場合の目安として、米粒大(約0.25g)程度の量をごく薄く均一に伸ばす使い方を推奨しています。厚く塗り重ねても効果が高まるわけではなく、かえって刺激が強く出る可能性があるため、量を守ることが大切です。
また、顔全体への使用を始める前には、必ず医師へ相談しましょう。自己判断で急に使用範囲を広げると、想定以上の肌トラブルにつながるおそれがあるため注意が必要です。

トレチノインを顔全体に使用する場合、部分使用のとき以上に気をつけたいポイントがあります。ここでは、代表的な6つの注意点を紹介します。
トレチノインを塗布した肌は、通常よりも紫外線の影響を受けやすい敏感な状態になっています。
紫外線対策を怠ると、赤みや色素沈着が悪化するおそれがあるため、日中は日焼け止めを使用し、帽子や日傘なども活用しながら、紫外線をできるだけ避けることが大切です。
特に顔全体に塗布している場合は、顔全体の紫外線対策を意識しましょう。
トレチノインの使用中は、肌が乾燥しやすく、刺激を感じやすい状態になることがあります。そのため、保湿剤を併用し、肌のバリア機能をサポートすることが大切です。
刺激が強く感じられる場合は、トレチノインを塗布したあとに乳液やクリームを使用する、使用頻度を減らすなどの工夫で刺激を和らげられる場合があります。
気になる症状がある場合は、自己判断で対応を続けず、医師や薬剤師へ相談しましょう。
目元や口元、小鼻まわりなどは皮膚が薄く、トレチノインの刺激を受けやすい部位です。
顔全体に塗布する場合も、これらの部位は量を少なめにする、避ける、あるいは特に慎重に様子を見ながら使用するなどの対応が必要です。
強い刺激や腫れを感じた場合は、その部位への使用を中止し、医師に相談しましょう。
トレチノインは、妊娠中や妊娠している可能性がある方は使用を避けるべき医薬品とされています。
これは、胎児への影響が懸念されるためです。妊娠中・授乳中の方や、妊娠の可能性がある方は、自己判断で使用を開始せず、必ず事前に医師へ相談してください。
トレチノインの使用中は、AHA・BHAなどのピーリング成分やスクラブ、アルコール配合の化粧品など、刺激の強いスキンケアアイテムとの併用は避けましょう。
こうしたスキンケアアイテムを併用すると、肌への刺激が重なり、赤みや皮むけなどのトラブルが強く出やすくなる可能性があります。
トレチノイン使用中のスキンケアは、刺激の少ない製品を選ぶことが大切です。
トレチノインの使用中に、強い赤みや水疱、腫れなど、通常のA反応の範囲を超えると感じる症状が現れた場合は、使用を中止し、速やかに医師へ相談してください。
「様子を見れば治るはず」と自己判断で使用を続けると、症状が悪化する可能性があります。
特に顔全体に使用している場合は、症状が広範囲に及ぶこともあるため、異変を感じたら早めに対応することが大切です。

トレチノインでの美容ケアに興味があっても、「通院する時間がない」「まずは相談だけしてみたい」と感じる方もいるでしょう。
そんなときに利用したいのが、オンライン診療サービス「med.」です。
「med.」なら、オンラインで診察から処方まで完了するので、手間がかからず忙しい方にもおすすめです。
med.の特徴について詳しく解説します。
med.の利用の流れは、以下のとおりです。
このように自宅ですべて完結できるため、移動する必要がなく、待ち時間も最小限にできます。また、人に見られる可能性もないため、プライバシーに関する心配もありません。
なお、お薬は決済完了後すぐにヤマト運輸で発送手続きが行われます。当日15時までに決済が完了している場合は即日発送、15時以降に決済した場合は翌日発送です(※ご注文受付状況、天候や年末年始などの配達状況により遅れが生じる場合もございます)。
※医師の判断によりお薬が処方できない場合があります。
med.では、診察料や処方料がかからず、薬代のみで処方薬を購入できます(※1万円以下の場合は送料がかかります)。また、通院する必要がないため、交通費も必要ありません。
med.は「SBC湘南美容クリニック」と提携しており、医師が診察し、あなたにあった処方を提案してくれます。また、オンラインでは不安な場合や、医師が必要だと判断した場合は、対面診察も受けられます。
また、土日祝日も診察が受けられ、9時〜23時まで受診できるため、忙しい方も無理なく診察を受けられます。
なお、med.では以下のように複数の濃度のトレチノインクリームを取り扱っております。
どの濃度が自分に合いそうかわからない場合も、医師にご相談ください。
トレチノインは、本来気になる部分へ部分的に使用することが多い医薬品ですが、医師の指示に従ったうえであれば顔全体への塗布も可能です。
ターンオーバーの促進やメラニン排出のサポートなどの作用が期待できる一方、顔全体に塗ることでA反応などの副作用も広範囲に現れる可能性があるため、少量から段階的に慣らしていくことが大切です。
紫外線対策や保湿剤の併用、刺激を受けやすい部位への配慮、妊娠中・授乳中の使用を避けることなど、注意点を理解したうえで正しく使用しましょう。「顔全体に塗ってみたいけれど、自分に合った使い方がわからない」という方は、自己判断で使用範囲を広げず、医師へ相談したうえで治療を進めることをおすすめします。
治療等の内容/治療等の期間及び費用
・トレチノインを使用する肌治療です。1本¥2,600円~3本10,200円(税込)
副作用
・トレチノインの主な副作用として、接触性皮膚炎、赤みや乾燥、皮むけ、かゆみなどが報告されています。
成分の承認について
・トレチノインクリームは、未承認医薬品です。
入手経路
・トレチノインクリームは、日本国内未承認医薬品・医療機器等は厚生局の正式なプロセスを経て、提携クリニックの医師の判断の下、輸入をしたものになります。当院で輸入している医薬品は、インド・Healing Pharma(ヒーリングファーマ)社等で製造されたものであり、代理店であるMONZEN社等を通じて輸入を行っております。個人輸入された医薬品等のリスクはこちらをご確認ください。https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/
国内の承認医薬品等の有無
・トレチノインと同等成分の製品が、肌治療薬として承認されている外用薬はありません。
諸外国における安全性等に係る情報
・同成分であるトレチノインクリーム(外用)のトレチノインが処方箋医薬品としてアメリカ食品医薬品局(FDA)で尋常性ざ瘡症治療目的として承認されています。承認年月日:1971/10/02
安全性等に関わる情報としては、副作用として接触性皮膚炎、赤みや乾燥といった副作用症状が記載されています。
救済制度について
・トレチノインは万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
お問い合わせ先
お問い合わせはmed.カスタマーサポートまで。