見えづらさを感じたら、薬でケアするという選択を。

スマホや書籍の文字がかすむ、手元にピントが合いづらい...
そんな40代以降に多く見られる「老眼(老視)」の症状。
この症状は加齢に伴う水晶体の弾力と調節力の低下などによって起こります。
サンピロ点眼液(一般名：ピロカルピン塩酸塩)は点眼によって瞳孔を縮小させ、ピントの合う範囲である”焦点深度”を広げることで、手元の見えづらさを一時的に改善する治療薬です。
※根本治療ではありません。継続的な使用には医師の診察が必要です。

サンピロ点眼液に含まれるピロカルピンは非選択的ムスカリン受容体作動薬であり瞳孔括約筋、毛様体筋が収縮することで瞳孔を収縮させる作用を持ちます。これにより、カメラで言う「絞りを絞った状態」となり、ピントが合う範囲が拡大します。
点眼後約10分ほどで効果が表れ、最大6-7時間程度効果が続きます。

1日3-5回、左右に1滴ずつ点眼してください。

【主な副作用】
白内障、結膜充血、睫毛内反、頭痛、暗黒感
【その他の注意事項】
・定期的な眼科受診を推奨しております。
・気管支喘息や網膜剥離と診断された方は診察時にお伝え下さい。
・緑内障治療薬をご使用している方は診察時にお申し出ください。
・点眼による縮瞳作用により視界が暗く感じられる場合があります。特に夜間や暗所での作業では注意してください。
・開封後、1か月が経過したお薬はご使用になれません。
・その他の点眼薬と併用する場合、時間を開けて(15分以上)点眼してください。

【お薬について】
ピロカルピンを使用する老眼治療です。
1本¥2,750〜(税込)
ピロカルピンの老眼治療は添付文書に記載のない適応外使用を指します。 
当該医薬品は、国内正規販売代理店（医薬品卸業）から仕入れています。
ピロカルピンが、医療用医薬品の点眼薬として緑内障、診断または治療を目的とする縮瞳症治療目的で厚生労働省に承認されています。 
老眼治療を目的として承認されている同成分の外用薬はありません。
同成分で点眼のピロカルピンが処方箋医薬品としてアメリカ食品医薬品局（FDA）で成人の老視症治療目的として承認されています 
承認年月日：2021/10/28 
 安全性等に関わる情報としては、副作用として白内障、結膜充血、睫毛内反、頭痛、暗黒感といった副作用症状が記載されています。
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

Q.いつ使用したら良いですか？

A.使用後6時間以内の運転は避けるようにしてください。
縮瞳作用があるため、点眼後に視界が暗く感じられることがあり夜間や暗所で活動には注意してください。

Q.目薬は開封してからいつまで使えますか？
A.開封後1か月を目安に使用して下さい。

Q.この目薬を使用することで老眼は治りますか？
A.効果は一時的であり、根本的な治療にはなりません。定期的な眼科の受診をおすすめしております。