SBC湘南美容クリニック 医師
渡邉大洋(わたなべ ひろうみ)

ED(勃起不全)は、血流・神経・ホルモン・心理など複数の要因が重なって起こります。基本的には医師の診察を受けて治療することをおすすめしますが、「病院に行く前にできることを試したい」という方もいらっしゃるでしょう。
生活習慣を正すことで、勃起に関わるホルモン分泌や血流・自律神経の改善、ストレスの解消などに役立ちます。軽度のEDであれば改善する可能性もあるため、正しい方法を知るところから始めましょう。
本記事では、今日から実行できる「ED改善14日プラン」を詳しく解説します。根拠に基づいて順序立てて解説しますので、できるところから無理なく始めましょう。

生活習慣の見直しなどで体の不調に改善の兆しが見え始めるのが、数週間程度とされることが多くあります。そこで、まずは「14日」を区切りとして、生活習慣を集中的に整えてみましょう。
1日の時間帯別で、やるべきことを解説しますので、ぜひ改善の参考にしてください。
なお、自己ケアでも改善は期待できますが、実感までに時間がかかることがあります。早めの改善を望む場合や不安が強い場合、持病や服薬がある場合は、早めに医師へ相談してください。
オンライン診療サービス「med.」では、診察からED治療薬の処方までオンラインで完結し、自宅に薬が届きます。忙しい方や病院に行くことに抵抗がある方は、ぜひご利用ください。
まず、朝は起床時間を決めて、起きたらまず日光を浴びるようにしましょう。
それらを行うことで、毎日少しずつずれてしまう体内時計がリセットされ、夕方〜夜に自然な眠気が訪れやすくなります。
自然な眠気によって深い睡眠が確保できると、夜間のホルモン分泌が整い、性欲や勃起に関わるテストステロンの一日の変化が整い、性欲や勃起の調子も安定しやすくなります。逆に、寝不足や睡眠時間のばらつきが続くと、この一日の波が乱れやすく、朝の活力や勃起に影響が出る可能性があるのです。
具体的には、目覚ましを毎日同じ時刻に設定し、起きたらすぐカーテンを開けて5〜15分、直射日光または屋外の明るさを目に入れます。雨や曇りでも効果を得られますので、同様に行ってください。
睡眠時間をしっかりと確保したことで、EDが改善したケースも多々あるため、まずはしっかり寝るために朝できることから行いましょう。
昼から夜にかけて行うことは、以下の通りです。
日中の有酸素運動と下半身中心の筋トレは、末梢の血流と血管の柔軟性を高め、インスリン感受性や脂質代謝を整えます。これにより、陰茎海綿体への血液の入りやすさが高まり、勃起の質が改善しやすくなります。
日本性機能学会・日本泌尿器科学会の「ED診療ガイドライン」によると、米国データでは運動量が多いほどEDのリスクが低下したと報告されています。具体的には、週2.5時間以上のランニングをしている人は、していない人に比べて約30%もEDリスクが低下していることがわかっています。
また、内臓脂肪型肥満の場合は、それが原因でEDが発症している可能性もあるため、運動によって内臓脂肪を減らすことで、EDの改善効果が期待できます。
運動を取り入れる際には、「合計30分の有酸素運動」を目安として、1日の中にこまめに運動することを意識しましょう。
例えば、
といった小さな行動を積み上げていき、週150分を目指します。
週2回は、スクワットやランジなど下半身の筋トレを行いましょう。軽めの負荷で「10回×2〜3セット」から始め、翌日に強い筋肉痛が残らない範囲で段階的に強度を上げます。関節が硬い方は、入浴後に股関節周りのストレッチをゆっくり行い、呼吸を止めずに20〜30秒ずつ伸ばしましょう。
睡眠へ影響させないため、カフェインは午後3時以降に摂取するのを避け、夜に運動する場合は就寝2〜3時間前までに切り上げてください。
夜にすべきことは以下の通りです。
勃起は「副交感神経」が優位なときに起こりやすい生理反応です。そのため、これらを行うことで、自律神経をスムーズに切り替えられるようにしましょう。
逆に、「交感神経」が優位になるとアドレナリンが増え、血管は縮みやすくなります。結果として海綿体に血が入りにくくなり、勃起を維持しにくい状態になりやすくなってしまいます。
就寝前に交感神経モードを引きずったままだと睡眠が浅くなり、翌日の疲労やホルモン分泌の乱れにもつながります。こうした悪循環を断つためにも、夜の自律神経の切り替えが重要なのです。
就寝の数時間前までに食事を終えると、消化器への血流偏りが減って体が休息モードへ入りやすくなります。アルコールは量とタイミングを決め、だらだら飲みを避けると交感神経の過活動を抑えやすいでしょう。
就寝1時間前は照明を落とし、スマートフォンやパソコンから離れて情報刺激を減らすことも大切です。
喫煙は血管内皮を傷つけて血流を悪化させ、EDを引き起こす原因となり、本数や喫煙期間が増えるほど、EDリスクが高まるという研究結果もあります。
禁煙することで、早ければ数週間で血流の改善が見込めます。禁煙開始日を決め、家族や同僚に宣言し、喫煙具を処分しましょう。
吸いたくなったらどうするか(ガムを噛む・深呼吸するなど)も決めておきましょう。自力で禁煙するのが難しい場合は、禁煙外来を検討してください。
参考:
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC4445839/
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC9621223
https://academic.oup.com/jsm/article-abstract/21/12/1098/7760242
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29166824
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC11262406

上記の改善プランと併せて意識したい以下のポイントについても見てみましょう。
では、詳しく解説します。
ED改善のために栄養バランスを整えることは非常に大切です。しかし、食材をリスト化しても、具体的にどのように食べたらいいのかわからない、献立を考えるのが難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが、近年健康食として注目を集めている「地中海食」を意識した食事です。地中海食は非常に健康的で、血流・血管内皮機能・体重・炎症を整えやすくし、EDの改善効果も期待できます。
アテネ大学の研究でも、地中海食がED改善に効果的であるという結果が出ているため、以下の考え方を取り入れた食事を意識しましょう。
▼地中海食の基本の考え方
以下の献立例を参考にしてください。
【1日の献立例】
| メニュー | |
| 朝食 | 全粒パン+オリーブ油少量、プレーンヨーグルト、フルーツ少し、ゆで卵 |
| 昼食 | 雑穀ごはん、焼き魚(サバ等)or サラダチキン、野菜スープ、オリーブ油のサラダ |
| 夕食 | 魚のトマト煮 or 豆の煮込み、彩りサラダ、全粒パン少量 or 雑穀ごはん少量 |
| 間食 | 素焼きナッツ一握り or 高チョコレート少量、砂糖なしの飲み物 |
緊張や不安が強いと交感神経が優位になり、勃起に必要なリラックス反応が起こりにくくなります。日中は軽い有酸素運動で気分を整え、就寝1時間前は照明を落として深呼吸やストレッチ、短い瞑想など気分をリラックスさせるための時間を作りましょう。
失敗体験が重なって不安が強いときは、カウンセリングや医師への相談も有効です。うつ・不眠・過度の業務ストレスが強い場合は、生活習慣の改善より先に受診を検討してください。
参考:
https://male-urology.jp/sexual_dysfunction/non-erect/

ここまで、EDを自力で改善する方法について解説しましたが、そもそも、なぜEDになってしまうのでしょうか。その原因は主に、以下の4つに分類できます。
| 原因の種類 | 特徴 |
| 器質性ED | ・体の不調や血流の影響 ・50代以降に増える傾向がある ・薬の副作用などの影響(薬剤性ED) |
| 心因性ED | ・ストレスや緊張の影響 ・30〜40代に多い傾向がある |
| 混合型ED | ・器質性EDと心因性EDの影響 ・50〜60代に多い傾向がある |
器質性ED・心因性ED・混合型EDの場合は、本記事で紹介した生活習慣の改善でもある程度の効果が期待できるでしょう。しかし、薬剤性EDの場合は服用している薬が原因となるため、処方してもらった病院を受診して医師に相談する必要があります。
また、EDの重症度によっては生活改善だけでは十分な効果が得られない可能性もあります。その場合は、ED治療薬も併用して治療を進めていくことが大切です。
EDの原因の種類や治療方法については以下の記事で詳しく解説しています。重症度を確認できるセルフチェックもありますので、ぜひ併せてご覧ください。
【セルフチェック付】EDとは?症状・原因・治療方法を徹底解説
参考:
https://www.jssm.info/guideline/files/EDguideine03_s.pdf
https://shiozawa-clinic.com/wp-content/uploads/IIEF5.pdf
https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/147/1/147_45/_pdf

前述の「EDを自力で整える治し方「14日プラン」を試したものの、効果がまったく実感できない場合は、医師の診察を受けてED治療薬を処方してもらうことを検討しましょう。
では、処方されるED治療薬の種類や、処方してもらえる病院について解説します。
日本で処方されるED治療薬は、主に以下の3種類です
すぐ効かせたい人へ
▼特徴
▼おすすめの人
すぐ効かせたい
長時間持続させたい人へ
▼特徴
▼おすすめの人
長時間持続させたい
長時間持続させたい人へ
▼特徴
▼おすすめの人
長時間持続させたい
基本の薬から試したい人へ
▼特徴
▼おすすめの人
基本の薬から試したい
※上記は目安です。効果発現までの時間や持続時間には個人差があります。
※これらのED治療薬はmed.で処方可能です。リンクから各処方薬ページに移動できます。
これらのED治療薬の詳しい比較は、下記記事で解説しています。副作用などについても紹介していますので、併せてご覧ください。
ED治療薬を徹底比較|効果が出るまでの時間・硬さ・持続力・コスパ
ED治療で選べる受診先は、主に以下の3つです。
泌尿器科を受診するのが一般的ですが、AGAやEDなど男性の悩みに特化したクリニックもあります。
また、忙しくてクリニックに行く暇がない場合や、病院で診察を受けていることを誰にも知られたくない場合などは、オンライン診療サービスがおすすめです。自宅など場所を選ばず受診できて、人に知られる心配もありません。
オンライン診療サービス「med.」なら、土日祝日も診察が受けられ、9時~23時まで受診できるため、忙しい方でも無理なく、誰にも知られることなくED治療薬を購入できます。

ED治療薬は医師に処方してもらうのが安全だと解説しましたが、「EDの治療をしたいものの、医師に対面で相談するのは気が引ける」「病院に行っていることがばれたくない」「そもそも病院に行く暇がない」とさまざまな理由でなかなか受診に踏み切れない方もいらっしゃるでしょう。
そのような場合は、オンライン診療が便利です。「med.」なら自宅から医師に相談でき、診察〜処方までオンラインで完結、薬は自宅へ配送されます。
では、med.の特徴について詳しく解説します。
med.の利用の流れは、以下の通りです。
このように自宅ですべて完結できるため、移動する必要がなく、待ち時間も最小限にできます。また、人に見られる可能性もないため、プライバシーに関する心配もありません。
なお、お薬は決済完了後すぐにヤマト運輸で発送手続きが行われます。当日15時までに決済が完了している場合は即日発送、15時以降に決済した場合は翌日発送です。(※ご注文受付状況、天候や年末年始などの配達状況により遅れが生じる場合もございます)
med.では、診察料や処方料がかからず、薬代のみで処方薬を購入できます(※1万円未満の場合は送料が発生します)。また、通院する必要がないため、交通費も必要ありません。

med.は「SBC湘南美容クリニック」と提携しており、豊富な診療実績がある医師が診察し、最適な処方を提案してくれます。また、オンラインでは不安な場合や、医師が必要だと判断した場合は、対面診察も受けられます。
また、土日祝日も診察が受けられ、9時~23時まで受診できるため、忙しい方も無理なく診察を受けられます。

なお、med.では以下のように複数のED治療薬を取り揃えております。
EDを治したい、ED治療薬の選び方がわからないという方は、医師にご相談ください。
EDは生活習慣の影響を強く受けます。そのため、病院に行く前に自力でできることをしたい場合は、以下のことを試してみましょう。
| ポイント | |
| 朝 | ・起床時間を一定にする ・起きたらまず日光を浴びる |
| 昼~夜 | ・意識して運動を行う ・ストレッチも取り入れる ・カフェインは15時までにする |
| 夜 | ・就寝3時間前までに夕食を終える ・アルコールは控えめにする ・明るい光を就寝1時間前から見ないようにする |
| 喫煙に関して | ・禁煙する |
上記に加えて、食事内容の見直しやストレスのコントロールも行うと、より効果的です。
ただし、EDになる原因には生活習慣を見直しても改善が期待できないものもあります。また、重症度合いによっては、生活習慣と並行して、ED治療薬による治療を行う必要があります。
薬を使用するか否かによらず、本記事で解説した生活習慣の改善は、EDの治療に役立ちますので、ぜひ今日から取り入れてみましょう。すぐに効果を得たい場合や、自力では改善できないかった場合は、オンライン診療サービス「med.」で医師に相談してみてください。
SBC湘南美容クリニック 医師
渡邉大洋(わたなべ ひろうみ)
治療等の内容/治療等の期間及び費用
・シルデナフィルを服用するED症治療薬です。(¥400〜)
・タダラフィルを服用するED症治療薬です。(¥1,200〜)
・バルデナフィルを服用するED治療薬です。(¥1,300〜)
副作用
・シルデナフィルの主な副作用として、頭痛、ほてり・潮紅、消化不良、動悸、鼻づまりなどが多く報告されています。
・シアリスの主な副作用として、頭痛の報告が最も多く、消化不良やほてり・潮紅(皮膚の赤み)などが報告されています。
・タダラフィルの主な副作用として、顔のほてり、軽い頭痛、めまい、軽い色覚変化、消化不良、鼻づまりなどが報告されています。
・バルデナフィルの主な副作用として、顔のほてり、軽い頭痛、めまい、軽い色覚変化、消化不良、鼻づまりなどが報告されています。
お問い合わせ先
お問い合わせはmed.カスタマーサポートまで。