尿検査キット（ウリエースKc）

■コップに採尿する場合
STEP 1
清浄な容器に新鮮な尿を採る。尿の量は3cmぐらいの深さで十分です。
STEP 2
スティックを容器から取り出しすぐに密栓する。水に塗れた手で取り出さないでください。
STAP 3
試験紙を尿に約1秒間浸す。試験紙についた余分な尿は、コップの縁などでかるく取り除いてください。
STEP 4
色調表の色と比較する。試験紙の色を尿でぬらしてから尿潜血試験紙は20秒後、尿たん白質試験紙は10秒後、尿ブドウ糖試験紙は30秒後に判定します。結果が出ましたら色調表との比較写真を撮影のうえ、カスタマーサポートまでお送りください。

■直接尿をかける場合
STEP 1
スティックを容器から取り出しすぐに密栓する。水に塗れた手で取り出さないでください。
STEP 2
試験紙に尿を約1秒間かける。試験紙についた余分な尿は、トイレットペーパーを試験紙の縁に軽くあて、吸い取ってください。
STEP 3
色調表の色と比較する。試験紙の色を尿でぬらしてから尿潜血試験紙は20秒後、尿たん白質試験紙は10秒後、尿ブドウ糖試験紙は30秒後に判定します。結果が出ましたら色調表との比較写真を撮影のうえ、カスタマーサポートまでお送りください。

1. 開栓後の保存方法が悪いと、使用期限内でも呈色反応が不良となります。取扱いにあたっては次の点に注意してください。
・検査の直前に必要な枚数だけを取り出し、容器は直ちに密栓してください。
・水にぬれた手で開封、取り出しを行わないでください。
・容器の中に入っている乾燥剤は取り出さないでください。
2. 試験紙に直接皮膚を触れないでください。
3. 揮発性薬品（特に酸・アルカリ）による汚染を避けてください。
4. 「操作方法」に従って使用してください。
5. 試験紙を尿に浸す際は、次の点に注意してください。
・試験紙を長時間尿に浸したり、試験紙に尿をかけすぎると、試薬が流れてムラになり、縁だけが変色するなど正しい判定結果が得られなくなりますので、試験紙を尿に浸す、又はかける時間は約 1 秒間を守ってください。
・試験紙に付着した過量な尿は取り除いてください。過量な尿が付着していると、試薬間の相互反応が起こるなど、正しい結果が得られないことがあります。
・縁と中心部の色が異なる場合、蛋白の場合は中央部で判定してください。糖の場合は色が濃くなった縁の部分の色で判定してください。
・試験紙で尿を撹拌しないでください。
6. 定められた時間で正しく判定してください。呈色反応は時間とともに進行します。
7. 蛍光灯など適切な光線の下で判定してください。直射日光の下では判定しないでください。

＜使用上の注意＞
1. 次の場合、自己診断・治療を行わず、必ず医師に報告し、受診するよう指導してください。
・検査結果が陰性の場合でも、他の所見と合わせて診断する必要があるので、必ず医師に報告し、受診すること。
・何らかの症状がある場合は、検査結果にかかわらず必ず医師に報告し、受診すること。
・結果が陽性の場合は、必ず医師に報告し、受診すること。
2. 検査の条件により検査結果が変動する場合があります。検査結果とともに、次の事項も報告するよう指導してください。
・検査時間（起床時、食後、運動後等）
※食後とは食べ始めた時間からをさします。
・薬剤の服用
・生理中の方（潜血の反応が陽性になることがある）
3. 試験紙の品質を確保し、正しい結果を得るため、次の事項を徹底するよう指導してください。
・開封後はなるべく早めに使用すること。
・必要な枚数の試験紙だけを取り出し、直ちに容器のフタをきちんと閉めて保管すること。フタの閉め方が不十分な場合、試験紙が湿気を吸って、使用期限内でも正しく検査できなくなる。
・使用時やフタ開閉時には、水ぬれを避けること。
・吸湿お知らせ窓（フタのうら側）は吸湿により色が変わるため、フタを開けた時の色で試験紙の使用可否を判断すること。
・試験紙が変色しているものは使用しないこと。
・使用期限を過ぎたものは使用しないこと。
・他の容器に入れ替えないこと。
・スティックは、はさみ等でカットせずに使用すること。試験紙がスティックからはがれたり、切断中に試薬が劣化し、正しい結果が得られない可能性がある。
4. 試験紙の保管には、次の事項を注意するよう指導してください。
・水ぬれ、熱、直射日光を避けて保管すること。
・小児の手の届かない所に保管すること。
・冷蔵庫で保管しないこと。
5. 使用後のスティックはそのままトイレ（大便器）に流すことができますが、小用便器には流さないでください。

＜保管方法・有効期間＞
1. 保管方法：室温保存（直射日光及び湿気を避け密栓して涼しい所に保管してください）
2. 有効期間：2年（使用期限はラベル及び外箱に表示）