二日酔いにおすすめの漢方薬2選|選び方や飲むタイミング、注意点も解説

ヘルスケア
投稿:2026.04.27更新:2026.04.27
二日酔いにおすすめの漢方薬2選|選び方や飲むタイミング、注意点も解説

「飲み会の翌日、頭痛や吐き気で仕事に集中できない」
「胃がムカついて何も食べたくない」など、二日酔いのつらさに悩んでいませんか。

市販のドリンク剤や鎮痛薬で対処していても、毎回繰り返してしまうと負担を感じる方も多いでしょう。

そんなときにおすすめなのが、漢方薬を用いた二日酔い対策です。漢方薬は、症状を一時的に抑えるというよりも、体の水分バランスや内臓への負担といった状態に着目し、二日酔いになりにくい状態を目指すのが特徴です。

本記事では、二日酔いの症状に合わせた漢方薬の選び方をはじめ、二日酔い対策として検討されることの多い漢方薬2種類、飲むタイミングや服用時の注意点までをわかりやすく解説します。

二日酔いを少しでも楽にしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

二日酔い漢方薬は症状に合わせて選ぶのが基本

一口に二日酔いといっても、症状の現れ方は人によってさまざまです。

胃のムカつきや吐き気が強く出る方もいれば、頭痛やむくみ、のどの渇きが気になる方もいるでしょう。漢方薬を検討する際は、自分の症状に合ったものを選ぶことが大切です。

たとえば、飲酒後にほてりやイライラ感が出やすい場合には、体にこもった熱を冷ます目的で用いられることのある黄連解毒湯(おうれんげどくとう)が選択肢になることがあります。

一方、顔や手足のむくみ、頭痛、強いのどの渇きなどが目立つ場合は、体内の水分バランスに着目した五苓散(ごれいさん)が検討されることが多いです。

このように、二日酔いの背景にある体の状態を意識することで、自分に合った漢方を選びやすくなります。

参考:https://www.kracie.co.jp/ph/k-therapy/product/symptom/hangover/

二日酔いにおすすめの漢方薬2選

ここでは、二日酔いに対して用いられることの多い代表的な漢方薬として、「五苓散」と「黄連解毒湯」の2つを紹介します。

それぞれ期待される作用の方向性や、向いている症状、副作用の注意点を確認しながら、自分の状態に合いそうかを判断する参考にしてください。

五苓散(ごれいさん)

五苓散は、体内の水分バランスの乱れに着目した漢方薬で、むくみや頭痛、吐き気などを伴う二日酔いの場面で検討されることがあります。
二日酔いは、アルコール分解の過程で生じる物質の影響に加え、脱水や水分代謝の乱れが重なっている状態です。

その点、五苓散は余分な水分がたまっている場合は排出を促し、反対に水分が不足している場合は体内に保とうとする働きがあるとされています。そのため、水分バランスの乱れによる二日酔いの改善効果が期待できるのです。

ただし、すべての症状に適するわけではありません。副作用としては、発疹やかゆみ、倦怠感などが報告されているので、体調に変化を感じた場合は服用を中止し、医師や薬剤師に相談することが大切です。

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二日酔い・むくみが気になる方へ

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黄連解毒湯(おうれんげどくとう)

黄連解毒湯は、体にこもった「熱」を冷ますことに着目した漢方薬です。
お酒を飲んだあとに顔がほてる、イライラしやすいといった症状が出やすい方は、体内に熱がたまっている状態であると考えられます。

その点、黄連解毒湯には、黄芩(オウゴン)、黄連(オウレン)、山梔子(サンシシ)、黄柏(オウバク)といった、熱や炎症を抑える作用を持つ生薬が配合されているため、熱を冷ましながら二日酔いによる症状・不快感をやわらげてくれるでしょう。

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顔が赤くなりのぼせやすい方へ

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二日酔い対策で漢方薬を飲む際の注意点

二日酔い対策として漢方薬を取り入れる場合は、効果だけでなく「正しい使い方」や「注意点」を理解しておくことが大切です。

漢方薬は自然由来の生薬で構成されていますが、れっきとした医薬品であり、自己判断での誤った使用は、十分な実感が得られなかったり、副作用のリスクを高めたりする可能性があります。

特に二日酔いの場面では、飲酒との関係や服用タイミング、ほかの薬との併用など、気をつけたいポイントがいくつかあります。
ここからは、漢方薬を安全に取り入れるために、事前に押さえておきたい注意点を見ていきましょう。

正しい飲み方を心がける

漢方薬の効果を引き出すためには、決められた飲み方を守ることが重要です。

一般的に漢方薬は、水または白湯を先に少量口に含み、その後、薬を水または白湯で服用する方法が推奨されています。
粉薬の場合、いきなり口に入れるとむせやすいため、先に水分を含むことで飲みやすくなるでしょう。

また、各漢方薬には用法・用量が定められています。「早く楽になりたいから」といって量を増やしたり、回数を多くしたりするのは避けましょう。
過剰に服用しても効果が高まるわけではなく、副作用のリスクが高まります。

市販薬・処方薬いずれの場合も、添付文書や医師・薬剤師の指示に従って服用することが大切です。

漢方薬を飲むタイミングは「お酒を飲む前」

漢方薬は、症状が出てから服用するだけでなく、二日酔いを予防する目的で飲酒前に服用する使い方が検討されることもあります。

また、漢方薬は食前または食間の服用が推奨されているものが多いため、飲み会や会食が予定されている場合は、出かける前や食事の前に服用しておくとよいでしょう。
飲酒前に服用することで、体の負担を軽くする効果が期待できます。

ただし、飲酒量や体質によって感じ方には個人差があることを忘れてはいけません。
漢方薬を飲んでいるからといって無理に飲酒量を増やすのは避け、体調を見ながら適量を心がけることが大切です。

ほかの漢方薬との組み合わせに注意する

漢方薬を使用する際は、ほかの漢方薬や医薬品との飲み合わせにも注意が必要です。
漢方薬は自然由来の生薬で構成されていますが、処方ごとに作用や含まれる成分が異なり、組み合わせによっては体に負担がかかる場合があります。

たとえば、五苓散や黄連解毒湯を含め、複数の漢方薬を同時に服用すると、似た作用を持つ生薬が重なり、副作用が出やすくなるおそれがあります。

特に注意したいポイントは以下のとおりです。

  • 複数の漢方薬を自己判断で併用しない
  • 同じような目的(解熱・利尿など)の漢方を重ねて使わない
  • ほかの市販薬や処方薬を服用中の場合は必ず医師・薬剤師に確認する

漢方薬を安全に取り入れるためにも、「複数を組み合わせれば効果が高まる」と考えず、服用前に医師や薬剤師へ相談するようにしましょう。

参考:https://www.kracie.co.jp/ph/k-therapy/about-kampo/drink.html

二日酔い向け漢方薬に関するよくある質問

二日酔い対策として漢方薬を検討する中で、「市販薬と処方薬の違いは?」「メーカーによって効果は変わるの?」など、疑問を感じる方も多いのではないでしょうか。

ここからは、二日酔い向けの漢方薬についてよくある質問を取り上げ、基本的な考え方をわかりやすく解説していきます。判断に迷ったときの参考として、ぜひ確認してみてください。

二日酔い漢方薬や市販薬と処方薬どちらがおすすめ?

二日酔い対策として漢方薬を使う場合、「市販薬と医療機関で処方される漢方薬のどちらを選べばよいのか」と迷う方も多いでしょう。
結論からいえば、期待できる作用の方向性自体は、市販薬と処方薬で大きく変わらないとされています。

市販の漢方薬と処方薬は、同じ名前の漢方であれば含まれている生薬の種類も同じです。ただし、配合されている生薬の量や調整のされ方が異なる場合があるため、体質や症状の程度によっては感じ方に差が出ることがあります。

症状が軽く、一時的な二日酔い対策であれば、市販薬を選ぶケースも少なくありません。
一方で、二日酔いを繰り返している場合や、胃腸症状や体調不良が強い場合には、医師の診察を受けたうえで処方薬を検討したほうが安心なケースもあります。

どちらが適しているかは自己判断せず、症状や体質に応じて専門家と相談しながら選ぶことが大切です。

参考:https://www.tsumura.co.jp/brand/kampo-introduction/about-kampo/

同じ成分でもメーカーによって効果に違いはある?

漢方薬を選ぶ際に、「同じ名前の漢方なのに、メーカーが違うと効果も変わるのか」と疑問に感じる方もいるでしょう。

基本的に、同じ処方名の漢方薬であれば、含まれている生薬の種類自体は共通しているケースが多いとされています。
ただし、メーカーごとに生薬の仕入れ先や産地、栽培方法、品質管理の基準などが異なるため、服用した際の感じ方に差が出る可能性は否定できません

漢方薬は複数の生薬を組み合わせた処方であり、それぞれの生薬の状態や配合バランスによって、体へのなじみ方が変わることがあります。
そのため、「同じ成分だからどれを選んでも全く同じ」とは言い切れず、実際には体質との相性が影響する場合もあるのです。

特定のメーカーの漢方が合わないと感じた場合でも、別のメーカーに変更することで飲みやすくなるケースもあります。迷ったときは、医師や薬剤師に相談しながら選ぶと安心でしょう。

参考:https://www.nikkei.com/nstyle-article/DGXMZO30752000R20C18A5000000/

二日酔いには漢方薬と西洋薬のどちらがよい?

漢方薬と西洋薬は、どちらが優れているというよりも、目的や症状に応じて使い分けることが大切です。

西洋薬は、頭痛や吐き気など、今つらい症状を一時的に抑えることを目的として使われるケースが多く、即効性を求めたい場面では選択肢になります。

一方、漢方薬にも即効性のあるものもありますが、症状を一時的に抑えるよりも、体の状態や体質に目を向け、水分バランスや内臓への負担といった背景にある要因に働きかけるのが特徴です。そのため、二日酔いを繰り返しやすい方や、体調の乱れを感じやすい方では、漢方を検討するケースもあるでしょう。
ただし、漢方薬は即効性を保証するものではなく、症状や体質によって合う・合わないがあります。

西洋薬・漢方薬のいずれもメリットと注意点があるため、「今の症状を抑えたいのか」「体の状態を見直したいのか」を基準に選び、判断に迷う場合は医師や薬剤師に相談することが大切です。

【関連記事】二日酔いにならない薬はある?|おすすめの二日酔い予防薬と選び方を紹介

参考:https://www.showa-u-kt-ddc.com/ddc-kt-wp/wp-content/uploads/cm02.pdf

二日酔いにおすすめの漢方薬を購入するならお薬通販「med.」

何度も二日酔いを繰り返してしまう場合は、医師の診察を受けることをおすすめしますが、「忙しくて病院に行けない」「二日酔い程度で病院に行くのは面倒」という方もいらっしゃるでしょう。

そんなときは、オンライン診療サービス「med.」がおすすめです。

med.なら、オンラインで診察から処方まで完了するので、手間がかからず忙しい方でも気軽にご利用いただけます。

ここからは、med.の特徴について詳しく見ていきましょう。

自宅で診察から処方薬の受け取りまで完結

med.の利用の流れは、以下の通りです。

  1. 希望の薬をカートに追加
  2. オンライン診療を受ける(5分程度)
  3. 診察後に処方薬を購入すると、自宅に届く

このように診察から薬の購入までを自宅ですべて完結できるため、移動する必要がなく、待ち時間も最小限にできます。また、人に見られる可能性もないため、プライバシーに関する心配もありません。

なお、お薬は決済完了後すぐにヤマト運輸で発送手続きが行われます。当日15時までに決済が完了している場合は即日発送、15時以降に決済した場合は翌日発送です(※ご注文受付状況、天候や年末年始などの配達状況により遅れが生じる場合もございます)。

通院するよりもコストを抑えられる

med.では、診察料や処方料がかからず、薬代のみで処方薬を購入できます(※1万円以下の場合は送料がかかります)。また、通院する必要がないため、交通費も必要ありません。

オンライン診療実績が豊富な医師が土日祝日も23時まで診療

med.は「SBC湘南美容クリニック」と提携しており、医師が診察を行ったうえで、最適な処方を提案してくれます。また、オンラインでは不安な場合や、医師が必要だと判断した場合は、対面診察も受けられます。

さらに、土日祝日はもちろん、9時~23時まで受診できるため、忙しい方も無理なく診察を受けられます。

なお、med.では二日酔いの改善に効果が期待できる漢方薬を取り揃えております。

どの薬を使用すべきかお悩みの場合も、医師にご相談ください。

まとめ

二日酔いは、頭痛や吐き気、胃の不快感、むくみなど、人によって現れる症状が異なります。
そのため、「二日酔いだからこの漢方」と一律に選ぶのではなく、自分の症状や体の状態に合わせて漢方薬を検討することが大切です。

具体的には、五苓散は水分バランスの乱れが気になる場合に、黄連解毒湯は体にこもった熱や胃の不調が目立つ場合に、それぞれ選択肢となることがあります。

なお、漢方薬は正しい飲み方やタイミングを守ることが大切です。また、体質に合わないケースや、ほかの薬との飲み合わせに注意が必要な場合もあるため、自己判断での使用は避け、必要に応じて医師や薬剤師に相談することをおすすめします。

二日酔いを繰り返さないためには、漢方薬だけに頼るのではなく、飲酒量の調整や水分補給など、日常的な対策もあわせて意識してみましょう。自分に合った方法を見つけることで、飲み会の翌日も無理なく過ごしやすくなるはずです。

この記事の監修医師

SBC湘南美容クリニック 医師

渡邉大洋(わたなべ ひろうみ)

医薬品について

本治療は自由診療です。

治療等の内容/治療等の期間及び費用

・五苓散を服用する二日酔い治療です。(1か月 ¥7,470〜)

・黄連解毒湯を服用する二日酔い治療薬です。(1か月 ¥7,470〜)

副作用

・五苓散の主な副作用として、発疹、発赤、かゆみ、体のだるさなどが報告されています。

・黄連解毒湯の主な副作用として、発疹、蕁麻疹、食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、腹痛、下痢などが報告されています。

お問い合わせ先

お問い合わせはmed.カスタマーサポートまで。