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低用量ピル ファボワール錠28
排卵抑制による避妊効果、生理痛の緩和のほか、低用量ピルの中でもニキビ・肌荒れの改善効果が期待できる「マーベロン」のジェネリック医薬品です。※40歳以上の方へは原則処方できかねます。
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お薬情報
■ファボワールの特徴■
ファボワールは、低用量ピル「マーベロン」のジェネリック医薬品です。高い避妊効果が得られるとともに、その副次効果としてPMSや月経困難症の改善、ニキビ・肌荒れの改善などにも効果が期待できます。
■ファボワールの効果・効能■
・避妊
・PMSや月経困難症の改善
・男性ホルモンの抑制
ファボワールに含まれている有効成分デソゲストレル(黄体ホルモン)およびエチニルエストラジオール(卵胞ホルモン)は、排卵を抑制するとともに、子宮内膜の肥厚を抑制。 これらの作用によって、精子の通過や着床を阻害し、妊娠を防ぐ効果があります。また、ファボワールの服用で排卵を抑え、ホルモン分泌の急激な変動がなくなることは、月経困難症やPMSの改善にもつながります。
さらに、他の経口避妊薬(OC)と比べて男性ホルモンの抑制効果が高いのもファボワールの特徴です。男性ホルモンの分泌を抑制することで皮脂の分泌が減少し、その結果ニキビや多毛症の改善が期待できます。
■ファボワール21との違い■
ファボワールには1シートが21錠で構成されているファボワール21もあります。(本品はファボワール28)ファボワール21は、21錠すべてに有効成分が含まれている実薬で、7日間の休薬期間があります。それに対してファボワール28は、21錠の実薬と7錠の偽薬(プラセボ)で構成されているのが特徴です。本来、ファボワール21では休薬となる期間もこの偽薬を飲むことで、休薬期間明けの飲み忘れを防ぐという狙いがあります。薬の効果としては全く同じなため、飲み忘れが心配な方はファボワール28錠を選ぶと安心だといえるでしょう。
■中用量ピルとの違い■
ファボワールをはじめとする低用量ピルは、避妊効果のある薬です。Oral Contraceptives(経口避妊薬)の頭文字をとって、OCと呼ばれることもあり、継続的に服用することで効果を発揮します。中用量ピルは、低用量容量ピルよりもホルモンの配合量が多い薬です。低用量容量ピルのように常用するというよりも、緊急避妊(アフターピル)や月経周期をずらすなどの目的で一時的に服用するのが一般的となっています。
用法・用量
■ファボワール錠28の服用方法■
・1日1回1錠をなるべく一定時刻に水またはぬるま湯で服用。
シート1〜3段目の白色の錠剤を21日間、続けてシート4段目の緑色の錠剤を7日間、合計28日間連続して服用します。通常、緑色の錠剤を服用している間に月経のような出血がおこります。
※初めて服用する場合は、月経開始日から飲み始めてください。
■ファボワールを飲み忘れた場合は?■
・白色の錠剤を飲み忘れた場合、翌日までなら気付いた時点で直ちにのみ忘れた錠剤を服用。その日の錠剤も通常どおりに服用してください。(1日2錠服用)
・2日以上連続して飲み忘れた場合は服用を中止し、その周期は他の避妊方法を使用してください。ファボワールの服用は次の月経から新しいシートで再開してください。
・初回に月経開始日に飲み忘れた場合、服用し始めてから最初の1週間は他の避妊法を併用してください。
■妊娠を希望する場合■
ファボワールの服用を中止すれば、約1〜3ヶ月間で自然な月経周期が回復し、排卵がおこるようになります。ただし、長期間服用している場合は月経が回復するまで、、約3~4ヵ月間と少し時間がかかることがあります。3~4ヵ月経過しても正常な月経が回復しない場合は、医師に相談してください。
■ファボワールを服用できない方■
以下のいずれかの症状に当てはまる方は、ファボワールを服用することができません。
・経口避妊薬を服用して過敏症をおこしたことのある方
・妊婦・または妊娠している可能性のある方
・授乳中の方
・骨成長が終了していない可能性がある方
・乳癌、子宮内膜癌、子宮頸癌およびその疑いのある方
・血栓性静脈炎、肺塞栓症、脳血管障害、冠動脈疾患にかかっている方、またはこれらの既往歴がある方
・肺高血圧症または心房細動のある心臓弁膜症の方、亜急性細菌性心内膜炎にかかったことがある心臓弁膜症の方
・糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症など血管病変のある糖尿病にかかっている方
・血栓性素因のある方
・抗リン脂質抗体症候群の方
・星型閃光や閃輝暗点、またはその前兆が見られる片頭痛がある方
・4週間以内に手術の予定がある方、手術後2週間以内の方
・産後4週間以内の方、長期間安静状態の方
・重症の肝障害のある方、肝腫瘍のある方
・脂質代謝異常のある方
・高血圧のある方(軽度の場合を除く)
・耳硬化症の方
・妊娠中に黄疸、持続的なかゆみまたは妊娠ヘルペスの症状があらわれたことのある方
・性器から原因不明の出血がある方
■ファボワールの服用に注意が必要な方■
次のような方は、ファボワールの服用に注意が必要な場合がありますので、必ず医師や薬剤師に相談してください。
・40歳以上の方
・喫煙者の方
・肥満の方
・子宮筋腫のある方
・乳癌にかかったことがある方
・乳房にしこりがある方
・家族に乳癌の既往歴がある方
・家族に血栓症の既往歴がある方
・前兆のない片頭痛がある方
・心臓弁膜症の方
・軽度の高血圧、肝障害がある方
・妊娠中に高血圧が認められた方
・糖尿病またはその疑いのある方
・ポルフィリン症の方
・肝障害のある方
・心臓の病気、腎臓の病気にかかっている方、またはこれらの既往歴がある方
・てんかんのある方
・テタニーのある方
・今後手術の予定がある方
・他に使用中の薬がある方
■ファボワールと併用できない薬■
以下の薬は、ファボワールと同時に服用すると相互作用により薬の効果を増強または減弱させるおそれがあるため注意が必要です。
・副腎皮質ホルモン剤
・三環系うつ剤
・パーキンソン病治療薬(セレギリン塩酸塩)
・免疫抑制剤(シクロスポリン)
・抗生物質(テトラサイクリン系・ペニシリン系)
・抗てんかん薬(バルビツール酸系・ヒダントイン系)
・精神刺激薬(モダフィニル)
・抗結核薬(リファンピシン、リファブチン)
・抗HIV薬(非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害薬・HIVプロテアーゼ阻害薬)
・HCV感染症治療薬(アスナプレビル、グレカプレビル水和物・ピブレンタスビル)
・解熱鎮痛薬(アセトアミノフェン)
・抗真菌薬(フルコナゾール・ボリコナゾール)
・血糖降下薬
・モルヒネ、サリチル酸 など
このようにファボワールは併用に注意が必要な薬が多いため、現在服用中の薬がある場合は、必ず医師に相談するようにしてください。
注意すべき副作用
■ファボワールの主な副作用■
主な副作用として、吐き気・嘔吐、乳房痛、頭痛、不正性器出血、倦怠感、下痢、腹痛、月経過多、発疹、浮腫、黄疸、視力障害などの報告があります。また、飲み始めはニキビ・肌荒れの悪化や性器の不正出血を起こす場合があります。しかし、一時的なホルモンバランスの崩れが原因であるため、服用の継続とともに落ち着く場合がほとんどです。飲み始めから1〜2週間経っても不正出血が続く、出血量が多いなどの場合は、医師に相談してください。
■ファボワールの注意すべき副作用■
ファボワールの注意すべき副作用としては、血栓症が挙げられます。血栓症とは、手足や肺、心臓や脳などの血管内で血のかたまりが詰まる病気です。ファボワールの服用によって血栓症が発症することはまれですが、生命に関わる重大な副作用となります。
以下の症状があらわれた場合、すぐに救急医療機関を受診してください。
<血栓症の初期症状>
・足の突然の痛み・腫れ
・突然の息切れ
・激しい頭痛
・舌のもつれ
・突然の視力障害
また、以下の症状があらわれた場合も直ちにファボワールの服用を中止し、医師に相談してください。
<血栓症の疑いがある症状>
・足のしびれ、発赤、ほてり
・頭痛
・吐き気・嘔吐など
・体を動かせない
・脱水症状
血栓症の予防には、正しい食生活と適度な運動、十分な水分補給が大切です。また、長時間同じ姿勢でいると血栓症が起こりやすくなるため、デスクワークの方はときどき軽い体操やストレッチ運動を行うようにしましょう。
■こんなときは医師または薬剤師にご相談ください■
・誤って多く服用してしまった場合
・激しい下痢または嘔吐が続く場合
・月経のような出血が2周期続けて来なかった場合
・医師に指示された処方を守らずに服用し、月経のような出血がこない場合
■その他ファボワールの服用における注意点■
・医師の指示なしに、自己判断で服用を止めないでください。
・セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)は薬の効果を減弱する可能性があるため含有食品を摂取しないでください。
・HIV感染(エイズ)および他の性感染症を予防する効果はありません。感染防止にはコンドームを使用してください。
・血液などの臨床検査を受ける場合は検査結果に影響することがあるため、医師に経口避妊薬を服用していることを申し出てください。
・直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。(室温保存)
■医薬品について■
ファボワールの「ニキビの改善」「PMSや月経困難症の改善」に関しては、承認がない適応外使用の医薬品となります。
入手経路について:国内の医薬品販売代理店を経由して購入しています。
国内の承認医薬品等の有無について:国内で効能・効果が承認されている同一成分の薬はありません。
諸外国における安全性等に係る情報について:「ニキビの改善」「PMSや月経困難症の改善」目的で使用した場合の副作用・リスクは明らかになっていない可能性があります。
ピル
もっと見るプラノバール配合錠21錠(吐き気止めセット)
¥5,730
ピル
低用量ピル マーベロン28
¥3,506
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低用量ピル トリキュラー28
¥3,506
ピル
低用量ピル ラベルフィーユ28錠
¥3,506
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低用量ピル シンフェーズT28錠
¥3,506
ピル
低用量ピル アンジュ
¥3,506
ピル
超低用量ピル ルナベル配合錠ULD(月経困難症治療薬)
¥11,647
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超低用量ピル フリウェルULD
¥7,035
ピル
超低用量ピル ヤーズ配合錠
¥12,941
ピル
中用量ピル プラノバール配合錠21錠
¥4,980
ピル
ミニピル ディナゲスト錠0.5mg(月経困難症治療薬)
¥14,300
ピル
ミニピル ジエノゲスト錠0.5mg(月経困難症治療薬)
¥7,112
ピル
ピルの無料相談
¥0
ピル
ドロエチ配合錠
¥4,980
ピル