トラネキサム酸は飲み続けても大丈夫?長期服用のリスクや副作用、注意点を解説

美容・スキンケア
投稿:2026.10.02/更新:2026.10.02
トラネキサム酸は飲み続けても大丈夫?長期服用のリスクや副作用、注意点を解説

「トラネキサム酸は長く飲み続けても大丈夫?」「副作用や血栓のリスクが心配」と不安に感じていませんか。

トラネキサム酸は医師の管理のもとで適切に使用すれば長期服用されることもある医薬品です。ただし、服用する目的や体質、持病の有無によっては注意が必要な場合があり、自己判断で漫然と飲み続けることはおすすめできません。

本記事では、トラネキサム酸を長期間服用する際に考えられるリスクや副作用、血栓症との関係、服用中に気を付けたいポイントについてわかりやすく解説します。

現在服用している方や、これから服用を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

この記事の監修医師

SBC湘南美容クリニック 医師

渡邉 大洋(わたなべ ひろうみ)

患者さま一人ひとりの理想や悩みに寄り添い、医学的根拠に基づいた安全で効果的な美容医療を提供することを大切にしています。
対面診療では相談しづらいような悩みもオンラインクリニックの強みを生かして相談しやすい環境を提供していきます。

■略歴
佐賀大学医学部医学科 卒業
佐賀県医療センター好生館/佐賀大学医学部附属病院(たすき掛け) 臨床研修修了
SBCオンラインクリニック入職
SBCオンラインクリニック院院長就任

詳しいプロフィールを見る →
この記事の執筆・薬学監修者

SBC湘南美容クリニック 薬剤師

下山田 佳乃子(しもやまだ かのこ)

調剤薬局での実務経験を活かし、美容・ヘルスケア領域を中心に医療・薬学コンテンツの執筆・監修を行っています。
厚生労働省等の公的資料や医薬品添付文書など、信頼性の高い一次情報に基づき、記事の内容が正確であるかを薬剤師の視点から確認しています。

■略歴
東京薬科大学 薬学部 卒業
2021年 薬剤師免許取得
調剤薬局にて2年6か月勤務(調剤・服薬指導・健康相談業務)
現在は美容・ヘルスケア領域を中心に、Webコンテンツの薬剤師監修・事実確認業務に従事

詳しいプロフィールを見る →

トラネキサム酸は長期間飲み続けても大丈夫?

トラネキサム酸を服用する際、「いつまで飲めばよいのか」「このまま続けても問題ないのか」といった不安は、多くの方が服用中に感じるものです。

以下では、トラネキサム酸の服用期間に関する基本的な考え方を理解しておきましょう。

添付文書に服用期間の上限は定められていない

医療用医薬品としてのトラネキサム酸の添付文書には、「〇か月まで」といった服用期間の上限は記載されていません。

実際には、止血や炎症を抑える目的で数日間使用されることもあれば、肝斑治療のように数か月間継続して服用されることもあり、治療目的や症状によって服用期間は異なります。

そのため、「長く飲んでいるから危険」「短期間なら必ず安全」と一概にはいえません。

服用期間だけで安全性を判断するのではなく、治療の目的や症状の改善状況、体調の変化を確認しながら適切に使用することが大切です。

また、添付文書に服用期間の上限が記載されていないからといって、自己判断で漫然と飲み続けてよいわけではありません。自分の症状ではどのくらいの期間の服用が適切なのか、あらかじめ医師に確認しておくと安心です。

長期間服用する場合は医師による定期的な確認が推奨される

トラネキサム酸を長期間服用できるかどうかは、年齢や基礎疾患の有無、併用している薬などによって異なります。

そのため、自己判断で服用を続けるのではなく、医師の診察を受けながら定期的に経過を確認することが大切です。

例えば、肝斑治療でトラネキサム酸を服用している場合は、数か月ごとに肌の状態や治療効果を確認しながら、服用を継続するか、減量するか、一度休薬するかなどを医師が総合的に判断します。

自己判断で漫然と服用を続けると、副作用や体調の変化を見逃してしまう可能性があります。服用期間が長くなってきた場合や症状が落ち着いてきた場合は、一度医師に相談し、継続の必要性について確認するようにしましょう。

そもそもトラネキサム酸とは?

トラネキサム酸がどのような薬なのかを理解しておくと、長期服用に関する不安も整理しやすくなります。

成分の作用の仕組みや使用されている場面を知ることで、「なぜ長期間使われることがあるのか」という点も納得しやすくなるでしょう。

ここでは、トラネキサム酸の作用の仕組みと、実際に使用されている場面について紹介します。

プラスミンの働きを抑える抗プラスミン薬

トラネキサム酸は「抗プラスミン薬」に分類される医薬品です。体内には「プラスミン」という、止血のためにできた血液のかたまりを分解したり、炎症やアレルギー反応に関わったりする物質があります。

通常、プラスミンは止血後に血栓を溶かして血流を正常に戻す役割を担っていますが、出血や炎症、アレルギー反応が起きている場面ではその働きが過剰になることがあります。

トラネキサム酸は、このプラスミンの働きを抑えることで、止血作用や抗炎症作用、抗アレルギー作用を発揮すると考えられています。1つの成分でありながら、複数の作用を併せ持つ点が特徴です。

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【関連記事】トラネキサム酸とは?効果や副作用、正しい使い方までわかりやすく解説

参考:
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29677015/
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC10969640/
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC12012412/

出血・炎症・アレルギー症状など幅広い疾患で使用される

トラネキサム酸は、止血作用や抗炎症作用を持つ医薬品で、以下のようにさまざまな疾患や症状の治療に使用されています。

使用目的 主な症状・疾患
止血 全身性線溶亢進が関与する異常出血など
炎症を抑える 扁桃炎、咽喉頭炎、口内炎など
アレルギー症状を抑える 湿疹、蕁麻疹など

美容目的の薬というイメージを持たれることもありますが、トラネキサム酸はもともと止血薬として開発された医薬品です。現在でも耳鼻咽喉科や皮膚科、歯科口腔外科など幅広い診療科で処方されており、のどの炎症や口内炎、出血を伴う症状などの治療に使用されています。

実際に、扁桃炎や咽喉頭炎に伴うのどの痛み、口内炎の症状を抑える目的で処方された経験がある方も多いでしょう。

参考:
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/ResultDataSetPDF/830001_3327002F1169_1_07

美容医療では肝斑治療にも使用されている

美容皮膚科において、トラネキサム酸は肝斑の治療目的で広く使用されています。

ただし、これは医療用医薬品の添付文書に記載された適応症ではなく、医師の判断による使用(適応外使用)です。

そのため、扁桃炎や口内炎、異常出血など添付文書に基づく適応で処方される場合は保険診療となる一方、肝斑治療を目的とする場合は自由診療となるのが一般的です。

使用目的によって診療の枠組みや費用負担が異なる点も、あわせて押さえておきましょう。

また、現在は市販のトラネキサム酸配合薬も販売されていますが、医療用医薬品とは有効成分の含有量や配合成分、適応が異なる場合があります。

自己判断で選択するのではなく、症状や治療目的に応じて医師や薬剤師に相談したうえで使用することが大切です。

【関連記事】肝斑治療におけるトラネキサム酸の効果とは?内服薬・外用薬の違いや注意点を解説

参考:
https://www.dermatol.or.jp/dermatol/wp-content/uploads/xoops/files/guideline/biyo2v.pdf
https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/site_transino/data/data1.html

トラネキサム酸を飲み続けた場合に考えられる副作用・リスク

トラネキサム酸は比較的広く使用されている薬ですが、体質や体調によっては副作用が現れることがあります。

長期間服用する場合は特に、どのような症状に注意すべきかをあらかじめ理解しておくことが大切です。

ここでは、報告されている代表的な副作用と、長期服用に関連する試験データを紹介します。

副作用

トラネキサム酸の服用によって報告されている主な副作用は、以下のとおりです。

副作用 頻度
食欲不振 0.1~1%未満
悪心(吐き気) 0.1~1%未満
嘔吐 0.1~1%未満
胸やけ 0.1~1%未満
下痢 0.1~1%未満
眠気 0.1%未満
発疹 0.1%未満
そう痒感(かゆみ) 0.1%未満
痙攣(主に人工透析患者など) 頻度不明

これらの副作用が現れる頻度は高くありませんが、服用期間の長さにかかわらず起こる可能性があります。

また、副作用の現れ方には個人差があり、体調や体質、併用している薬によっても異なります。

「以前は問題なく飲めていたのに、最近になって胃の不快感が気になる」といった変化がある場合も、自己判断で服用を続けず、早めに医師または薬剤師へ相談しましょう。

【関連記事】トラネキサム酸の副作用とは?血栓症のリスクや対処法、正しい飲み方まで徹底解説

イヌへの長期大量投与では網膜変性が報告されている

トラネキサム酸の非臨床試験(動物実験)では、イヌに長期間かつ大量に投与した場合に、網膜変性が認められたとの報告があります。

ただし、これはイヌに長期かつ大量投与した非臨床試験の結果です。現時点で、人が通常の用法・用量で服用した場合に、同様の副作用が生じることは確認されていません。

そのため、必要以上に心配する必要はありませんが、長期間服用している方で視界がぼやける、見え方に違和感があるなど気になる症状が現れた場合は、自己判断で服用を続けず、速やかに医師へ相談しましょう。

医師の診察を受けながら経過を確認することで、より安心して治療を継続できます。

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トラネキサム酸の長期服用に注意が必要な人

トラネキサム酸は、持病や体質によっては長期服用に注意が必要な場合があります。

以下に当てはまる方は、服用前・服用中に必ず医師へ相談しましょう。なお、当てはまる項目があるからといって必ずしも服用できないわけではなく、最終的な可否は医師が総合的に判断します。

血栓症の既往がある人

脳梗塞や心筋梗塞、血栓性静脈炎などの既往がある方は、トラネキサム酸の服用に注意が必要です。

トラネキサム酸には、血液中の血栓が過剰に溶けるのを抑える作用があります。そのため、血栓症の既往がある方では、服用の必要性やリスクを慎重に検討する必要があります。

過去に血栓症と診断されたことがある方や、現在治療中の方は、必ず医師へ申告してください。症状や治療状況に応じて、服用の可否や用量が判断されます。

血栓症のリスクが高い人

血栓症を発症したことがない場合でも、血栓ができやすい状態にある方は注意が必要です。

例えば、手術後で長期間安静にしている方や、圧迫止血を受けている方は、血流が滞りやすく血栓ができるリスクが高まるとされています。

また、経口避妊薬(ピル)を服用している方や、長時間座ったまま過ごす機会が多い方も、事前に医師へ相談すると安心です。

腎機能が低下している人

トラネキサム酸は主に腎臓から尿中へ排泄されるため、腎機能が低下している方では薬が体内に蓄積しやすくなる可能性があります。

そのため、腎機能に異常を指摘されたことがある方や、腎臓の病気で治療を受けている方は、服用量の調整が必要になることがあります。

また、長期間服用する場合は、必要に応じて血液検査などで腎機能を確認しながら治療を進めることが大切です。

高齢者や人工透析を受けている人

高齢者では、加齢に伴って腎機能などの生理機能が低下していることが多く、薬が体内に残りやすくなる場合があります。そのため、副作用を防ぐためにも、状態に応じた用量調整や経過観察が重要です。

また、人工透析を受けている方では、トラネキサム酸の使用中に痙攣が報告されており、特に慎重な投与が必要とされています。

さらに、高齢者は持病によって多くの薬を服用しているケースも少なくありません。飲み合わせを確認するためにも、お薬手帳などを持参して医師や薬剤師へ相談しましょう。

妊娠中・授乳中の方

妊娠中や授乳中にトラネキサム酸を使用するかどうかは、期待される治療効果と母体・胎児(乳児)への影響を考慮し、医師が慎重に判断します。

妊娠中の方はもちろん、妊娠を希望している方や妊娠の可能性がある方も、服用前に必ず医師へ相談してください。

また、授乳中の方も自己判断で服用を続けず、医師や薬剤師の指示に従うことが大切です。

トラネキサム酸の正しい服用方法

トラネキサム酸は、決められた用法・用量を守って服用することが大切です。

医療用医薬品としての標準的な用法は、1日750〜2,000mgを3〜4回に分けて服用するとされており、年齢や症状に応じて医師が量を調整します。

服用するタイミングに厳密な指定はありません。医師から「毎食後」などの指示を受けている場合は、その指示に従ってください。胃の不快感が気になる場合は、服用タイミングを自己判断で変えず、医師や薬剤師へ相談しましょう。

また、飲み忘れを防ぐためにも、「毎食後」など毎日同じタイミングで服用する習慣をつけることが大切です。「早く効果を実感したいから」といった理由で自己判断で量を増やしたり、逆に減らしたりしないようにしましょう。

飲み忘れに気づいた場合は、気づいた時点で1回分を服用してください。ただし、次の服用時間が近い場合は、飲み忘れた分は服用せず、次回の服用時間に1回分のみを服用します。2回分をまとめて服用することは避けてください。

【関連記事】トラネキサム酸の正しい飲み方|肝斑・シミ治療で服用するときの注意点も解説

他の薬を服用している場合は必ず申告する

トラネキサム酸は、一部の薬と併用できない場合や、慎重な使用が必要な場合があります。

例えば、止血作用のあるトロンビンは併用禁忌とされているほか、ヘモコアグラーゼやバトロキソビンなどの止血薬、エプタコグ アルファなどの凝固因子製剤との併用にも注意が必要とされています。

これらの薬は血液を固まりやすくする作用を持つため、トラネキサム酸と併用すると血栓ができやすくなるおそれがあるためです。

トラネキサム酸を処方してもらう際は、市販薬やサプリメントを服用している場合も含め、現在使用しているすべての薬を医師や薬剤師へ伝えるようにしましょう。

【関連記事】トラネキサム酸の飲み合わせ一覧|併用禁忌薬・注意が必要な薬・一緒に飲める薬を解説

症状が改善しても自己判断で継続・中止しない

トラネキサム酸は、長く飲み続けたほうが効果が高まるという薬ではありません。

「なかなか効果を感じられないから」と量を増やしたり、逆に「効果を感じたから」とすぐに服用をやめたりすることは避けましょう。

一方で、症状が改善したからといって自己判断で服用を中止すると、症状が再び現れることもあります。

継続するか中止するかは、これまでの経過や現在の症状を踏まえて医師が判断します。服用期間についても自己判断ではなく、医師の指示に従うようにしましょう。

トラネキサム酸の長期服用に関するよくある質問

トラネキサム酸の長期服用について、多くの方が疑問に感じやすいポイントをQ&A形式で紹介します。似たような疑問をお持ちの方は、ここで解消してください。

トラネキサム酸は何年も飲み続けても大丈夫ですか?

添付文書に服用期間の上限は定められていませんが、長期間の服用を続ける場合は、医師の管理下で必要性を定期的に確認することが推奨されます。自己判断での継続は避けましょう。

トラネキサム酸を飲み続けると血栓症になりますか?

トラネキサム酸の副作用として血栓症そのものは報告されていません。ただし、血栓症の既往やリスク因子がある方は服用に注意が必要なため、心当たりがある場合は事前に医師へ相談することが大切です。

トラネキサム酸は途中で休薬したほうがよいですか?

添付文書に定期的な休薬に関する記載はなく、休薬の必要性は治療目的や症状の経過によって異なります。継続するか休薬するかは、自己判断せず、診察のなかで医師の判断に従いましょう。

市販薬のトラネキサム酸も長期間飲み続けて大丈夫ですか?

市販薬であっても、添付文書に記載された期間を超えた長期間の自己判断による服用は避けるべきです。一定期間使用しても症状が改善しない場合は、医療機関を受診し、医師に相談することをおすすめします。

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まとめ

トラネキサム酸は、添付文書上、服用期間の上限が定められていない医薬品ですが、これは無条件に長期服用してよいという意味ではありません。継続の可否は、症状の経過や体質、持病の有無などによって異なるため、医師の管理下で定期的に確認しながら使用することが大切です。

また、血栓症の既往がある方や腎機能が低下している方、高齢者、妊娠中・授乳中の方など、長期服用に注意が必要な方もいます。副作用や飲み合わせについても理解したうえで、決められた用法・用量を守って服用しましょう。服用中に体調の変化を感じた場合は、症状が軽くても自己判断せず、早めに医師や薬剤師へ相談することが安心につながります。

「このまま飲み続けてよいのか不安」「そろそろ医師に相談したい」と感じている場合は、自己判断で継続・中止せず、医師に相談したうえで今後の治療方針を決めることをおすすめします。

なお、効果の現れ方や副作用のリスクには個人差があり、適切な服用期間も症状によって異なります。本記事の内容はあくまで一般的な情報として参考にし、実際の服用にあたっては必ず医師の診断・指示に従ってください。

参考:
https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00052946
https://pins.japic.or.jp/pdf/newPINS/00052946.pdf

医薬品について

治療等の内容/治療等の期間及び費用
・トラネキサム酸を服用する肌治療です。 まずは3か月の服用をお試しください。3か月12,280円(税込)
・アスコルビン酸・パントテン酸カルシウムを服用する肌治療です。まずは3か月の服用をお試しください。 定期3か月7,860円(税込)
・グルタチオンを服用する肌治療です。まずは3か月の服用をお試しください。3か月7,860円(税込)
・トコフェロール酪酸エステルを服用する肌治療です。まずは3か月の服用をお試しください。定期3か月5,220円(税込)
・L-システインを服用する肌治療です。まずは3か月の服用をお試しください。定期3か月5,940円(税込)
・オクトチアミンリボフラビンピリドキシン塩酸塩シアノコバラミンを服用する肌治療です。まずは3か月の服用をお試しください。定期¥8,493円(税込)
・グルタチオン・アスコルビン酸、パントテン酸カルシウム・トラネキサム酸・Lシステインを服用する肌治療です。まずは3か月の服用をお試しください。 定期3か月¥16,440(税込)
※効果が実感できるまでには継続的な服用が必要であり、その期間にも個人差がございます。

副作用
・トラネキサム酸の主な副作用として、食欲不振、吐き気、掻痒感(かゆみ)、発疹、眠気 などが報告されています。稀に血栓症などが報告されています。
・シナールの主な副作用として、胃腸の不快感や悪心、嘔吐、下痢などの報告があります。
・タチオンの主な副作用として、食欲不振、悪心、嘔吐、発疹などの報告があります。
・ユベラの主な副作用として、過敏症(発疹)・便秘・胃不快感などの報告があります。
・ハイチオールの主な副作用として、吐き気、下痢、腹痛などの報告があります。
・ノイロビタンの主な副作用として腹部膨満、便秘、吐き気、下痢、めまいなどの報告があります。
・四合剤の主な副作用として、食欲不振、悪心、嘔吐、胸やけ、胃不快感、胃痛、下痢、過敏症、搔痒感、発疹、口喝、腹痛などの報告があります。

成分の承認について
・トラネキサム酸、アスコルビン酸・パントテン酸カルシウム、グルタチオン、ユベラ、ハイチオール、ノイロビタンの肌治療は添付文書に記載のない適応外使用を指します。本治療は自由診療です。
・湘南美容内服薬 四合剤は、未承認医薬品です。

入手経路
・トラネキサム酸、アスコルビン酸・パントテン酸カルシウム、グルタチオン、ユベラ、ハイチオール、ノイロビタンは国内正規販売代理店(医薬品卸業)から仕入れています。
・SBCオリジナル薬は、海外製薬メーカーで当院管理のもと、定期的な品質チェック・厳密な管理を行い、製造している輸入製品です。個人輸入された医薬品等のリスクはこちらをご確認ください。https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/

国内の承認医薬品等の有無
・トラネキサム酸の内服薬は一般用医薬品として、しみ(肝斑に限る)治療目的で承認されています。
・アスコルビン酸・パントテン酸カルシウム、グルタチオン、ユベラの肌治療は添付文書に記載のない適応外使用を指します。
・湘南美容内服薬 四合剤(アスコルビン酸・パントテン酸カルシウム・Lシステイン・トラネキサム酸・グルタチオン)を含む内服薬は肌治療として国内承認されていません。
・L-システインは、一般用医薬品の内服薬として、しみ、そばかす、日やけ・かぶれによる色素沈着治療目的で承認されています。
・オクトチアミンリボフラビンピリドキシン塩酸塩シアノコバラミンが、医療用医薬品の内服薬としてビタミン B 群欠乏・末梢神経炎・筋肉痛・関節痛などの緩和治療目的で厚生労働省に承認されています。肌治療を目的として承認されている同成分の内服薬はありません。

 


諸外国における安全性等に係る情報
・トラネキサム酸の内服薬が処方箋医薬品としてアメリカ食品医薬品局(FDA)で月経過多症の治療目的として承認されています。 承認年月日:2009/11/13 安全性等に関わる情報としては、月経過多治療で承認されていますが、諸外国でも肌治療薬を目的とした使用は承認されていないため重大なリスクが明らかになってない可能性があります。安全性等に関わる情報としては、血栓塞栓症リスク(深部静脈血栓、肺塞栓)、視覚障害(網膜血栓症)、頭痛、関節痛といった副作用症状が記載されています。
・アスコルビン酸・パントテン酸カルシウムが、一般用医薬品の内服薬としてしみ、そばかす、日やけ・かぶれによる色素沈着治療目的で国内承認されています。
・グルタチオンが、医療用医薬品の内服薬として薬物中毒、アセトン血性嘔吐症、金属中毒治療目的で厚生労働省に承認されています。肌治療を目的として承認されている同成分の内服薬はありません。
・トコフェロール酢酸エステル、L-システイン、トラネキサム酸、オクトチアミンリボフラビンピリドキシン塩酸塩シアノコバラミンの肌治療は添付文書に記載のない適応外使用を指します。
・アスコルビン酸・パントテン酸カルシウムは、諸外国でも処方箋医薬品、一般用医薬品として肌治療を目的とした使用は承認されていません。
・肌治療を目的として承認されている同成分の内服薬はありません。グルタチオンは、諸外国でも処方箋医薬品、一般用医薬品として美容治療を目的とした使用は承認されていません。
・トコフェロール酢酸エステルが、一般用医薬品の内服薬としてしみ、そばかす、日焼け・かぶれによる色素沈着の治療目的で厚生労働省に承認されています 。トコフェロール酢酸エステルは、諸外国でも処方箋医薬品、一般用医薬品として肌治療を目的とした使用は承認されていません。
・L-システインは、一般用医薬品の内服薬として、しみ、そばかす、日やけ・かぶれによる色素沈着治療目的で承認されています。L-システインは、諸外国では処方箋医薬品、一般用医薬品として肌治療を目的とした使用は承認されていません。
・湘南美容内服薬 四合剤(アスコルビン酸・パントテン酸カルシウム・Lシステイン・トラネキサム酸・グルタチオン) は、諸外国でも処方箋医薬品、一般用医薬品として肌治療を目的とした使用は承認されていません。
・オクトチアミンリボフラビンピリドキシン塩酸塩シアノコバラミンは、諸外国でも処方箋医薬品、一般用医薬品として美容治療を目的とした使用は承認されていません。そのため、重大なリスクが明らかになってない可能性があります。


救済制度について
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

お問い合わせ先
お問い合わせはmed.カスタマーサポートまで。