SBC湘南美容クリニック 医師
渡邉 大洋(わたなべ ひろうみ)
患者さま一人ひとりの理想や悩みに寄り添い、医学的根拠に基づいた安全で効果的な美容医療を提供することを大切にしています。
対面診療では相談しづらいような悩みもオンラインクリニックの強みを生かして相談しやすい環境を提供していきます。
■略歴
佐賀大学医学部医学科 卒業
佐賀県医療センター好生館/佐賀大学医学部附属病院(たすき掛け) 臨床研修修了
SBCオンラインクリニック入職
SBCオンラインクリニック院院長就任

「不眠症の薬にはどんな種類があるの?」
「自分にはどの薬が合っているの?」
不眠症の薬選びでこのような悩みを抱えていませんか。
不眠症は、寝付きの悪さだけでなく、夜中に何度も目が覚める、朝早く起きてしまう、眠っても疲れが取れないなど、さまざまな形で現れます。
そのため、治療に用いられる薬も一種類ではなく、症状のタイプや原因に合わせて選ぶことが大切です。
本記事では、不眠症の種類や原因、治療薬ごとの特徴、副作用、服用時の注意点までわかりやすく解説します。
自己判断で薬を選ぶのではなく、医師と相談しながら自分に合った治療法を見つけるための参考にしてください。
SBC湘南美容クリニック 医師
渡邉 大洋(わたなべ ひろうみ)
患者さま一人ひとりの理想や悩みに寄り添い、医学的根拠に基づいた安全で効果的な美容医療を提供することを大切にしています。
対面診療では相談しづらいような悩みもオンラインクリニックの強みを生かして相談しやすい環境を提供していきます。
■略歴
佐賀大学医学部医学科 卒業
佐賀県医療センター好生館/佐賀大学医学部附属病院(たすき掛け) 臨床研修修了
SBCオンラインクリニック入職
SBCオンラインクリニック院院長就任

不眠症とは、「眠ろうとしているのにうまく眠れない状態」が続き、日中の生活へ支障が出ている状態のことです。
単に睡眠時間が短いだけではなく、日中の眠気や集中力の低下、疲労感、気分の落ち込みなどにつながる場合もあります。
なお、不眠症は一時的なストレスや生活リズムの乱れによって起こることもあれば、身体的な病気や精神的な不調が関係しているケースもあります。
また、不眠症の症状にはいくつか種類があり、症状によって治療の考え方や使用される薬も異なります。
そこで以下では、不眠症の代表的な種類と原因について詳しく見ていきましょう。
不眠症には、以下4つの種類があります。
たとえば、ストレスや緊張が強い方では、脳が興奮状態になり、入眠困難が起こるケースがあります。
一方、加齢やアルコール、睡眠時無呼吸症候群などが関係し、中途覚醒につながる場合もあるでしょう。
また、「睡眠時間は確保しているのに疲れが取れない」という場合は、熟睡障害の可能性も考えられます。
このように、不眠症はタイプによって特徴が異なるため、まずは自分がどの症状に当てはまるのかを把握することが大切です。
不眠症は、単に「眠れない体質だから起こる」というものではありません。
実際には、ストレスや生活習慣、身体的な不調など、さまざまな要因が重なって起こるケースが多いとされています。
不眠症の主な原因としては、以下のようなものが挙げられます。
たとえば、騒音や室温、寝具が合わないといった環境要因によって、眠りが浅くなる場合があります。
また、仕事や人間関係のストレス、不安感などの心理的要因によって、脳が興奮状態となり、寝付きが悪くなるケースも少なくありません。
さらに、肩こりや痛み、頻尿、咳などの身体症状が睡眠を妨げる場合もあります。
加えて、夜更かしや不規則な生活、寝る前のスマートフォン使用、カフェイン・アルコールの摂取といった生活習慣も、不眠症へ影響する要因の一つです。

不眠症治療に用いられる処方薬には、いくつかの種類があります。
それぞれ作用の仕組みや向いている症状が異なるため、「どの薬を選ぶか」は不眠症のタイプや原因によって異なることを覚えておきましょう。
代表的な不眠症治療薬の種類は、以下のとおりです。
| 種類 | 主な特徴 | 向いている症状の例 |
| ベンゾジアゼピン系 | 脳の興奮を抑えて眠気を促す | 入眠障害、中途覚醒 |
| 非ベンゾジアゼピン系 | ベンゾジアゼピン系より作用を限定しながら眠気を促す | 入眠障害 |
| メラトニン受容体作動薬 | 体内時計へ働きかけ、睡眠リズムを整える | 生活リズムの乱れ、入眠障害 |
| オレキシン受容体拮抗薬 | 覚醒を維持する働きを弱める | 入眠障害、中途覚醒 |
| 医療用漢方薬 | 体質や自律神経の乱れへ働きかける | ストレス、不安感を伴う不眠 |
たとえば、「布団へ入ってもなかなか眠れない」といった入眠障害では、比較的速く作用しやすい非ベンゾジアゼピン系睡眠薬などが選択されることがあります。
そのほか、「生活リズムの乱れによって眠れない」という場合にはメラトニン受容体作動薬、「夜中に何度も目が覚める」という場合にはオレキシン受容体拮抗薬のように、症状や原因に応じて異なるタイプの薬が選ばれます。
不眠症の薬を検討する際、「まずはドラッグストアで買える睡眠改善薬を試したい」と考える方も多いかもしれません。
実際、市販薬でも一時的な不眠に対応できる場合はあります。しかし、慢性的な不眠症を根本的に改善したい場合は、医師の診察を受けたうえで処方薬を検討することが重要です。
市販の睡眠改善薬の多くは、抗ヒスタミン成分による眠気を利用しています。そのため、一時的に眠気を感じやすくすることは期待できる一方で、不眠症の原因そのものへ働きかけるわけではありません。
一方、処方薬では、不眠症のタイプや原因に応じて薬を選択できます。そのため、「市販薬を飲んでも改善しない」「不眠が長く続いている」という場合は、自己判断で対処し続けるのではなく、医療機関へ相談するとよいでしょう。

ここからは、不眠症治療で用いられることがある代表的な治療薬について、それぞれの特徴や期待される作用、副作用などを詳しく見ていきましょう。
ルネスタは、有効成分「エスゾピクロン」を含む不眠症治療薬です。非ベンゾジアゼピン系睡眠薬に分類されており、主に寝付きの悪さ(入眠障害)の改善目的で用いられることがあります。
脳には、興奮した神経の働きを抑える「GABA(γ-アミノ酪酸)」という神経伝達物質があります。ルネスタは、このGABAの働きを強めることで、脳の過剰な覚醒状態を落ち着かせ、眠気を促すと考えられています。
また、ルネスタは比較的早く効果を実感できるうえ、作用時間が短めなのも特徴です。翌朝に眠気を持ち越しにくいので、朝から仕事がある方にも適しています。
なお、副作用としては以下のような症状が報告されています。
特に、「口の中が苦く感じる」といった味覚異常は、ルネスタで比較的知られている副作用の一つです。
また、長期間使用した場合には、耐性や依存形成につながる可能性もあるため、自己判断で増量・継続せず、医師の指示に従って服用することが重要です。
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何度も目が覚めるなら
【関連記事】エスゾピクロン(ルネスタ)の効果とは?何時間寝れる?作用時間や副作用を解説
デエビゴは、有効成分「レンボレキサント」を含む不眠症治療薬です。オレキシン受容体拮抗薬に分類されており、脳を覚醒状態へ保つ働きに関与する「オレキシン」の作用を抑えることで、眠気を促すとされています。
デエビゴの特徴は、「覚醒を弱める」という仕組みで作用する点です。作用の仕組み上、自然な眠気に近い形で入眠できるため、寝付きの悪さに悩む方に向いているでしょう。
また、「途中で何度も目が覚める」といった中途覚醒へ使用されることもあります。
なお、主な副作用として、以下のような症状が報告されています。
特に、服用量や体質によっては、翌朝まで眠気が残るケースもあるため注意が必要です。服用後の自動車運転や危険を伴う作業は避けるようにしましょう。
また、服用前後にアルコールを摂取すると、眠気が強く現れる可能性もあるため、服用中の飲酒は控えることが大切です。
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寝つき改善
【関連記事】デエビゴの効果とは?効き目・効果時間・副作用までわかりやすく解説
ロゼレムは、有効成分「ラメルテオン」を含む不眠症治療薬です。メラトニン受容体作動薬に分類されており、睡眠と覚醒のリズムに関与する「メラトニン受容体」へ働きかけることで、自然な眠気をサポートするとされています。
メラトニンとは、夜になると脳内で分泌が増えるホルモンのことです。体内時計を調整し、眠る時間を体へ知らせる役割があると考えられています。ラメルテオンは、このメラトニンの働きを補うように作用することで、睡眠リズムを整えやすくする点が特徴です。
ただし、即効性を重視する薬ではないため、効果を実感するまでに時間がかかる場合があることを覚えておきましょう。
なお、主な副作用としては、以下のような症状が報告されています。
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睡眠リズム調整
【関連記事】ラメルテオン(ロゼレム)の効果とは?発現時間や副作用、正しい飲み方を解説
クービビックは、有効成分「ダリドレキサント」を含む不眠症治療薬で、オレキシン受容体拮抗薬に分類されます。
覚醒状態を維持する働きに関与する「オレキシン」の作用を抑えることで、眠りへ入りやすい状態へ導く効果が期待できます。無理に脳を鎮静させるというより、自然な眠気を感じやすくする点が特徴です。
このような特徴から、寝付きの悪さだけでなく、「夜中に何度も目が覚める」「眠りが浅い」といった症状へ使用されることもあります。また、同じオレキシン受容体拮抗薬の中でも、翌朝の眠気が比較的残りにくいのもメリットです。
なお、主な副作用としては、以下のような症状が報告されています。
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翌朝に眠気が残りにくい
【関連記事】クービビック(ダリドレキサント)の効果とは?効果が出るまでの時間や副作用を解説
加味帰脾湯は、不眠や不安感、精神的な疲労感などに対して用いられることがある医療用漢方薬です。
「最近ストレスが続いている」「考えごとが多く、気持ちが落ち着かない」といった状態に伴う不眠へ使用されるケースがあります。
漢方では、過度な心労や疲労によって心身のバランスが乱れると、睡眠へ影響が出ると考えられています。加味帰脾湯は、こうした状態へ働きかけながら、睡眠環境を整えることを目的として用いられる点が特徴です。
なお、副作用として、発疹やかゆみ、胃部不快感のほか、まれに偽アルドステロン症や腸間膜静脈硬化症なども報告されています。
そのため、服用後に体調の変化を感じた場合は医師へ相談することが大切です。
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心と体の疲れに悩む方へ
酸棗仁湯は、「疲れているはずなのに眠れない」「眠りが浅く、何度も目が覚める」といった不眠症状に対して用いられることがある医療用漢方薬です。
心身の疲労感が強い方や、睡眠不足が続いている方へ処方されるケースがあります。
漢方では、過労やストレスによって心身のエネルギーが不足すると、睡眠リズムが乱れやすくなると考えられています。酸棗仁湯は、こうした状態へ働きかけることで、睡眠の質を整えていくことを目的として使用される点が特徴です。
主な副作用としては、食欲不振、胃部不快感、下痢、吐き気のほか、まれに偽アルドステロン症やミオパチーなども報告されています。
そのため、むくみや筋肉の異常、強いだるさなどを感じた場合は、速やかに医師へ相談しましょう。
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心身が疲れ眠れない方へ
抑肝散は、神経の高ぶりやイライラ感、不安感などを伴う不眠に対して用いられることがある医療用漢方薬です。
具体的には、「気持ちが落ち着かず眠れない」「些細なことでも神経が張ってしまう」といった状態の際に検討されます。
漢方では、精神的な緊張や興奮状態が続くと、自律神経のバランスが乱れ、睡眠へ影響しやすくなると考えられています。抑肝散は、こうした神経の高ぶりへ働きかけることで、心身を落ち着かせ、睡眠につながりやすい状態をサポートするとされています。
主な副作用としては、眠気、胃部不快感、食欲不振、発疹などが報告されています。そのほか、肝機能障害や偽アルドステロン症、間質性肺炎、心不全、ミオパチー、横紋筋融解症などの重篤な副作用が現れる可能性もあるため、服用中に異常を感じた場合は医師へ相談することが重要です。
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ストレスで寝つきが悪い方へ

ここからは、不眠症治療薬を安全に使用するために知っておきたいポイントについて、詳しく見ていきましょう。
不眠症治療薬を服用する際は、期待できる効果だけでなく、副作用についても理解しておくことが重要です。
たとえば、睡眠薬全般で比較的多く報告されている副作用としては、以下のようなものがあります。
特に、作用時間が長い薬や、体質的に薬が残りやすい方では、翌朝まで眠気が持ち越される場合もあります。その状態で車を運転したり、機械操作を行ったりすると、事故につながる可能性があるため注意が必要です。
また、薬の種類によって特徴的な副作用がみられるケースもあります。たとえば、ルネスタでは味覚異常、オレキシン受容体拮抗薬では悪夢や金縛りのような症状が報告される場合があります。
なお、副作用の現れ方には個人差があるため、服用後に異常を感じた場合は早めに医師へ相談することが大切です。
不眠症治療薬の中には、依存性や耐性が問題になるものがあります。特に、ベンゾジアゼピン系睡眠薬では注意が必要です。
依存とは、「薬がないと眠れない」と感じ、服用をやめにくくなる状態のことです。 また、耐性とは、同じ量を服用していても徐々に効きにくくなる状態を指します。
依存性がある薬の場合、最初は少量で眠れていたにもかかわらず、服用を続けるにつれて「最近効かなくなってきた気がする」と感じ、自己判断で量を増やしてしまうリスクがあります。
また、長期間服用していた薬を急に中止すると、不眠症状が悪化したり、不安感や焦燥感などの離脱症状が現れたりする場合もあります。
このように、依存性がある薬の場合は長期間の服用や減薬が問題になるケースもあるので、医師に相談しながら用量を調整することが大切です。
なお、近年はメラトニン受容体作動薬やオレキシン受容体拮抗薬といった、依存リスクが少ない薬も使用されるようになっています。
参考:
https://www.mhlw.go.jp/content/11121000/000842887.pdf
不眠症治療薬は、決められた方法で服用することで、本来の効果を発揮しやすくなります。
そのため、自己判断で服用量を変えたり、飲み方を変えたりしないことが重要です。
たとえば、「なかなか眠れないからもう1錠追加する」「今日は眠れそうだから飲まない」といった使い方はNGです。
また、睡眠薬の中には、服用するタイミングが重要なものも多くあります。たとえば、就寝直前の服用が推奨されている薬を早い時間に飲むと、十分に眠る前に強い眠気が現れ、転倒や事故につながるケースもあるでしょう。
さらに、薬によっては食事の影響を受けやすく、食後すぐの服用によって効き始めが遅れる場合もあります。
安全に治療を続けるためにも、正しい用法用量を守って服用しましょう。

不眠治療薬に興味があっても、「仕事が忙しくてなかなか病院に行けない」「寝れないだけで病院に行くなんて」という方もいらっしゃるでしょう。
そんなときに利用したいのが、オンライン診療サービス「med.」です。
「med.」なら、オンラインで診察から処方まで完了するので、手間がかからず忙しい方にもおすすめです。
med.の特徴について詳しく解説します。
med.の利用の流れは、以下のとおりです。
このように自宅ですべて完結できるため、移動する必要がなく、待ち時間も最小限にできます。また、人に見られる可能性もないため、プライバシーに関する心配もありません。
なお、お薬は決済完了後すぐにヤマト運輸で発送手続きが行われます。当日15時までに決済が完了している場合は即日発送、15時以降に決済した場合は翌日発送です(※ご注文受付状況、天候や年末年始などの配達状況により遅れが生じる場合もございます)。
※医師の判断によりお薬が処方できない場合があります。
med.では、診察料や処方料がかからず、薬代のみで処方薬を購入できます(※1万円以下の場合は送料がかかります)。また、通院する必要がないため、交通費も必要ありません。
med.は「SBC湘南美容クリニック」と提携しており、医師が診察し、あなたにあった処方を提案してくれます。また、オンラインでは不安な場合や、医師が必要だと判断した場合は、対面診察も受けられます。
また、土日祝日も診察が受けられ、9時~23時まで受診できるため、忙しい方も無理なく診察を受けられます。
なお、med.では以下のような不眠症治療薬を複数取り揃えております。
どの種類が自分に合うわからない場合も、医師にご相談ください。

不眠症を改善するためには、薬による治療だけでなく、生活習慣や睡眠環境を整えることも重要です。
実際、不眠症治療では「薬を飲み続けること」ではなく、最終的に薬がなくても眠れる状態を目指していくことが大切だとされています。
ここからは、不眠症改善へつながる代表的な非薬物療法について、詳しく見ていきましょう。
睡眠リズムを整えるうえで、まず意識したいのが「毎日なるべく同じ時間に寝て、同じ時間に起きること」です。
人の体は、一定のリズムで生活することで、「夜になると眠くなり、朝になると目が覚める」という流れを作っています。
しかし、平日は睡眠不足で、休日に昼過ぎまで寝るといった生活が続くと、リズムが崩れやすくなります。
すると、夜になっても眠気が来なかったり、朝起きる時間がどんどん遅くなったりして、不眠症状が長引く原因になる場合があるのです。
また、「眠れなかったから朝はギリギリまで寝る」という習慣も、体内リズムを乱す要因になることがあります。
そのため、不眠症改善を目指す場合は、まず起床時間を固定することがポイントです。
寝る時間はもちろん、毎朝同じ時間に起きることにも意識を向けることで、結果的に睡眠リズムを整えやすくなるでしょう。
参考:
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33054339
「布団へ入ってからスマホを見続けてしまう」という方は少なくありません。しかし、就寝前のスマートフォンやパソコンの使用は、不眠症につながる可能性があります。
その理由の一つが、画面から発せられるブルーライトです。ブルーライトを浴びると、眠気に関与するホルモン「メラトニン」の分泌が抑えられ、脳が覚醒しやすくなると考えられています。
さらに、SNSや動画、ゲームなどによって脳が刺激を受け続けることも、眠気を遠ざける原因の一つです。不眠症改善を目指す場合は、就寝1〜2時間前を目安にスマホやパソコンから距離を置くようにしましょう。
どうしても使用する必要がある場合は、画面の明るさを下げたり、ナイトモードを活用したりするのも一つの方法です。
参考:
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC9424753
不眠症改善を目指す場合は、眠ろうと頑張ることに加えて、心身をリラックスしやすい状態へ整えることも大切です。
その方法として取り入れやすいのが、就寝前の入浴や軽いストレッチです。
人は、体の深部体温がゆるやかに下がるタイミングで眠気を感じやすくなるとされています。そのため、寝る1〜2時間前にぬるめのお湯へ浸かることで、その後の体温低下に合わせて自然な眠気につながる場合があります。
また、デスクワークやスマホ操作が続くと、無意識のうちに肩や首まわりへ力が入り、体が緊張状態になっていることも少なくありません。軽いストレッチによって筋肉の緊張がほぐれると、気持ちが落ち着きやすくなるでしょう。
ただし、熱すぎるお風呂や、息が上がるような激しい運動は逆効果になる場合があります。体が興奮状態になり、かえって寝付きが悪くなることもあるため注意が必要です。
参考:
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31102877
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/11897553
不眠症改善を目指す場合は、夜に摂取する飲み物にも注意が必要です。
特に、カフェインやアルコールは、眠れない原因になっているケースがあります。
たとえば、カフェインには眠気を遠ざける作用があるため、夕方以降に摂取すると、夜になっても脳が覚醒しやすい状態が続いてしまうので注意しましょう。
また、「お酒を飲むと眠れる」というイメージを持つ方も少なくありません。しかし、アルコールによる眠気は長く続かず、夜中に目が覚めたり、眠りが浅くなったりする原因になることがあります。
特に、以下にあてはまる場合は、夜の飲酒習慣が影響しているケースも考えられるでしょう。
そのため、不眠症状が続いている場合は、夜遅い時間のカフェインを避けることに加え、寝酒を習慣化しないことも大切です。
参考:
https://www.sleepfoundation.org/nutrition/caffeine-and-sleep
https://www.sleepfoundation.org/nutrition/alcohol-and-sleep
「寝ようとしているのに、なぜか眠れない」という場合は、寝室環境が影響している可能性もあります。
睡眠は、体調やストレスだけでなく、部屋の明るさや温度、寝具の状態などにも左右されるためです。
たとえば、室温が暑すぎたり寒すぎたりすると、寝苦しさによって途中で目が覚めやすくなることがあります。また、照明が明るいままだと脳が休息モードへ切り替わりにくくなり、寝付きへ影響するケースもあるでしょう。
さらに、枕やマットレスが体に合っていない場合、肩や首へ負担がかかり、眠りが浅くなることもあります。
不眠症改善を目指す場合は、眠るための空間を整えることも重要です。寝室はできるだけ暗く静かな環境にし、自分がリラックスしやすい温度や寝具を意識してみましょう。
参考:
https://www.sleepfoundation.org/sleep-hygiene

不眠症治療薬について調べていると、「どこで処方してもらえるの?」「複数の薬を一緒に飲んでも大丈夫?」など、さまざまな疑問を感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで以下では、不眠症治療薬に関してよくある質問を取り上げ、それぞれわかりやすく解説します。
不眠症治療薬は、主に内科・心療内科・精神科などで処方されています。
症状や生活状況、既往歴などを確認したうえで、医師が適した治療薬を判断する流れが一般的です。
また、近年はオンライン診療に対応している医療機関も増えており、自宅から診察を受けて処方を受けられるケースもあります。
【関連記事】オンライン診療とは?メリット・デメリットや流れ、費用までわかりやすく解説
不眠症治療薬の併用は、自己判断で行わないようにしましょう。
薬の種類によっては、一緒に服用することで眠気やふらつきが強く現れたり、副作用リスクが高まったりする可能性があるためです。
なお、不眠症治療では、症状に応じて複数の薬が併用されるケースもあります。しかし、その場合も、医師が作用時間や副作用、相互作用などを考慮しながら調整しています。
「今の薬が効きにくい気がする」と感じても、自己判断で別の睡眠薬を追加せず、まずは医師や薬剤師へ相談するようにしましょう。
不眠症治療薬を服用する期間は、症状の種類や原因、使用する薬によって異なります。
そのため、「何日飲めば治る」と一概に決まっているわけではありません。
たとえば、比較的即効性がある睡眠薬では、服用したその日から眠気を感じやすくなる場合があります。一方で、体内時計へ働きかける薬や漢方薬などは、効果を実感するまでに時間がかかるケースもあるでしょう。
自己判断で急に服用をやめると、不眠症状が悪化する場合もあるため、服用期間について不安がある場合は、まず医師へ相談することが大切です。
本記事では、不眠症の種類や原因、不眠症治療に用いられる代表的な薬の特徴について解説しました。
不眠症治療薬には、脳の興奮を抑えるタイプや、体内時計へ働きかけるタイプ、覚醒を弱めるタイプ、漢方薬など、さまざまな種類があります。
そのため、「どの薬が合うか」は、不眠症状のタイプや原因によって異なります。
また、不眠症改善を目指すためには、薬だけに頼るのではなく、生活リズムや睡眠環境を整えることも重要です。
「寝付きが悪い状態が続いている」「市販薬では改善しない」という場合は、自己判断だけで対処せず、医師へ相談しながら自分に合った治療法を検討してみてください。
治療等の内容/治療等の期間及び費用
・エスゾピクロンを服用する不眠症治療薬です。(¥2,700)
・レンボレキサントを服用する不眠症治療薬です。(¥2,700)
・クービビックを服用する不眠症治療薬です。(¥2,700)
・ラメルテオンを服用する不眠症治療薬です。(¥2,700)
・加味帰脾湯を服用する不眠症治療薬です。(1週間 ¥3,250)
・酸棗仁湯を服用する不眠症治療薬です。(1週間 ¥1,575)
・抑肝散を服用する不眠症治療薬です。(15日 ¥2,850)
副作用
・エスゾピクロンの主な副作用として、味覚異常、眠気、頭痛、口渇、めまい、かゆみ、発疹などが報告されています。
・デエビゴの主な副作用として、傾眠(うとうとすること)、頭痛、倦怠感、めまい、悪夢、睡眠麻痺(金縛り)、体重増加などが報告されています。
・クービビックの主な副作用として、傾眠(うとうとすること)、頭痛、めまい、疲労、悪夢などが報告されています。
・ラメルテオンの主な副作用として、めまい、頭痛、眠気、発疹、便秘、吐き気、倦怠感などが報告されています。
・加味帰脾湯の主な副作用として、発疹、発赤、かゆみなどが報告されています。
・酸棗仁湯の主な副作用として、食欲不振、胃部不快感、悪心、腹痛、下痢等などが報告されています。
・抑肝散の主な副作用として、発疹、発赤、かゆみ、食欲不振、胃部不快感、悪心、下痢、眠気、倦怠感などが報告されています。
お問い合わせ先
お問い合わせはmed.カスタマーサポートまで。