真武湯（しんぶとう／処方薬）【ツムラ】

冷え性・体質虚弱気味で胃腸が弱い方に。
胃腸機能を高めることで手足の冷え、慢性的な下痢や軟便などの胃腸の不調、めまい、むくみなどの症状を緩和する漢方薬です。

¥ 5,700 16,740 2,850 5,700 16,740 30,240 (税込)

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お薬情報

体を内側から温め「冷え体質」を根本改善

真武湯は、体の「冷え」や「水分代謝の乱れ」からくる胃腸機能の低下、消化不良などに用いられる漢方です。疲れやすく風邪を引きやすいなどの虚弱体質の方や、慢性的な冷え性、体力が低下して下痢や腹痛を起こしやすい方に多く処方されます。

体を温める作用のある附子（ブシ）や生姜（ショウキョウ）が、体の内側からじっくりと温めて、冷えやすい体質を根本から整えます。

冷えによるめまい・動悸にも

慢性的な冷えや体力低下は、めまいや体のふらつき、動悸などの目に見えない不調を引き起こすこともあります。

真武湯は、体を温める生薬のほか、精神の安定を助ける働きのある茯苓（ブクリョウ）などが配合され、冷えによる動悸やめまいなどの改善に効果を発揮します。

■真武湯【ツムラ】の成分■
茯苓（ブクリョウ）、芍薬（シャクヤク）、生姜（ショウキョウ）、蒼朮（ソウジュツ）、附子（ブシ）

効果効能

体力が落ちて冷えやすく、新陳代謝が低下している状態にともなう、以下のような症状：
胃腸虚弱、食欲不振、消化不良、下痢、腹痛、めまい、動悸、むくみ、慢性的な冷え、倦怠感、脊髄疾患による手足のしびれや感覚の鈍さ、高血圧症、リウマチ、老人性瘙痒症
■効果が現れるまでの期間■
即効性は強くありませんが、継続的な服用で徐々に体質改善が期待できます。
まずは3か月以上の服用をお試しください。
3か月¥16,740〜(税込)

用法・用量

■真武湯の服用量の目安■
1日2～3回、1回1包を水またはお湯で服用してください。
※ただし、年齢、体重、症状により適宜増減されることがあります。

■真武湯の服用のタイミング■
食前または食間に服用します。
朝・昼・夕のお食事の前など、飲み忘れの無いようご自身の生活リズムに合わせて服用してください。
※食前とは食事の30分前、食間とは食後2時間以上経ってから次の食事の間とされています。

■飲み忘れた場合■
1日2～3回服用の薬を飲み忘れた場合でも、次の服用時間まで6時間程度はあけるようにしてください。2～3回分を一度に服用することは避けてください。

リスク・副作用等及び注意点

■真武湯の主な副作用■
発疹、発赤、かゆみ、蕁麻疹、どうき、のぼせ、舌のしびれ、悪心などが報告されています。

■服用時の注意点■
・当該医薬品は、国内正規販売代理店（医薬品卸業）から仕入れています。
・真武湯の自律神経を整える治療は添付文書に記載のない適応外使用を指します。
・真武湯は、医療用医薬品として新陳代謝の沈衰しているものの胃腸障害などの治療目的で厚生労働省に承認されています。
・自律神経を調整する治療目的として承認されている同成分の内服薬はありません。
・真武湯は、諸外国でも処方箋医薬品、一般用医薬品として自律神経を調整するための治療を目的とした使用は承認されていません。そのため、重大なリスクが明らかになってない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

飲み合わせ・併用禁忌

真武湯には併用禁忌薬はありませんが、他の漢方薬や医薬品と併用する場合は、成分の重複に注意が必要です。
特に、附子（ブシ）を含む漢方との併用は、過敏症や副作用リスクを高める可能性があります。
また、現在治療中の疾患がある場合や他の薬を服用している場合は、必ず医師に相談してください。

よくある質問

Q：真武湯は即効性のある漢方薬ですか？
A：急な冷えによる腹痛や下痢に対しては、比較的早く効果を感じることがあります。ただし、基本的には数週間〜1か月程度、継続して服用することで冷え性や胃腸機能の改善といった効果が実感できるようになる漢方薬です。

Q：真武湯は長期服用できますか？
A：体質や症状に合っており、医師の管理・指導のもと服用していれば比較的安全に継続できる漢方薬です。

Q：真武湯で痩せる効果はありますか？
A：真武湯自体に直接的な「痩せる（痩身）」効果はありません。体質改善や水分代謝の向上によってむくみが解消され、結果的に体重が減少することがありますが、ダイエット目的での使用は推奨されません。