中途覚醒とは?夜中に何度も目が覚める原因と対策、治療に使われる薬を解説

不眠症
投稿:2026.11.04/更新:2026.11.04
中途覚醒とは?夜中に何度も目が覚める原因と対策、治療に使われる薬を解説

「夜中に何度も目が覚めて、朝までぐっすり眠れない」「毎晩同じ時間に目が覚めて、そのあとなかなか寝つけない」と悩んでいませんか。

夜中に何度も目が覚めてしまう状態は「中途覚醒」と呼ばれる不眠症のタイプの一つです。日本の成人では、不眠の悩みのなかでも比較的多くみられるタイプとされています。

中途覚醒の原因は、加齢による眠りの変化やストレス、寝酒の習慣、夜間頻尿、睡眠時無呼吸症候群などさまざまです。そのため、原因に合わせて生活習慣を見直すことが改善への第一歩になります。セルフケアで改善しない場合は、医師に相談して睡眠薬などによる治療を検討するのも一つの方法です。

本記事では、中途覚醒の主な原因や自分でできる対策、夜中に目が覚めたときの対処法を解説します。受診の目安や治療に用いられる薬についても紹介するので、夜中に目が覚めてしまう悩みを抱えている方は参考にしてください。

医学監修:渡邉 大洋(SBC湘南美容クリニック 医師) / 執筆・薬学監修:下山田 佳乃子(SBC湘南美容クリニック 薬剤師)

中途覚醒とは

中途覚醒とは、眠りについたあと、夜中に何度も目が覚めてしまう状態のことです。

誰でも夜中に一度くらい目が覚めることはありますが、目が覚める回数が多かったり、その後なかなか眠れなかったりすると、睡眠が十分にとれず、日中の不調につながる場合があります。

ここでは、中途覚醒の特徴と、どのくらいの人にみられるのかを見ていきましょう。

中途覚醒は不眠症のタイプの一つ

中途覚醒は、不眠症の代表的なタイプの一つです。

タイプ 主な特徴
入眠困難 布団に入っても、なかなか寝つけない
中途覚醒 眠りが浅く、夜中に何度も目が覚める
早朝覚醒 予定よりも早い時間に目が覚め、その後眠れない
熟眠障害 眠った時間のわりに、ぐっすり眠った感じが得られない

これらのタイプは1つだけ現れるとは限らず、「寝つきが悪いうえに、夜中にも目が覚める」というように、複数が重なることもあります。

なお、夜中に目が覚めることがあっても、すぐに再び眠れて日中に問題なく過ごせているなら、過度に心配する必要はありません。一方で、中途覚醒によって日中に眠気やだるさ、集中力の低下などが続いている場合は、対策が必要な状態といえるでしょう。

参考: https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/heart/k-02-001.html

日本の成人に多い不眠のタイプ

中途覚醒は、日本の成人で比較的多くみられる不眠のタイプです。

日本の一般成人約3,000人を対象にした調査では、過去1か月に何らかの不眠があった人は21.4%でした。タイプ別にみると、中途覚醒が15.0%と最も多く、入眠困難(8.3%)や早朝覚醒(8.0%)を上回っていたと報告されています。

また、この調査では、年齢が高いことや運動習慣がないこと、心理的なストレスがあること、ストレスにうまく対処できないことなどが、不眠と関連していたとされています。

このように、中途覚醒は決して珍しい悩みではなく、年齢や生活習慣、ストレスなどさまざまな要因が関わっています。改善するためには、まず自分の中途覚醒がどのような原因で起きているのかを知ることが大切です。

参考: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/10678464/

中途覚醒の主な原因

中途覚醒は、年齢による眠りの変化だけでなく、こころや体の不調、生活習慣、睡眠環境など、さまざまな原因で起こります。

複数の原因が重なっているケースも少なくないため、自分に当てはまるものがないか確認してみましょう。

加齢による眠りの変化

年齢を重ねると、眠りが浅くなり、夜中に目が覚めやすくなるとされています。

睡眠には、ぐっすり眠る「深い睡眠」と、目が覚めやすい「浅い睡眠」があります。加齢とともに深い睡眠が減り、浅い睡眠の割合が増えるため、ちょっとした物音や尿意などでも目が覚めやすくなるのです。

また、年齢とともに、実際に眠れる時間そのものも少しずつ短くなっていきます。厚生労働省の睡眠ガイドでも、成人後は20年ごとに30分程度の割合で夜間の睡眠時間が減っていくと紹介されています。

こうした変化は自然なものですが、中途覚醒によって日中の眠気やだるさが続く場合は、年齢のせいとあきらめず、対策を考えることが大切です。

参考:
https://www.mhlw.go.jp/content/001305530.pdf

ストレスやうつ病などこころの不調

仕事や人間関係などのストレスや不安が強いと、眠りが浅くなり、夜中に目が覚めやすくなります。

ストレスを感じると、体を活動モードにする交感神経が働き、脳や体が緊張した状態になります。この状態が夜まで続くと、眠っていても眠りが浅くなり、ちょっとしたきっかけで目が覚めてしまうのです。

また、中途覚醒や早朝覚醒は、うつ病の症状として現れることもあります。気分の落ち込みや興味・関心の低下、食欲の変化などを伴う場合は、睡眠の問題だけでなく、こころの不調が関わっている可能性も考えておきましょう。

夜間頻尿や痛み・かゆみなど体の不調

体の不調によって睡眠が妨げられ、中途覚醒が起こる場合もあります。

代表的なのが、夜中にトイレに行きたくなって目が覚める「夜間頻尿」です。前立腺肥大症や過活動膀胱、糖尿病、心臓や腎臓の病気などが、夜間頻尿の原因になることがあります。

そのほか、関節の痛みやアトピー性皮膚炎などによるかゆみ、咳や息苦しさ、胃酸の逆流による胸やけなども、夜中に目が覚めるきっかけとして挙げられます。

このような場合は、もとの病気や症状を治療することが、中途覚醒の改善につながります。思い当たる症状がある場合は、その症状についても医師に相談してみましょう。

睡眠時無呼吸症候群やむずむず脚症候群

睡眠中に起こる病気が、中途覚醒の原因になっていることもあります。

例えば睡眠時無呼吸症候群は、眠っている間に呼吸が止まったり浅くなったりを繰り返す病気です。呼吸が止まるたびに脳が目覚めるため、本人が気づかないうちに眠りが何度も中断されます。大きないびきや、家族から呼吸の停止を指摘された場合は、この病気の可能性があります。

そのほか、むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)は、夕方から夜にかけて脚にむずむずするような不快感が現れ、脚を動かしたくなる病気です。不快感によって寝つけなかったり、夜中に目が覚めたりする原因になります。

これらの病気は、睡眠薬を使うと症状が悪化する場合もあるため、まずは医師の診察を受けることが大切です。

寝酒やカフェイン・ニコチン

寝る前のお酒やカフェイン、たばこも、中途覚醒の原因になります。

お酒を飲むと寝つきがよくなったように感じるかもしれませんが、アルコールは睡眠の質を下げることが知られています。27件の研究をまとめたメタ解析では、少量の飲酒でも、夢を見ることが多い「レム睡眠」が始まるのが遅れたり、短くなったりすることが報告されており、飲酒量が増えるほどその影響は大きくなっていました。

また、アルコールの作用が切れる睡眠の後半には眠りが浅くなり、トイレも近くなるため、夜中に目が覚めやすくなるといわれています。

そのほか、コーヒーや緑茶、エナジードリンクなどに含まれるカフェインには、眠気を遠ざける覚醒作用があります。たばこに含まれるニコチンにも覚醒作用があるため、夕方以降の摂取は眠りを妨げる原因になるでしょう。

参考: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/39631226/

寝室の光・音・温度などの環境

寝室の環境が、夜中に目が覚めるきっかけになっていることもあります。

例えば、照明やテレビ、スマートフォンなどの光、外を走る車の音や家族のいびきなどの物音は、眠りを浅くし、目が覚める原因になります。また、寝室が暑すぎたり寒すぎたりすると、寝苦しさで途中で目が覚めやすくなるでしょう。

そのほか、体に合わない枕やマットレスで寝ていると、寝返りがうまく打てず、眠りが妨げられる場合もあります。

特に、加齢などで眠りが浅くなっている方は、ちょっとした環境の変化でも目が覚めやすくなるため、寝室の環境を見直してみることが大切です。

中途覚醒を減らすためのセルフケア

中途覚醒を減らすためには、日頃の生活習慣や睡眠環境を整えることが基本です。

ここでは、今日から取り入れやすいセルフケアを紹介します。

起きる時刻をそろえ、朝に光を浴びる

睡眠のリズムを整えるためには、毎朝起きる時刻をそろえることが大切です。

人の体には、約24時間周期で睡眠と覚醒を切り替える「体内時計」があり、朝に光を浴びることでリセットされます。体内時計が整うと、夜に自然と眠気が訪れ、睡眠のリズムが安定しやすくなります。

一方で、休日に昼近くまで寝ていると、朝の光を浴びるタイミングが遅れ、体内時計が後ろにずれてしまいます。休日も平日と同じくらいの時刻に起き、カーテンを開けて朝の光を取り入れることを意識してみてください。

寝床で過ごす時間を長くしすぎない

夜中に目が覚めて睡眠が足りないと感じると、早めに布団に入ったり、朝遅くまで横になったりしたくなるかもしれません。

しかし、実際に眠れる時間以上に寝床で過ごしていると、眠りが浅くなり、かえって中途覚醒が増える場合があります。また、長い昼寝は夜の睡眠を妨げるため、日中の長時間の昼寝は避けることも大切です。

眠気を感じてから布団に入り、朝は決まった時刻に起きるようにすると、寝床で過ごす時間を適切に保ちやすくなるでしょう。

寝酒を避け、夕方以降のカフェインを控える

中途覚醒を減らすためには、夜の飲み物にも注意が必要です。

例えば、お酒は眠りを浅くし、夜中に目が覚める原因になります。「お酒を飲まないと眠れない」と寝酒が習慣になっている場合は、少しずつ量や回数を減らしていくことを考えてみましょう。

また、カフェインの覚醒作用は数時間続くとされているため、コーヒーや紅茶、緑茶、エナジードリンクなどは、夕方以降は控えたほうが安心です。夜に温かい飲み物が欲しいときは、カフェインを含まない麦茶やハーブティー、白湯などを選ぶとよいでしょう。

寝る前の水分のとり方を工夫する

夜中にトイレで目が覚めることが多い方は、水分のとり方を見直してみましょう。

寝る直前に水分をたくさんとると、睡眠中に尿がつくられ、夜中にトイレで目が覚めやすくなります。特に、利尿作用のあるお酒やカフェインを含む飲み物は、夜間の尿量を増やす原因になります。

ただし、水分を極端に控えると脱水を起こすおそれがあるため、注意が必要です。日中にこまめに水分をとるようにし、就寝前の1〜2時間はとる量を控えめにするなど、とるタイミングを工夫するとよいでしょう。

寝室を暗く静かで快適な温度に整える

眠りを途切れにくくするためには、寝室の環境を整えることも大切です。

照明はできるだけ暗くし、外からの光が気になる場合は遮光カーテンを使うとよいでしょう。物音で目が覚めやすい場合は、耳栓を活用するのも一つの方法です。

また、暑さや寒さで目が覚めないように、エアコンや寝具を使って、季節に合わせた快適な温度・湿度を保つようにしましょう。

さらに、枕やマットレスが体に合っていないと感じる場合は、寝返りが打ちやすいものに見直すことも、睡眠の質を高めることにつながります。

夜中に目が覚めてしまったときの対処法

セルフケアを続けていても、夜中に目が覚めてしまうことはあるでしょう。

そのようなときは、目が覚めたあとの過ごし方を工夫することで、再び眠りにつきやすくなります。

時計やスマートフォンを見ない

夜中に目が覚めたときは、時計やスマートフォンで時刻を確認しないようにしましょう。

時刻を見ると、「もう3時なのに眠れていない」「あと2時間しか眠れない」などと考えてしまい、焦りや不安から脳が覚醒しやすくなります。その結果、かえって眠れなくなるという悪循環に陥りがちです。

また、スマートフォンの画面の光や、SNS・ニュースなどの情報も、脳を刺激して眠気を遠ざける原因になります。

スマートフォンは手の届かない場所で充電するなど、夜中に目が覚めても時刻や画面を見ない工夫をしてみてください。

眠れないときは一度寝床から出る

目が覚めてからしばらく眠れない場合は、無理に眠ろうとせず、いったん寝床から出るのがよいとされています。

眠れないまま布団の中で過ごす時間が長くなると、「寝床=眠れない場所」というイメージが定着し、布団に入るだけで緊張してしまうことがあります。

寝床を出たら、薄暗い部屋で静かな音楽を聴いたり、軽いストレッチをしたりして、リラックスして過ごしましょう。そして、再び眠気を感じてから寝床に戻るようにします。

中途覚醒が続く場合は医療機関へ相談を

セルフケアを続けても中途覚醒が改善しない場合や、日中の生活に影響が出ている場合は、医療機関に相談することを検討しましょう。

ここでは、受診を検討したい目安と、受診先の選び方を紹介します。

受診を検討したい目安

夜中に目が覚める状態が続き、日中の生活に支障が出ている場合は、受診を検討する目安になります。

例えば、以下のような状態が続いている場合は、医療機関で相談してみるとよいでしょう。

  • 日中に強い眠気やだるさがある
  • 集中力や注意力が落ち、仕事や家事に影響が出ている
  • 眠れないことへの不安やイライラが強い
  • 生活習慣を見直しても改善しない

特に、大きないびきや睡眠中の呼吸の停止を指摘された場合は睡眠時無呼吸症候群、気分の落ち込みや意欲の低下を伴う場合はうつ病などが関わっている可能性があります。このような場合は、早めに受診することが大切です。

何科を受診すればいい?

中途覚醒は、主に精神科・心療内科や睡眠外来で相談できます。

ただし、中途覚醒の原因によっては、ほかの診療科が適している場合もあります。症状別の主な受診先は、以下のとおりです。

気になる症状 主な受診先
夜中に目が覚める、眠れない状態が続く 睡眠外来、精神科・心療内科
気分の落ち込みや不安が強い 精神科・心療内科
大きないびきや呼吸の停止を指摘された 睡眠外来、呼吸器内科、耳鼻咽喉科
夜中に何度もトイレに起きる 泌尿器科
脚のむずむず感がある 睡眠外来、脳神経内科

どこを受診すればよいかわからない場合は、まずはかかりつけの内科で相談し、必要に応じて専門の医療機関を紹介してもらうのもよいでしょう。

病院に行く時間がないという方には、自宅で医師の診断を受けられるオンライン診療もおすすめです。

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中途覚醒の治療に用いられる主な薬

中途覚醒の原因となる病気がない場合や、生活習慣の見直しで改善しない場合は、医師の判断で睡眠薬が処方されることがあります。

ここでは、不眠症の治療に用いられる主な薬と、中途覚醒との関係を紹介します。

デエビゴ・クービビック(オレキシン受容体拮抗薬)

デエビゴとクービビックは、「オレキシン受容体拮抗薬」に分類される睡眠薬です。寝つきの悪さだけでなく、途中で目が覚める症状にも用いられることがあります。

「オレキシン」は、脳内で目が覚めた状態を保つ役割を担う物質です。オレキシン受容体拮抗薬は、このオレキシンの働きを抑えることで、脳を覚醒した状態から眠りやすい状態へと切り替え、自然に近い眠気を促すとされています。

デエビゴについては、日本人を含む約950人を対象とした臨床試験で、6か月間の服用により、寝つきだけでなく、眠りについたあとに目覚めている時間の改善もみられました。

主な副作用としては、眠気、頭痛、倦怠感、めまい、悪夢などが報告されています。服用量や体質によっては翌朝まで眠気が残ることもあるため、服用後の車の運転は避け、飲酒も控えることが大切です。

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参考: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33576735/

ルネスタ(エスゾピクロン)

ルネスタ(エスゾピクロン)は、「非ベンゾジアゼピン系」に分類される睡眠薬です。

脳の興奮を抑える「GABA」という物質の働きを強めることで眠気を促すとされており、寝つきの悪さに用いられることが多いです。

ただし、慢性的な不眠症の成人を対象とした6か月間の臨床試験では、寝つきの改善に加えて、夜中に目が覚める回数や、目覚めている時間の改善も報告されています。

主な副作用としては、口の中が苦く感じる味覚異常のほか、眠気、めまい、頭痛、口の渇きなどが報告されています。また、長く使い続けると、薬なしでは眠れなくなる依存が生じる可能性もあるため、自己判断で量を増やしたり、急にやめたりせず、医師の指示に従って服用しましょう。

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参考: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/14655910/

ロゼレム(ラメルテオン)

ロゼレム(ラメルテオン)は、「メラトニン受容体作動薬」に分類される睡眠薬です。

メラトニンは、夜になると分泌が増え、体に眠る時間を知らせる役割を持つホルモンです。ロゼレムは、このメラトニンと同じように働くことで体内時計を整え、自然な眠気をサポートするとされています。

不眠症における入眠困難の改善に用いられる薬で、中途覚醒そのものを改善する効果がはっきり示されているわけではありません。生活リズムの乱れによって睡眠のリズムが崩れている場合などに、医師の判断で使われることがあります。

また、即効性を重視した薬ではないため、効果を実感するまでに時間がかかる場合もあります。主な副作用としては、眠気、めまい、頭痛、倦怠感、吐き気などが報告されています。

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加味帰脾湯・酸棗仁湯・抑肝散(漢方薬)

体質や症状によっては、不眠の改善に漢方薬が用いられることもあります。

不眠に用いられることがある主な漢方薬は、以下のとおりです。

漢方薬は、睡眠薬のように眠気を直接促すのではなく、心身のバランスに働きかけることで眠りやすい状態を目指す薬です。そのため、効果の現れ方には個人差があり、実感するまでに時間がかかる場合もあります。

また、漢方薬にも副作用はあり、発疹やかゆみ、胃部不快感、食欲不振などのほか、甘草(カンゾウ)を含む漢方薬では、むくみや血圧の上昇などを伴う「偽アルドステロン症」に注意が必要です。服用中に体調の変化を感じた場合は、医師に相談しましょう。

それぞれの薬の詳しい特徴や副作用については、以下の記事で紹介していますので、あわせて参考にしてください。

【関連記事】不眠症の薬はどれがおすすめ?効果や副作用、服用時のポイントまで徹底解説

中途覚醒に悩んでいるならmed.へご相談を

中途覚醒の治療を始めたくても、「仕事が忙しくて病院に行く時間がない」「眠れないだけで受診するのは気が引ける」と感じている方もいるのではないでしょうか。

そんなときの選択肢となるのが、オンライン診療サービス「med.」です。

med.では、スマートフォンやパソコンから医師の診察を受けられ、処方された薬は自宅に届きます。

ここでは、med.の特徴を紹介します。

自宅で診察から薬の受け取りまで完結

med.の利用の流れは、以下のとおりです。

  1. 希望する薬をカートに追加する
  2. オンラインで医師の診察を受ける(5分程度)
  3. 診察後に薬を購入すると、自宅に届く

クリニックへ行く必要がないため、移動や待ち時間の負担がかかりません。睡眠の悩みを対面で相談しにくい方も、自宅から気軽に相談しやすいでしょう。

なお、薬は決済完了後にヤマト運輸で発送されます。当日15時までの決済は即日発送、15時以降の決済は翌日発送です(※注文状況や天候、年末年始などの配送事情により遅れる場合があります)。

※医師の判断によりお薬が処方できない場合があります。

診察料・処方料がかからない

med.では診察料や処方料がかからず、薬代のみで処方薬を購入できます(※1万円未満の場合は送料がかかります)。なお、med.での処方は自由診療となります。

通院のための交通費もかからないため、治療にかかる負担を抑えやすくなります。

土日祝日も23時まで診療

med.は「SBC湘南美容クリニック」と提携しており、オンライン診療の実績がある医師が、症状に応じて処方の可否を判断します。オンラインでの診察に不安がある場合や、医師が必要と判断した場合は、対面での診察をご案内する場合があります。

診療時間は土日祝日も含めて9時〜23時のため、平日の日中が忙しい方でも相談しやすいでしょう。

なお、med.では以下のような不眠症治療薬を取り扱っています。

どの薬が自分に合っているかわからない方も、まずは医師へご相談ください。

中途覚醒に関するよくある質問

ここでは、中途覚醒に関するよくある質問に回答します。

毎晩同じ時間に目が覚めるのはなぜ?

毎晩同じ時間に目が覚めるのは、睡眠のリズムや生活習慣が関わっている可能性があります。

睡眠中は、ノンレム睡眠とレム睡眠が約90分前後の周期で繰り返されます。明け方に近づくほど深いノンレム睡眠が減り、レム睡眠が増えていきます。

そのため、浅い眠りのタイミングで目が覚めやすく、生活リズムが一定であれば、毎晩似たような時間に目が覚めることもあるでしょう。

また、寝酒の作用が切れる時間や、トイレに起きるタイミングなどが毎晩同じになっているケースも考えられます。目が覚めても再び眠れて日中に問題がなければ過度に心配はいりませんが、日中の不調が続く場合は医師に相談してみてください。

中途覚醒と早朝覚醒の違いは?

中途覚醒と早朝覚醒は、どちらも眠りの途中で目が覚める不眠のタイプですが、目が覚めるタイミングとその後の状態に違いがあります。

中途覚醒は、夜中に何度も目が覚める状態で、目が覚めたあとに再び眠れることもあれば、なかなか寝つけないこともあります。一方、早朝覚醒は、起きる予定の時刻よりも2時間以上早く目が覚め、そのまま眠れなくなる状態を指すのが一般的です。

早朝覚醒は加齢によって体内時計が前にずれることで起こりやすくなるほか、うつ病の症状として現れることもあります。中途覚醒と早朝覚醒が両方みられる場合もあるため、気になる症状があれば医師に伝えましょう。

市販の睡眠改善薬は中途覚醒に効く?

市販の睡眠改善薬は、慢性的な中途覚醒の治療には適していません。

市販の睡眠改善薬の多くは、アレルギーの薬にも使われる抗ヒスタミン成分の「眠くなる」副作用を利用したもので、一時的な不眠を対象としています。不眠症の原因そのものに働きかけるわけではなく、続けて使うと効果を感じにくくなる場合もあります。

そのため、中途覚醒が続いている場合は、市販薬で対処し続けるのではなく、医師に相談して原因に合った治療を検討することが大切です。

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まとめ

中途覚醒とは、夜中に何度も目が覚めてしまう状態のことで、日本の成人で比較的多くみられる不眠のタイプです。

中途覚醒の原因には、加齢による眠りの変化やストレス、夜間頻尿などの体の不調、睡眠時無呼吸症候群、寝酒の習慣、寝室の環境などがあります。まずは起きる時刻をそろえる、寝酒やカフェインを控える、寝室の環境を整えるなど、生活習慣を見直すことから始めてみましょう。

セルフケアを続けても改善しない場合や、日中の生活に支障が出ている場合は、医療機関で原因を確認することが大切です。原因によっては、睡眠薬や漢方薬による治療が選択肢になる場合もあります。夜中に目が覚める状態が続いている場合は、一人で悩まずに医師へ相談しましょう。

参考:
https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00068463
https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00071539
https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00060331
https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00058527
https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00016102
https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00005238
https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00016402

この記事の医学監修者

SBC湘南美容クリニック 医師

渡邉 大洋(わたなべ ひろうみ)

患者さま一人ひとりの理想や悩みに寄り添い、医学的根拠に基づいた安全で効果的な美容医療を提供することを大切にしています。
対面診療では相談しづらいような悩みもオンラインクリニックの強みを生かして相談しやすい環境を提供していきます。

■略歴
佐賀大学医学部医学科 卒業
佐賀県医療センター好生館/佐賀大学医学部附属病院(たすき掛け) 臨床研修修了
SBCオンラインクリニック入職
SBCオンラインクリニック院院長就任

詳しいプロフィールを見る →
この記事の執筆・薬学監修者

SBC湘南美容クリニック 薬剤師

下山田 佳乃子(しもやまだ かのこ)

調剤薬局での実務経験を活かし、美容・ヘルスケア領域を中心に医療・薬学コンテンツの執筆・監修を行っています。
厚生労働省等の公的資料や医薬品添付文書など、信頼性の高い一次情報に基づき、記事の内容が正確であるかを薬剤師の視点から確認しています。

■略歴
東京薬科大学 薬学部 卒業
2021年 薬剤師免許取得
調剤薬局にて3年間勤務(調剤・服薬指導・健康相談業務)
現在は美容・ヘルスケア領域を中心に、Webコンテンツの薬剤師監修・事実確認業務に従事

詳しいプロフィールを見る →
医薬品について

治療等の内容/治療等の期間及び費用

・エスゾピクロン2mgを服用する不眠症治療薬です。10錠2,700円〜30錠3,810円(税込)

・レンボレキサント2.5mgを服用する不眠症治療薬です。10錠2,700円〜30錠6,000円(税込)

・ラメルテオン8mgを服用する不眠症治療薬です。10錠2,700円〜30錠3,810円(税込)

・ダリドレキサント塩酸塩を服用する不眠症治療です。10錠2,700円〜30錠6,000円(税込)

・加味帰脾湯を服用する体力中等度以下で、心身が疲れ、貧血、不眠症、精神不安、神経症治療です。1週間3,250円〜13,000円(税込)

・酸棗仁湯を服用する心身がつかれ弱って眠れない症状への治療です。1週間1,575円〜6,300円(税込)

・抑肝散を服用する不眠症治療薬です。30包 2,850円〜60包5,700円

※効果が実感できるまでには継続的な服用が必要であり、その期間にも個人差がございます。

 

副作用

・エスゾピクロンの主な副作用として、味覚異常、眠気、頭痛、口渇、めまい、かゆみ、発疹などが報告されています。

・デエビゴの主な副作用として、傾眠(うとうとすること)、頭痛、倦怠感、めまい、悪夢、睡眠麻痺(金縛り)、体重増加などが報告されています。

・ラメルテオンの主な副作用として、めまい、頭痛、眠気、発疹、便秘、吐き気、倦怠感などが報告されています。

・クービビックの主な副作用として、傾眠(うとうとすること)、頭痛、めまい、疲労、悪夢などが報告されています。

・加味帰脾湯の主な副作用として、発疹、発赤、かゆみなどが報告されています。

・酸棗仁湯の主な副作用として、食欲不振、胃部不快感、悪心、腹痛、下痢等などが報告されています。

・抑肝散の主な副作用として、発疹、発赤、かゆみ、食欲不振、胃部不快感、悪心、下痢、眠気、倦怠感などが報告されています。

 

お問い合わせ先

お問い合わせはmed.カスタマーサポートまで。